2020年6月6日土曜日

オフ会終了 そして歯医者

オフ会が無事に終了。
取り敢えず、一安心。仲間3人がディスクを持ち寄って、集まって、たくさん聴いて、お喋りした。
中でも、Kazuさんのベーム/WPh.のモーツァルトのレクイエムのSACD盤とバルビローリ/WPh.のブラームスの新リマスター盤と従来盤との比較試聴はなかなか興味深いものだった。

やはりSACDは特に高音域の情報量の多さでCDを上回るようだ。CDでも十分聴取には耐えうるのだけれど、SACDの音を知ってしまうと、ね。SACDの音に降参した気持ちもあるのだけれど、ここはやっぱり手持ちのCDでどこまで情報を引き出せるかの方に意欲を燃やしてしまうヘソ曲りな七味である。
バルビローリのブラームスは新リマスターのワーナー盤とEMI時代のDISKY盤との比較。ワーナー盤の方が音が立体的というか音際が立つというか、楽器の質感や音色の溶け合いと、そんぼ溶け合うなかでも音色の違い・対比という点で優れているように感じた。DISKY盤はそれに比べると全体に平板な感じがするが、長年DISKY盤を聴きなれた耳には甲乙つけがたいと感じる部分も。
このあたり、思い入れなどもあって、客観的な評価は難しいものだと痛感。

オーディオの方は、好意的な感想を頂くことができました。
実は、音が決まったのはつい昨夜のこと。矢野顕子と上原ひろみのピアノデュオのディスクを鳴らしていて、高音域がフワフワした感じがあった。そこで、トーンコントロールで2目盛りほど下げると良い感じ。ならばと5000Hzから上の帯域を2dBほど下げたところ俄然、矢野顕子のヴォーカルがビシッと決まって浮かび上がるような、高みへ突き抜けるような音調に変化。
コレだっ!と直感。倍音のバランスが整ったのだと思う。中音域から高音域にかけての音の繋がりが良くなった。
この後は放置状態の低音域と他の帯域とのバランスを取れないものかと思案中。

オフ会が終わって、夕方からは予約していた歯科の受診。
本日も前回同様、汚れをガツガツとやってもらう苦行。時折とんでもなく痛い時はあったものの、オフ会での充足感から来る幸福感で割と耐えられた。

直前に音飛びしたゴンチチはやはりダメで、買い直しが必要か?。特定のトラックが音飛びするだけなので、聴こうと思えば聴けるのだが。学生時代から聴いてきたCDで思い出も多い。ちょっと寂しいものがある。

昨夜、横田めぐみさんのお父様である横田茂さんが亡くなられた。
新潟県民としても残念に思う。さぞ無念であったろうと思う。ご冥福をお祈りいたします。

アメリカの黒人差別問題に端を発する大規模なデモ・暴動。軍の投入も辞さないと息巻くトランプ。
カナダの首相は記者にこの問題を問われ20秒沈黙したそう。一国の指導者として軽々しくは語れない話なのだろう。
因みに、ニュースで良く見かける片膝をつくポーズ。NFLの元49ersのQBコリン・キャパニックが試合前の国歌斉唱時に人種差別を訴えるために片膝をついて抗議したのが始まりと記憶している。
その後、怪我もあったがNFLからは干されてしまった格好になっている。
さて、安倍首相はこの件について何か発信しているだろうか?日本国j内にも差別やヘイトはある。
このような時こそ、日本医おける様々な差別・ヘイトに改めて反対の意思を示し、差別・ヘイトを助長する友人トランプに苦言を呈すべきだろうに。



膝つき抗議のキャパニック、NFLとの和解が成立 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News

8 件のコメント:

  1. お疲れさまでした。楽しいひと時でした。
    七味さんのシステム、調整が成功し大変良かったです。全体的に大変バランスの良い、不満なところが見当たらない鳴りっぷりでした。こちらではあんなに豪快で精緻な再生はできません。うらやましいでした。
    またよろしくお願いします。

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    1. 昨日はありがとうございました。
      鳴りっぷりだけは、ですが楽しんで頂けたのならウレシイです。
      やっぱり、顔を突き合わせてのお喋りは楽しいですね。またよろしくお願いします。

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  2. 幸せの黒い猫2020年6月7日 8:07

    オフ会楽しい一時が過ごせたようで良かったですね。
    SACDの滑らかさを聴くとCDはやっぱり
    少しがさつさを感じてしまいますが
    自分は基本CD再生環境しかないので我慢です。
    CD、レコードでも同様の差を感じます。

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    1. 裏ワザのご紹介ありがとうございます。
      アナログ録音のCDをSACDにしても所詮はアナログ録音、という意見もありますがやはりSACDにはそれなりにCDを上回る情報量の多さを感じます。それでもCDにはCDの良さがあると思います。
      すでにCDで持っている音源をSACDで、とはなかなか経済的にも行かないですね。

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  3. 幸せの黒い猫2020年6月7日 17:41

    自分はメインはCDしか再生出来ませんが
    現状で特に不満はないです。
    それは多分に単体DACを使っているのも関係してます。
    一体型のCDプレーヤーに単体DACを繋ぐと
    音色が変わる以上に音のレベルが上がります。
    ノイズ感が下がり滑らかさが増します。
    一体型はディスクを回すモーターも
    繊細な変換をするDACも同じ箱の中ですので
    どうしてもDACにノイズが載りやすい気がしてます。
    SACDだと何故かCDだと感じるざらつきが消えるのが不思議ではありますが。
    単体DACを使うとCDのそのざらつきが
    かなり減るのです。

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    1. コメントを読んで、腑に落ちました。これまであんまりDACと分離というのは考えていませんでした。
      仰るCDのざらつきは、幸せの黒い猫さんの思い描くものと同じかはわかりませんが、なんとなく感じるところです。
      CDの方がなんとなく音の輪郭が明確なように思います。
      ただSACDプレーヤーの一体型でも同じように感じるのであれば・・・、どうなんでしょう?
      疲れて頭が回りません。スイマセン。

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  4. 幸せの黒い猫2020年6月7日 19:02

    友人のSACDプレーヤーでハイブリッド盤を聴いた時に
    CD層だとザラ付きを感じるのがSACD層だと滑らかに感じますが
    それを自分のシステムに組み込んでる訳ではないので
    実際に自分のメインにSACDプレーヤーを組み込んでの結果は未知です。
    SACDの方が滑らかな分エッジが丸くCDの方が
    輪郭が明確に感じる部分は有る気はします。
    でもCDでも単体DACを使うとそのザラ付きが軽減されるのが不思議です。
    X-30でもL-D1でも単体はザラ付きます。

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    1. そうすると、やはりCDではざらつきがあり、DACを分離するとそれが軽減されるわけですね。これまで、あんまり気にしてない(気にならなかった)ですね。エッジ云々以外に音にざらつきがあるというわけですね。

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