2026年5月24日日曜日

もちづきオーディオ俱楽部mini

 先日読んだ石塚真一「BLUE GIANT」とその続編「BLUE GIANT SUPREME」が良くてジャズ聴きたい欲が再燃しつつある。SUPREMEは欧州が舞台。ドイツに渡った主人公の宮本大とそのメンバーの熱い物語。画面から迸る熱に何度震えたことか。熱いものが目から零れたことか。
物語はアメリカ編のEXPLORERへ。

今週は他に餅屋䖸(モチヤ アリ)の「濁唾濔蓏(ダクダデイラ)」も。こちらは小説。

 ―過去十数年に亘って、個人的に収集してきたネット上の怪文書を、誰かと共有出来たらと思い、こちらに投稿させて頂きます。

という形のモキュメンタリー・ホラー。
ネット掲示板やSNSの画面を模した部分だったり伏字もあったりで少々読みづらいが面白く読めた。怖いと言えば怖いが何だかよくわからないところが多く置いてけぼりを食った感じがまた怖い。
最近はこのモキュメンタリー系の小説が人気なようだ。youtubeでも実際の話のような怖い話や都市伝説系が多い。

火曜日に整形へ肩と頸の診察へ。思いのほか早く終わったので「廃用身」という映画を観てきた。2003年に刊行された久坂部羊の同名小説が原作。文庫になったときに読んだが、あまりにもグロテスクな感じがしたものだ。それがおよそ20年を経て映像化されるというので期待して観た。
しかし、細部のディテールの甘さが気になってダメだった。
いま、改めて原作を読んでいるところ。

今週末は3連休。初日の昨日は佐久市へ。もちづきオーディオ倶楽部miniへ。
先回聴くことが叶わなかったJBLのD208と075を使った主催の鈴木さんとタニアンさん自作SPの競演。3台の真空管アンプの聴き比べにソウルノートのCDPと外部クロックの有り無しなど。
JBL聴き比べは同じユニットを使ってここまで違うのか!という驚き。鈴木さんはライブ感重視で一方のタニアンさんはタイトに、というコンセプト。どちらも良い音。
好みで言えばタニアンさんか。細部の仕上げも見事だった。
今回の会にもタニアンさんがレストアしたJBLを使われている方が数名いらっしゃっていたが音を聴けば納得。
なんでもユニット一つとってもどれとして品質が均一ではないのだとか。10あったら2つ合うかどうからしい。スピーカーの製造番号が連番でも随分違うとのこと。たくさんのユニットを購入しレストア、測定して近似するものをチョイスして使っていると言っていた。揃えたユニットのペアだと鳴りが全然違うらしい。途方もない話だ。

真空管アンプ聴き比べではトランスにパーマロイを使ったものが高域に艶やかさがありやはり華やかでよかった。今回、すかんぴんさんのご友人のIさんもアンプを持ち込んでいた。前回は調子が悪く、今回はリベンジなのだとか。パワーは3.5ワットと小さめだが堂々たるドライブを見せつけてくれた。
鈴木さんによるとアンプ自作界隈では気鋭のアンプビルダーとして注目を集めているという。いつかアンプの作製をお願いしたいものだ。
外部クロック。これは知らない方が良かった、というくらい変わるし素晴らしい音。
プレーヤー内蔵のクロックでも十分に良い音だが外部クロックを使うと立ち上がりと減衰が急峻で良く言えば拡がりがある、悪く言うと散漫だった音像がギュッとフォーカスされてスピード感があって纏まりのある音に変化。これは欲しいなあ、良いなあとは思うもののお値段が…。まあ見なかった聴かなかったことにしときたい。
およそ6時間ぐらい音楽を聴いて、そのうちダレたりしたものの、いろいろお話しが出来たことが良かった。
またオーディオ倶楽部miniが開かれたら何か紹介出来たらなとは思うが…。

さて会をお暇してブッコフへ。
そこにはBLUE GIANT EXPLORERが全巻。価格もブックオフオンラインよりも安いしクーポンも使えてさらに安くなる。勢いで買ってしまった。

今日は我が家の音をゆっくりと楽しみつつBLUE GIANTを読むことにしよう。

外側がタニアンさん、内側が鈴木さん

パーマロイを使ったアンプ
球はシーメンス製

全体を
試聴ではやや歪みが多い感じ。

我らがIさん作のアンプ
パワーと低ノイズに振った潔い音
MJ執筆陣も注目する若手アンプビルダーなのだとか

鈴木さん作のアンプ
ファインメットはカッチリと鳴る感じ

ブッコフでの収穫
先日亡くなったMTTのマーラー3番と
プレヴィンのプロコフィエフ



















2 件のコメント:

  1. 幸せの黒い猫2026年5月24日 18:47

    ドンドンJAZZのレコードを買って楽しむのが吉でしょう。
    モノ録音のJAZZレコードをシュアーの疑似モノカートリッジで
    SX-3を横並び配置で熱く聴きましょう!
    JBLの個体差の大きいのは有名過ぎますよね。
    なのである程度特性の近いのを左右ペアにしたりしてたみたいですね。
    自分の4312MKⅡwxも左右でシリアルは全然違います。
    エソテリックSA-10は外部クロック対応でしたね。
    下手に有ると気になる製品でしょう。

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    1. コメントありがとうございます。
      JBL、そんないい加減な感じでもスピーカーの世界シェアでは天下取ってるし、やっぱり凄ぇよね、という事らしいです。
      よくJBLではクラシック鳴らないという事がSNSで言われるのですがそんな雑に一括りにすんな、と。良く鳴っているJBL使いの方を知ってマスの寿司。なんらなウチのタンノイよりシルキーじゃねえか、と。
      クロックはホント知らない方が幸せかも。記憶喪失になってます。

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