2022年4月8日金曜日

本日充実、の一日

娘の引っ越しについていった妻は昨日帰宅。いよいよ妻との二人暮らしが始まった。ウィッチがまだ子供だった頃は7人が暮らしたこの家もついに二人になった。まあ、子が育ち旅立つのは良い事。喜ばねばならぬな。

今日は休みだったので、柏崎まで行ってきた。ちなみに妻は仕事ですお疲れ様です。
目的は二つ。
一つはDL-103の針先の移植をお願いするため。二つ目はすかんぴんさんのトコの音を確認するミッション。
103はどうも歪っぽい音がして針先がだいぶ減って歪んでいる感じ。レコードの保護のためにしばらくお休み頂いていた。針交換もしくは中古での新規購入も考えていたが、昨今のレコードブーム故の値上がりが激しく、クルマのローン&仕送り地獄のウィッチにとっては少々このハードルは越えがたい。
そこで、すかんぴんさんにお願いして針先の移植をして下さる方を紹介いただきました。
Yさんのお宅(店舗兼住居)、そこは時間が止まってしまったかのようなところ。SP盤を中心に、レコードが積まれていました。う~ん、凄い。凄いとしか言いようがない。
用件そっちのけでいろいろとSP盤を聴かせて下さる。見せて頂くと海外盤。落とすと大変申し訳ない事態となるのでガチガチに緊張です。
SPはクラングフィルム。励磁型。カートリッジはESLという米国仕様?のオルトフォンでした。
このところよそ様でSP盤を聴かせていただく機会も多く、器楽曲特にバイオリンの演奏や歌曲の何とも言えず濃密な音の佇まいに魅了されてます。
なかでも聴かせて頂いたブッシュ/ゼルキンのスプリングソナタは格別。以前FMでブッシュの演奏を聴いて端正な音楽が気になっていたところ。
ストリーミングで聴くこともできるが、やはりSPの音は素晴らしいもの。ゼルキンのピアノの折り目正しさにこちらの背筋もスッと伸びますね。
103の方は、やってみますとお返事を頂きました。
針先の移植、と書きましたがどうやらカンチレバーごとの交換とのこと。ネットで調べてみるとやや高域が落ちるようですが、そこは使えないカートリッジよりは使えるカートリッジということで。お願いしてきました。

Yさんのところに伺う前に時間がありましたので、ずっと行ってみたいと思っていたドナルド・キーンセンター柏崎へ。以前寄ったときは休館でしたが、今日はちゃんと開館してました。
様々な業績の展示も魅力ですが何と言っても、NYにあったキーンさんの書斎の復元展示が見たかった。落ち着いた雰囲気の書斎にはCDの棚がありました。やはりオペラが多いみたい。
確か、LPやSP盤も所蔵しているはずでしたがそれは展示されてませんでした。ちょっと残念。帰りに受付でその旨をお話しするとSP盤のリストをくれました。

さてYさんのところを辞して、すかんぴんさんのトコへ。
過去二回伺った際は機材のトラブルに見舞われましたが、今日はちゃんと音が出てた(笑)
一聴、安定感がある音。音の構えに安定感がある。前から音はスコーンと飛んできたが、なんでしょうか?ドカーンと飛んでくる。スピードとパワーの両立。オーディオ界のエンゼルス大谷やぁ~。いや、アーロン・ドナルドか??(ググってくださいな)これは聴いていて楽しかろう。いや凄い←(語彙力
   
ということで、今日の休日は久しぶりの充実したお休みでした。
お前んとこの音はどうなんだ?問題ですが、特に変わりなし。床の敷物を少し下げたのもあって、ややライブ感が増したとも云えるし、少々床の響きが乗った音とも言えて、どう判断したものかと思案中。やはり何か敷いた方が良いのかもう少し判断を留保します。
マッキントッシュのメーターの針の動きもちょと怪しくなってきましたが、これはまあ気にしないことにします。

この記事を投稿しようとしたら(した後に?)、Bloggernoコミュニティポリシーに違反しているという報告があったとかで、公開が止められてしまった。アダルトコンテンツだとかなんだとか項目がいくつかあるようだがこの記事が何に違反してるのか皆目見当がつかない。違反項目を直して再投稿しろみたいになっているが直し様がない。
今は審査をリクエストして判定が覆るのを待っているところ。
怪しいウィルスソフトの警告画面が出たりと最近は嫌なことが続く。
と書いていたら解除されたみたい。良かった。と思ったらまた警告が。どっちやねん?
仕方なく、記事をコピーして再掲しました。







4 件のコメント:

  1. 幸せの黒い猫2022年4月8日 6:57

    103の針先交換されるのですね。
    結果が楽しみですね。
    なかなか以上に貴重なシステムで
    聴ける機会に恵まれて羨ましく思います。
    ブログの方は何なのでしょうね?
    荒らしに狙われてる可能性も有るかもですね。

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  2. 103、どうなりますかね。楽しみです。
    いやしかし有るところにはあるもんですね。

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  3. ウエスタンやクラングフイルムはトーキー(映画)用なので広い会場に音を飛ばす必要があります。
    あの時代はパワ-アンプの出力が小さいのでスピーカーの能率がすべてだったのでしょう。
    現代スピーカーとは思想が違うので良いモノを聞けて良かったですね。

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    1. あの音にはいつも魅了されます。とはいうものの、あれだけの装置をという気にはなりません。
      たまに聴かせていただくのが私には丁度良い感じです。

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