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2015年1月25日日曜日

キニ(ナ)ル・コンドラシンの新世界より

ダジャレです、ハイ。すいません。

シベリウス漬け(略してシベ漬け、ど~もすぃやせん)のなか、ドヴォルザークの新世界、合間を見ては聴いていますよ。LPのラックを見ていたらコンドラシン/VPOの新世界が出てきました。すっかり忘れていた。きっと学生時代に買ったものだろう。
コンドラシンはソ連時代にショスタコの全集、亡命前後にはデッカ、フィリップスに少なからず録音を残した指揮者。ただ亡命後しばらくして心臓疾患で亡くなってしまったため西側のオケとの録音は少ない。KGBによる暗殺説もあったくらい、タイミングとしては突然の死だった。クーベリックのあとを襲ってバイエルンRSOの首席指揮者となるはずだったのに・・・。主席指揮者のポストはコリン・デイヴィスが継ぐことになったのは御存じのとおり。でもコンドラシンとBRSO.どんな活動になったのか興味あるなあ・・・(と、しばし妄想中・・・)
協奏曲の伴奏も上手く、アルゲリッチやチョン・キョンファの伴奏でも知られている。アルゲリッチとのチャイコはコンドラシン最良の演奏の一つ。
再注目のきっかけはLP。ビクターのショスタコが思いのほか良い音でびっくり。このあたりマスタリングの上手さが光るビクター、それはXRCDの高品質もその最良の伝統によるところが大きい。意外な思いがした。コンドラシン、いいじゃない。

新世界はデッカに残した録音の一つ。
その昔、トンデモ盤、とかトンデモ指揮者がブームの折、コンドラシンとACOのブラームスの1番もそのやり玉に挙げられていたなあ。第4楽章コーダ直前フォルテから急に音量をガクーッと落とす、という荒業。これはコンドラシンにしかできないフィニッシュホールド。聴き手が何が起きているか分からず動揺している隙にフィニッシュされてしまう必殺の技。アレにはすっかりやられました。あとはあまり知られてはいないが、シベリウスの5番もスゴイ演奏。コンドラシンの演奏スタイルは速めのテンポでグイッ、グイグイッと音楽を引っ張るものだけれど、この5番はそれにしても速い。ベルグルンド/ヘルシンキが全曲30分23秒かけるところをコンドラシン/ACOはライブ録音ながら26分52秒で一気に駆け抜け、シベリウスの影も見えない演奏を展開する。多分、最速演奏でないかと思う。フィリップスとデッカではライブとセッション録音というふうな棲み分けがあった模様。
スタジオ録音はライブほどには速くなくおとなしいものの、それでもタイトでスマートな演奏。このVPOとの新世界はオケとの相性がバッチリというわけではないが好演奏。VPOはしっかりと枠をはめてあげるとその中で歌おうと頑張るせいか良い演奏をする傾向があるように思う。この演奏はそのパターンが見事にハマった演奏。録音も79年でデジタル初期ながらVPOの美音が堪能できる。
それだけに、早逝してしまったことが悔やまれる。
ということで、キニ(イ)ル? コンドラシン?

気になるといえば、「今でしょ!」の林修先生。テレビに出ている人ではダントツ気になる。
林先生が以前テレビで、書かなければ思考を展開したり、整理することはできないんだ、というようなことを言っていた。全くもって大きく首肯できる話。自分もこのブログにいろいろと書くことで、今まで以上に思ってたことや考えたことがしっかりと形を持つようになったように感じている。
林先生の名前が冠についたテレビ番組特に、林先生の痛快!生きざま大辞典が面白い。「今でしょ!」がブームの頃は「今でしょ!」ばかり言わされていて分からなかったけれど、結構スゴイ人。この人、予備校の先生だけあって面白くて分かりやすい。この手の解説番組といえば池上彰だ。この人の番組は基本、やさしいところから段々難しい話になる。これは分かりやすくて当たり前。林先生の場合は、難しくても本質・核心を一気に突いて、それを解きほぐすように解説していくんだな。そこがとてもスリリングで好奇心をくすぐって面白い。分かりやすい+面白い、今はこれでなくては。必見ですぞ。

あと、日本の古本屋(https://www.kosho.or.jp/)という古書検索サイト。今さら?という声も聞こえてきそうだが、値段はともかく、検索した本はほぼヒットする。
まだ実際に利用はしていないのだがタイトルをいれて検索するだけでも結構面白い。地方に住むものとしてまことに便利である。

2 件のコメント:

  1. どうも。また寒くなりました。
    VPOは一発勝負のような録音で名演がたくさんありますね。コンドラシンとの新世界もそのひとつだと思います。自分のシステムでは重量級の新世界に聴こえます。

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  2. コンドラシンとVPO、シェエラザードと新世界だけでなくもっと聴いてみたかったですねえ。マーラーとかロシア物をもっと聴いてみたかったですね。
    こちらはウナ君が貸して(無理やり置いてって)くれたムーティのチャイコ全集にハマっています。時折ビリつくけれど、スゴイ演奏ですよ、コレ。

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