2022年4月20日水曜日

DL-103が戻ってきた

針先の摩耗を疑って針の移植をお願いしていたDL-103を取りに行ってきました。

今日は町内の春季祭礼で、ウィッチも隣組長の代表ということで出席しました。8時15分に町内会館に集合し、準備に取り掛かる。町内会の執行役員の方々は皆70~80代の方ばかり。自然、一番年少のウィッチが働くことになるわけで。
まあ、致し方ないですね。
その祭礼も9時に始まって30分ほどで終了。思いのほか早く終わってしまったが、今日は1日年休を取っている。
時間を持て余してしまったので急遽柏崎まで出かけた、という次第。

さて、カートリッジは針先の摩耗とかではなく、移植をお願いした方(Y時計店さん)曰くダンパーの劣化によるものらしい。なので針先は弄りませんでしたという。
ダンパーが硬くなってしまって歪んでいる症状のよう。
なので、使う前に暖めるとか、標準の針圧よりも重めの針圧を印加して、たくさん使っているとダンパーが柔らかくなるかもしれませんと。
確かに、音が歪みだしたのは秋に入ってからだった。しかも歪むものだからやっぱりダメとすぐに別のカートリッジに交換してしまっていた。
逆効果だったわけ。

帰ってから、少し重め3.0gの針圧を掛けてレコードを聴いてみる。確かに歪みはない。ただカンチレバー根元のボディーより出っ張っている(紙のようなものが巻いてある)ところが盤に触っているようないないような。なかなか目視では確認できない。2.7gにしてみても微妙でした。やっぱりダンパーはヘタっているようです。回復は望み薄な様。それでも音は以前に比べて良い感じ。クルマの中で暖まったのも良かったか。
3枚ほど立て続けに聴いているが今のところは良さそう。これならまあ使える。
でもこれは延命処置に過ぎないですね。やはり交換する時期なんだろうと思います。また103を購入するかは未定ですが。

Y時計店さんのところでクライスラー自作自演の美しきロスマリンをSP盤で聴かせていただいた。何と朗々と鳴ることだろう。今日もまた溜息しか出ませんでした。
帰りがけにコレ差し上げます、と言ってハイフェッツ/ミュンシュ・ボストンのベートーヴェンのコンチェルトのLP盤を頂いた。LS盤国内盤のかなり初期のもの。
有り難く頂戴して帰ってきました。

先週のEテレクラシック音楽館は尾高/N響でブリテンとバーバー、エルガーでした。
ブリテンの4つの海の間奏曲は演奏を観るのは初めて。
テレビであってもやはり観ると聴くでは観ることの情報量の多さというのはありますね。
好きな曲ではありますが、一層好きになり最近のクルマの中でもよく聴いています。という訳ではないですが、Yさんのところに伺う前、約束まで少し時間があったので柏崎中央海岸へ。柏崎の海は凪いでいて穏やかでした。









4 件のコメント:

  1. 幸せの黒い猫2022年4月20日 20:39

    針先でなくダンパーでしたか。
    どんな物でも寿命は有るので仕方ないですね。
    ひと夏使って秋口また悩むのも良いかもですね。

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  2. ダンパーでした。
    やはり根元がわずかながらレコードに接触しているようです。さほど音質には影響はないですが。
    >ひと夏使って秋口また悩むのも良いかもですね。
    そうします。

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  3. MCもMMもゴムダンパーを使っているので寒くなるとゴムが硬くなるので歪みっぽくなります。暖房機で部屋が温まってもダンパーが柔らかくなるまで時間がかかるのでついCDに流れてしまっています。だんだん暖かくなつてなってきたのでのでいよいよLPの出番ですね!

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  4. どうもダンパーの外の部分が盤に当たってしまっているようです。寿命かもしれないです。

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