2020年6月13日土曜日

ミュシャの聴いた「我が祖国」は?

先週のオフ会・新津行からあっという間の一週間。当地新潟も梅雨入り。今日は雨。
よかったオフ会先週で。今週やってたら雨だったなあ。ちょっと持ってるな。

30度超えの日も何日かあり、暑さが苦手な七味にはツライ季節となりました。例年、この時期の七味は汗ダクダク。髪の毛までビッショリな異常発汗症。ハンカチ3枚は片時も手放せません。なんならタオルも。そんな七味も今年の梅雨は参りました。
原因はマスク。例年この時期には職場でもマスクはしないのですが、今年はずっと着用命令が出ています。しかも会社支給のマスクは2日に1枚だけ。
会社のマスク装着の規定では一度外したマスクは捨てて良いことになっているが昨今のマスク不足でそうもいかず。仕方なく会社のマスクと我が家のマスクを一日おきに着用してしているが、それでも一度外したマスクをするのは正直が気持ち悪い。そこにこの暑さ。滝のような汗でマスクの中はビチャビチャで気持ち悪さ10倍である。
早く、マスク不足解消して欲しい。このまま夏までマスクとなると気を失いそうである。

さて、先日のミュシャ展。アメリカでスメタナの「我が祖国」を聴いた話の続き。
誰の演奏なのか、気になってちょっと調べてみた。
”bostonsymphony orchestra archives”で検索すると、こちらのページが出てくる。Composerのところに”smetana”Workのところに”Má Vlast”と入力すると、演奏記録が出てくる。スゴイ!

展覧会の図録集に年表があって、そこには、
1908年ボストン交響楽団演奏のスメタナ作曲の交響詩「我が祖国」を聴き、スラヴの団結を促進し、芸術を通してスラヴ諸国の文化に注目させるために、余生を捧げる決心をする。
とある。

記録を見ると、1908-09シーズンに12回演奏されているようです。そのうち1908年は8回。 しかし、すべて第2曲のモルダウのみの演奏でした。指揮はマックス・フィードラー。
きっとこの中の演奏のどれかを聴いたのだろうと思います。
さて、ではボストン交響楽団における全曲の演奏はいつ?という疑問が湧きます。

08-08-1969 /1968-1969 Season
Bedrich Smetana / Má Vlast [My Country] (complete)
Karel Ancerl Boston Symphony Orchestra Tanglewood - Shed Lenox, MA, U.S.A.

なんと69年のアンチェル指揮によるタングルウッドでの演奏会。
wikiによると「我が祖国」の完成は1879年のようなので、90年後ということでした。

ということで、モルダウを聴きスラヴ団結を決心したミュシャに思いを馳せつつこちらを。

クーベリック指揮の「我が祖国」全曲。演奏はもちろんボストン交響楽団。1971年の録音。

DG UCCG-5115








4 件のコメント:

  1. 幸せの黒い猫2020年6月13日 18:39

    マスクが湿った状態での再利用は
    不快ですよね。
    自分は会社で特に着用と言う話しはなく
    また密も少ないので仕事中はマスクはしてません。
    でも子供はこれからは1日2~3枚は使うかもですね。

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    1. もう、マスク気持ち悪いです。しないと仕事にならないので仕方なくしてます。
      一体、いつになったらマスク充足するのでしょう?

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  2. 我が祖国は自分は高校の頃まではモルダウしか知りませんでした。
    と言うかモルダウが我が祖国の中の一曲ということすら知りませんでした(^^;)
    余談ですがK.フサのプラハ1968年のための音楽にはターボルのモチーフが出てきますね。

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    1. z-zakuさん、私もですよ。フサを先に聴いてたものですから、ターボルを聴いたときには驚きと同時に。「これかぁ~!」と思ったものです。

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