2019年5月4日土曜日

N響ゆかりの2人の指揮者によるベートーヴェン全集(1) 

夢のような10連休も始まってみれば慌ただしく過ぎ、残すところあと2日ほど。あっけないものである。
先日、うな君のところに行った際、スイトナー/SKBのベートーヴェン交響曲全集のCDを借りてきた。
で、ハイファイ堂のHPを観ていたら、岩城宏之/OEKのベートーヴェン交響曲全集が出ていたので購入。このCDは朝日新聞社から出ていたもので、現在は廃盤の様子。通販やOEKの演奏会場で頒布されていたこともあってか、ほとんど話題にはならなかったように記憶している。以前にも持っていたのだが、どうしたわけか手放してしまい探していたところ。
岩城は若い頃にN響と全曲の録音を果たしていて、晩年には”振るマラソン”と称して2004年の大晦日一晩で全九曲を演奏、録音もされている。
この全集はその2つの間に入るもので、岩城は都合3度、ベートーヴェンの交響曲全集を録音していることになる。日本人指揮者では朝比奈隆(確か3度と記憶している)に並ぶハズ。これは意外。

一度だけ、岩城とOEKの演奏を聴いたことがある。最初の曲目を失念してしまったが、あとは確かハイドンのチェロ協奏曲の1番とメインがベートーヴェンの7番だったように思う。
ファミリー向けのような名曲コンサートのようなものだったので、小さなお子さんや赤ちゃんを連れた方も多かった。
そこで事件が起きた。どの曲でのことかは覚えてないのだが演奏が始まった途端に赤ちゃんが大泣きし出した。すると岩城は指揮を止めて、くるりと客席に向き直ると、静かにその赤ちゃんを連れたお母さんに客席を出ていくように促した。そのお母さんは赤ちゃんを連れて会場を出て行った。
岩城は客席に向かって何かスピーチをし、改めてその曲の演奏を始めた。 中々に忘れがたい出来事であった。

さて、このCDは94年と95年、浜離宮朝日ホールでのライヴ録音。録音は並みか。
一言でいえば、とっても優美なベートーヴェン。やさしい音楽。編成は8-6-4-4-3と小型だが、ピリオドアプローチはとっておらず、奏法は従来のまま。このタイプはMTTもとっていた。アプローチとしては過渡期的なところもあって、やや中途半端な感じもする。その後小編成(古楽器)+ピリオドアプローチが流行るにつれ廃れてしまった感があるが、スッキリと響かせようとするあたり嫌いではない。実際の演奏会場では演奏者も少なく、視覚的効果もあってわかり易いかもしれないが、スピーカーを通して聴くとボリュームで音量が如何ようにもできるので微妙ではある。

さて、スイトナーは痔かい次回。
連休、終わっちゃうな~。

ディスクにはそれぞれRIKYU-95001から5まで番号がついている

BOXでのCD番号はナシ
外箱はくたびれているが5&6のみ開封済で他4枚は未開封



4 件のコメント:

  1. 幸せの黒い猫2019年5月5日 9:15

    連休も後少しですね。
    とはいえ自分のメインイベントの
    家族総出の昼飲み会が
    今日なのでそれが楽しみだったりします。
    今年はバーベキューじゃないのが
    残念ですがそれでも楽しもうと思います。
    明日は1日のんびり音楽三昧です。

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  2. 幸せの黒い猫さん おはようございます。
    昼のみ会、楽しそうですね。
    こちらは一人で音楽三昧の予定。お昼からおビール頂いちゃおうかしら?

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  3. こんにちは。スウィトナーのベートーヴェン全集は昔から聴き続けています。作為的なところのない自然さが好きです。録音は定評があるようですが正直なところ再生には苦労してきました。特に英雄、田園など初めのころのものはまだまだ道半ばです。
    休みもあと一日となりました。本日は家内、娘、孫1名と新幹線で富山へ行ってきました。家内と娘は買い物、私は孫とチンチン電車で富山城公園で遊び、午後は新幹線乗り場で行き来を見ていました。孫は夢中になって喜んでいましたが、私は疲れました。明日はゆっくりしたいと思います。天気よくない方が家で過ごす理由ができて助かるのですが。

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  4. Kazuさん こんにちは。
    スイトナー、今聴いているところです。以前、英雄と田園のどちらかの再生が難しい、と仰っていましたね。抑制の効いた中でもがなり立てずも、結構エモーショナルに歌っているように感じます。第九は見事、というほかない演奏です。
    休みも何だかあっと言う間でした。朝、クルマに乗りながらラジオを聴いていると吹奏楽の番組をやっていて、そういえばうな君のところに行ったのは先週の日曜日かと、もう一週間経ったのだと実感した次第。
    本日は妻と娘がそれぞれの用事で東京方面に行っていて一人留守番。音楽を聴き、飲んで食べて、また聴いて、途中寝てという良いのだか悪いんだかという一日でした。
    ラサールSQとリン・ハレルのシューベルト弦楽五重奏曲のCDも届いたところです。

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