5年前の決勝戦まで勝ち進んだとき、これは県民のテンションはMAXであった。うん。その年の年末、NHKでは夏の甲子園、日本文理の全試合を再放送したくらいだからね。びっくりしたのは勝つうちに段々と選手の顔つきが「らしく」なってきていること。いい面構えだよ。自信に満ちた顔だ。さあ、あとはタフさがカギか?頑張れ文理!
さて、全く関係なく、ディーリアスです。いつ買ったか忘れさせてしまうディーリアスの力。生誕150周年記念だから2012年だったか。たしかデッカも記念のBOXを出していたと記憶している。そちらのほうが録音も良いだろうと思ったが、EMIのセットにしたのだった。決め手は古い録音が多かったこととビーチャム卿の録音が多く含まれていること。ディーリアスの音楽は曲によって(特に声楽曲)派手でとても色彩的。でも、全体としては淡いモス(こけ)やそっと庭に咲くすみれの淡い紫色を連想させる。なので、あまりレンジは広くなくて良かろうと。録音が古くても良かろうと。きっと、そのほうが似合うに違いないと確信したのだな。そして、何といってもビーチャム卿なんである。ディーリアス・ルネッサンスの功労者にして伝道師ビーチャム卿。ディーリアスと卿は自分のなかにあって切っても切れない組み合わせだ。楽壇の異端者であったディーリアスを擁護したのがビーチャム卿であった。なお買ってからわかったことだけれど、ビーチャム卿のスピーチも収録されていた!これはうれしいサプライズ。
EMIのディーリアスBOX、実はまだ18枚全部を聴き終えていない。まあね、気が向いたときに、ふと聴きたくなるのがディーリアス、なんじゃないかと思う次第であります。(と、最後は伊丹十三風に終わってみる)
日本文理力尽きましたが、全体的に大変感動的でした。
返信削除こちらはディーリアスといえばバルビローリで決まりです。例のEMIの2枚セットのアルバム。特にハレ管弦楽団との演奏が好きです。久しぶりに聴いてみます。
kazuさん ありがとうございます。
返信削除文理、残念でしたねえ~。でも大健闘、長い夏でした。拍手~。
このセットにもサー・ジョンの演奏は含まれています。休日、まったりと(飲みながら、微睡)ながら聴くのがいいですね。