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2017年2月11日土曜日

今更のムラヴィンスキー PIT Sym.4

今更、何をと言われるのを覚悟して言おう。DGのムラヴィンスキーのチャイコの4番、凄すぎィ~。

自分の持ってるCDはドイツグラモフォン・レジェンドと銘打ったシリーズの国内盤。4-6番の2枚組。
ムラヴィンスキーのこの60年のDG盤は巷間、名演奏と言われているし、七味もその通りだと思う。
ただ、これまで音が硬直して騒がしい感じがどうにも気になってプレーヤーのトレイに乗る機会はそれほど多くなかった。
それが、このところのフェライトコアの取り付けとEQの調整などによってコレが随分と良い音になった。以前よりも音の粒立ちが細かくなり、一段とムラヴィンスキーの音楽のニュアンスが聴き取れるようになった。
正直なところ録音良くねぇなあ、と思っていたこのディスクにこれだけの音楽情報が詰め込まれていたとは、己の不明を恥じるほかない。
ムラヴィンスキーは凄みだけにあらず。非常に表情付けが細かで、音楽の運びが丁寧だ。女性のような優雅さ・優美さを思わせるところもある。これまでは凄みばかりに耳がいっていたが、繊細であることに改めて気が付いた次第。そういえば異常に耳の良い指揮者であったことを思い出しました。

フェライトコアやEQの調整で随分と大きな変化が現れた我が家のシステム。色々なCDを聴いているのだが、どうもデッカ録音のものだけは変化がよく分からない。少しは変化があるのだろうが、ほかのレーベルのように驚くような変化は感じられない。一番変化したのはシャンドスやBISといったレーベルのもの。優秀録音だが、高音域がキラキラして煩い傾向のものはノイズに塗れた高音域の表現が高まって聴きやすくなったと思われる。デッカはというと、その変化が少ない。これは何故?

さて、この週末は随分と天気が荒れている。西日本は大雪らしい。こちら上越の平野部でも夕方になって結構な雪が降り始めている。朝は風が強かったがその風も止んだ。これは積もりそうな気配だ。
こんな夜に聴くチャイコフスキーはまた格別ではある。

POCG 9835/6


8 件のコメント:

  1. 村便のチャイコ、どういう訳かうちのストックリストには存在しない。昔は耳タコになるまで聴いたんだが今となっては荒っぽいイメージしかない。ところでうちも調整バッチリでここ一週間は楽しくてしょうがない。最近はもっぱらラフマニノフの2番3番(交響曲の方)ばかりです。

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  2. 不思議だねぇ。今度貸そうか?
    ムラ様、やっぱりすごいです。脱帽。

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  3. こんにちは。こちらは、大雪にならないで助かります。
    4番~5番、SHM‐CDなる版を持っていて、さっきから4番を繰り返しかけていました。金管がバリバリと耳にまとわりつくところが気になりますが、しんみりとしたところなど冬らしく、ムラヴィンスキーファンにとってはたまらんですね。
    この休みは外出せず、オーディオ中心に過ごしています。

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  4. この変化は顕著でしょう、生半可パーツを替えたレベルを超えてますよね?
    クリアに聞えるようになっただけじゃなく、音力の変化(ディナーミク)の幅など大きくなり、強奏部の力感など
    驚くほどの鮮明さで聞き取れるように鳴っているはずですよ。
    Decca系はいま少し試してみますね^^;

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  5. kazuさん
    ありがとうございます。
    夕べの様子から、こりゃ、積もるなーと思ってましたが意外と少なくて助かりました。
    SHM-CD盤は以前に通常CDとLPで4番を聴き比べしましたね。SHM盤はエッジがやや丸く聴きやすかった覚えがあります。
    近いうちにそちらに伺わせてくださいね。

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  6. moleさん
    ありがとうございます。
    電源なんて、ノイズなんてとこれまで軽視していましたねー。積年の盲を開かれる、いや聾でしょうか。
    随分と鮮明になりました。当初は高音域のキレイさに耳が行ってましたが低音域がグッとタイトになったなと。
    ただ、フルートの風切り音やバイオリンの擦れるノイズがちょっと気になってしまってます。
    またいらしてください。

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    1. 私はオーディオの研究者ではないのであくまで想像の域ですが、音楽信号ラインに、何らかのノイズ(この場合高調波)があれば、それによって信号が変調されるはずです。本来無かった無数の周波数のノイズが、程度はさまざまでしょうが混入します。つまり、元の正しい音は変調されて汚れます(と云うか、無くなる方向へ向かいます)
      その変調の元凶である高調波が減ると、消失した元の信号が聞えるようになります。

      も一つは、歪み音は刺激的で、本来の楽音をマスクし易いですね。
      で、低域の明瞭度なども、マスク現象が無くなればハッキリすると。

      更に、歪みが少なくなれば、本来のスピーカーの「音」がより正しい方向で
      出るようになり、それは即スピーカーの癖もリアルに訊く事になる・・・・
      なんて思っています(私のユニットも同様ですが)

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    2. ありがとうございます。
      七味は理論には全く疎く、結果良ければ…デス。
      高調波ノイズが電気信号を汚して結果的には出音を濁す、という事なんでしょうね。
      感覚的には電気的ノイズが減って音がドドーッと流れる、スムーズに流れるように感じます。
      ノイズが電気信号に乗っかっているとして、それが減った分電気の通り道に余裕ができて電気が良く流れる、そんな感じ。
      ま、テキトーな印象ですが。
      歪みについては、スイープ音を聴くと特定の周波数で歪んだり、部屋が振動したりするかと思えば、
      音が聞こえなくなったりすることがありますので、部屋の音響のクセを踏まえた機器のセッティングやリスニングポジションの設定も重要、と考えています。
      この辺りはEQが重宝しています。
      また御指南ください。

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