オーディオの作法の上ではサランネットは外したほうが音が良いというのは常識、となっているのは七味も重々承知の上だが、我が家のバークレイⅡはやはりサランネットを着けたままの姿がビューティホーなの。
先日、コメントをやり取りさせていただいているMUUSANからアンプ買い替えの相談を受けた。MUUSANは熟慮の末、意中のマランツのアンプを購入された。そのアンプを紹介された記事の中にPM8006にはトーンコントロールが3つあるという記述が。
普通トーンコントロールはBASSとTREBLEの2つだが、さらにMIDレンジのトーンコントロールができるとのこと。
我が家のマッキントッシュC36はBASSとTREBLEの2つ。
BASSは400Hzを起点に±11dB、TREBLEは1000Hzを起点に+11dB、-は20KHzまでだら下がりに-20dBとなっている。
マランツPM8006はBASSが50Hzを中心に±10dB、TREBLEは15kHzを中心に±10dB、MIDが900Hzを中心に±10dBとなっていて、カーヴは緩やかだがちょっとしたEQのよう。
で、今回はトーンコントロールのこと。皆様はトーンコントロールをお使いになっているのだろうか?
CDが出始めた頃、盛んに云われていたのが”ソース・ダイレクト”ということば。要はアンプの余計な回路を通さずにCDからの信号を増幅し出力するのが出音に良いということらしい。
七味もその昔、そのようなスイッチがあるアンプ(ソニー製の333シリーズやヤマハのA-2000a)を使っていた際には使用していたものだが。
現在はEQによって補正だけでなく積極的な音作りをしていることもあってソース・ダイレクトには懐疑的(というほどでもないが)ではある。ディスクや音楽ジャンルによってはトーンコントロールを使うこともしばしば。
クラシカルな音楽に合わせたEQカーヴはおよそ1000Hzを中心に低域を上げ、高域を下げるカーヴとなっている。POPSやROCKでは低域がブーストされているのでベースやバスドラムの音をうるさく感じてしまうし、クラシックでもバイオリン曲などでは高域がキンキンとしてしまうこともある。そんなときはトーンコントロールを使うと聴きやすくなる。
トーンコントロールは直接的にその帯域を持ち上げたり、下げたりすることはもちろん、低域を下げることによって相対的・間接的に高域を持ち上げることもできるし、反対に高域を上げ下げすることで、低域を上げ下げすることもできる。低域・高域の両方を操作することで、中音域を上げ下げすることもできるわけで結構使いでのある機能と感じている。
マッキントッシュC36のトーンコントロールカーヴ (C36のマニュアルから) |
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PM8006のトーンコントロールカーヴ (マランツのHPより) |