2014年3月22日土曜日

FRT-3 その後の続き Qujilaくじら の2枚

待ちに待った3連休。先週は同僚の欠勤によって多忙で疲労。こちらは大荒れの天候。とても寒い。低気圧のせいか持病の慢性副鼻腔炎が疼いて仕方ない。
頭蓋骨のなか、鼻の穴の奥、眼窩の下に副鼻腔という空間がある。慢性副鼻腔炎はこの副鼻腔に炎症があり粘調な膿汁(いわゆる青っ洟)が溜まってしまう。炎症がなければこの空間には何もない状態。頭蓋内の音の共鳴に重要な役割を果たしている。よって炎症があると聴こえる音も違ってくるハズ、と睨んでいる。

昨日はオーディオの調整に大半を費やした。先週、昇圧トランスをフェーズテックT-3からフィデリティリサーチFRT-3にした。しかしなかなか良い音で鳴ってくれない。T-3との昇圧比の違いだろうかFRT-3はかなり音が大きい。大きいだけでなく量感が増したように思う。低音域はハムノイズ対策が奏功して随分とおとなしくなった。しかしその分中音域~高音域が相対的に持ち上がる形となった。そのままではキンキンとした音で聴くに堪えない。聴けないわけではないがしばらくすると耳が痛くなる。どこか特定の周波数が膨らんでしまっているのだと思う。そんなわけでEQの315Hz~1.25kHz、3kHz~20kHzを1~2㏈ほど下げたり上げたり。結果はというと、今日のところは耳が痛くなったりはしていない。その意味では良い方向に変化したと言えるだろう。でもこのトランスの持ち味を消してしまっていないだろうか?

耳が痛くなるで思い出したが、オーディオショップでハイエンドの大型スピーカーの試聴をお願いするとどんだけボリューム上げんねん‼と関西弁で突っ込みたくなるほど大音量で聴かしてくれることがある。そんな時はたいがい耳が痛くなる。聴覚でなく痛覚。音楽は痛覚では聴けまい。またその時の店員のどう?イイ音でしょ?スゴイでしょ?こんなの聴いたことないでしょ?みたいな顔がイヤだ。聴いたこともないし聴こうとも思わへんワイッ‼

さて、EQの調整はもちろんレコードをかけてのことになる。もっぱらこの2枚を中心にかけている。
ショルティの新世界とメータの惑星。しかしCDと違ってレファレンスとなるLPが少ないのが悩みである。いわゆる録音のよいものは他にもあるがなんかこの2枚には愛着があって、うまく鳴ってくれたらうれしい2枚です。


                   サー・ゲオルグ・ショルティ/ドヴォルザーク:交響曲第9番《新世界より》【CD】【国内盤】


                   Mehta_planet_1

先日、懐かしいCDを買った。QujilaというバンドのCD。上が「MIX」で下が「島の娘」。学生時代によく聴いていた。その頃はレンタルCDをカセットテープにダビングしたものだ。Vocalの杉林恭雄の声が心地よい。中古CDショップめぐりで探していたがなかなか入手できずにいた。北九州の中古CDショップで通販で購入。

                   

                   

2 件のコメント:

  1. 調整作業お疲れ様です。
    七味さんのシステム、前、かなりの音量で聴かせてもらいましたが、LPも透明感が維持されていてうるさい感じがしませんでした。トランスの入れ替えでかなり印象が変わったらしいですが、成功するとうれしいですね。

    返信削除
  2. 正直、疲れました。
    結論は結局そのままが良い、です。
    まあ収穫もあったのでそれはブログで…。

    返信削除