今日は穏やかな陽気で微睡むには好日。しかしながら図書館に本を一旦、返却しなければならず、仕方なくお出掛け。借りていた本を再度借り出したあと、BO/HOへ。HOのLPコーナーを冷やかしていたらスークのヴァイオリン、アンチェル/チェコPO.のドヴォルザークのヴァイオリン協奏曲のLPがあった。国内盤で値段もお手頃だったので購入。BOではポリーニのLvBの後期ピアノソナタ集のCDを購入。
早速聴きたいのはやまやまなれど、その後は歯科受診へ。継続中の右奥歯の治療。前回は昔かぶせたものを外したが、神経がまだ残っていて、今日はその神経を治療したとのこと。今も口の中に消毒の苦い味が広がっている。イソジンとかヨードの味がしていて気持ち悪くてしょうがない。
ということで、帰宅して聴いているわけだがこれが、やっぱりいいんだなあ。スークは後年デンオンに録音したが、デンオンのPCM録音は明晰なれどやや硬い音調が特徴。スプラフォン録音は硬さが後退して、ふくよかで優しい響きが堪能できる。ルドルフィヌムの豊かな残響も心地よい。LPの盤質はソリもなく、大きなキズもなく聴取には十分なノイズの少なさ。
ドヴォルザークのヴァイオリン協奏曲はチェロ協奏曲ほどには有名でないけれど、大らかなところが好きだ。といっても初めて聴いたのはつい最近。キャピトルのミルシテインのものを聴いてから。このディスク、昔買ったはずだがグラズノフばかり聴いていたようで、すっかり忘れていた。ドヴォルザークのコンチェルト、今ではヴァイオリンばかり聴いている。まだ聴かぬピアノ協奏曲も気になるところ。
LPは例によって精製水を振りかけメラミンスポンジで軽く擦り、ガーゼで水気を拭き取りターンテーブルに。外周スタビライザーを載せ、化粧筆で盤面のホコリを取り除いたのち針を降ろす・・・、とやっぱりこの手順、面倒だわ~。LPとCD、音の良さは我が家のシステム程度ではわずかにLPかというくらい。差は大きくない。わずかな音の良さを取るか簡便さを取るかである。CDのシステムをグレードアップすればCDでももう少し良い音になるのかどうか思案するものの全く思案だけ・・・。LPは時間のある週末だけの楽しみなのが惜しいよなぁ~。
今日、HOにいたときちょうどJBLの4428か4429が売れた。買ってったのは50歳くらいの男性。やっぱり聴くのはジャズなのかな~。とっても晴ればれとした表情。12インチ、羨ましい。コノコノ~!(by釣りバカ日誌)
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