今日はツィメルマンの柏崎公演に行ってきた。
ツィメルマンは1年おきに日本ツアーを行っていて、柏崎はツアーの初日の公演が多く今回もそう。
今年は前半にシューベルトの4つの即興曲と後半は当日発表の「前奏曲とその仲間」というプログラム。前奏曲とその仲間は様々な国の作曲家による古今の前奏曲を演奏するものであった。
前半のシューベルトは晩秋を思わせる寂寥感の滲む演奏。文句なく素晴らしい。これぞシューベルトという感じ。
後半のプログラムは今後の演奏会でも当日発表という事で曲目や作曲家についてはここでは書かないが、様々な作曲家の15曲の前奏曲をほぼ間を取らずに演奏するというものでなかなか野心的な試みと思えた。
前奏曲(プレリュード)と聞いて思い浮かべる作曲家が何人かいるが、そういった作曲家は複数の曲が弾かれていた。
いろいろな作曲家の曲を集めた割に、構成が見事でまるで一つの曲のように感じた。いうなればツィメルマンの展覧会の絵と言った趣があった。
以前はもう少しガツガツというか打鍵鋭く音がスコーンと抜けて届いてくる感じだったように思うが、今回、2023年のシマノフスキの時と同様に重めの音であった。
ツィメルマンは今年、70歳を迎えるそうだ。年齢・体力に合わせた弾き方に変化させてきているのだろうと思うがどうなのだろう。
しかし、凄い演奏だった。前回のツアーのあと引退説が流れたと記憶しているが、まだまだ素晴らしい音楽を聴かせてくれたし、これからも聴かせて欲しいもの。
という事で、今年のコンサートはツィメルマンで終わり。
夏の芥川やカルテット インテグラなど刺激の多い一年となった。
柏崎と言えばすかんぴんさんである。演奏会の前に少しお邪魔してきた。アンプが変わったという事でどんなものかと興味深々。
随分とご無沙汰していたが、アンプが変わったせいなのか何だか音に凄みが出てきたよう。シンバル何かはまるでドラ(ゴング)のようにドスが効いていて。まあちゃんとシンバルの音なのだが。
すかんぴんさんのブログを読むとカレンダー作りで忙しい様で悪いことをした。
今週はCDの整理を頑張っている。
積んであるCDが収拾着かなくなりつつあり、だいぶ見苦しいことになってきたので年末を待たずに整理しているがコレがなかなか捗らない。プラBOXに入れているのだが収まりが悪く手こずっている。
そんなわけで、今オーディオルームはカオスである。
中古CD漁りを少しセーブするか? 多分しない、というか今日もCDを買ってしまった。
素晴らしいコンサートだったみたいで良いですね。
返信削除ついでにオフ会とは充実した時間です。
自分はそもそも置き場が無いからディスクを
買うのを控えちゃいますが
買われる方は買われますよね。
片付けの際は一度部屋は大変な事になりますね。
ツィメルマンはやはり凄いピアニストだと再認識しました。
削除買わない後悔より買って後悔と思っています。
オフ会ではシェルの指掛け論で盛り上がりましたね。水掛け論にならず良かったです。
返信削除こんばんは。コンサート楽しまれたようで良かったです。うちの音を聞いて行かなかった方がコンサートをより堪能出来たのでは? お耳汚しでしたね。(笑)でも宜しかったらまたどうぞ。
先日はお忙しいところお邪魔致しました。いえいえ楽しかったです。また寄せてください。
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