2015年1月8日木曜日

美ジャケ!O.Respigi Church Window &G.Gershwin Rhapsody in Blue

職場のインフルエンザもようやく終息に向かいつつあり、業務も通常通りとなった。
天気は今週、この後は崩れるとの予報。

さて、去年の今頃のブログでレスピーギの「教会のステンドグラス」を紹介した。あれから一年、新たな教会のステンドグラス(以下、ステンドグラス)のディスクを手に入れた。この曲の本命盤、ジョフリー・サイモン/フィルハーモニアO.の演奏。シャンドス盤LP。たまたま覗いた中古LPのネット通販で見つけた。輸入盤ながら1500円ほどだったので即購入。盤質は軽いスクラッチノイズが聴き取れる程度でまあまあといったところ。
演奏、録音ともに文句なし、と言いたいところだがクライマックスのオルガンによるコラールが控えめなのはちょっと残念。しかし、演奏と録音の水準のバランスはさすが。
もう一枚。プレヴィン/PIT SO.のガ―シュイン・アルバムを。こちらは海外盤に日本語解説を付けた国内発売盤。演奏はジャズ風ではなくシンフォニックな仕上がり。プレヴィンのピアノは洒脱な演奏ながらピッツバーグのオケがやや重い。ちょっと意地悪な言い方をすれば野暮ったい、田舎臭いと思うのは自分だけか?PITはその後、マゼールやヤンソンス(変換時にソンが損、となるのはなぜ?)と大物を迎えるもののメジャー・オケになりきれないのもこの辺に一因が?PITは鉄鋼の街。質実が美徳なのか?そう考えるとプレヴィンの音楽監督就任は良かったのか悪かったのか?しかしプレヴィンもマゼールもヤンソンスもピッツバーグのあと、巨匠としてさらに認知度が上がるあたりピッツバーグ、実はミラクルなオケなのかも。

この2枚のLP、それにしてもジャケットがビューティホ~。特にガ―シュインはブルーをバックに鳥の羽が一つ。そこに星条旗が映り込む。そして何といってもジャケット上の赤いライン。この頃のフィリップスはセンスが良かったなあ。ステンドグラスはステンドグラスに描かれた大天使ミカエル。なんだか悪いことをしたら怒られそうです。威厳、ありすぎます。

LP、今聴いてもそれほど音については大きな不満はないから不思議。ま、不満に思うのは鳴らすまでの準備がメンドクサイことくらいか?

撮影が下手で魅力が伝わりにくくて残念。下の画像はクリックすると拡大できます。






4 件のコメント:

  1. おじゃまします。
    きれいなジャケットですね。LPだと大きくてなお良いですね。
    自分も好きなのがありますが、そういうのは、だいたいん録音内容も良いように思います。
    安易なデザインだと内容も安易なのでは、となりますね。
    アンドレ・プレヴィンは・・・ 本日、チョン・キョンファの伴奏をしているCD聴いていたのですが、本当にうまいなと思いました。

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  2. kazuさん こんばんは。寒いですね。
    撮影技術がお粗末で・・・。
    音楽を聴いているのだけれど視覚的な要素も確実に影響しますね。厳めしいLvBの肖像画、とかカラヤンの指揮姿などなど・・・。
    消滅してしまったフィリップス。デッカロゴの再発盤は何だかとても残念な気がしてしまいます。

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  3. レーベルに関連して、デッカのチョン・キョンファのBOXを入手したのですが、室内楽でチョン・ミュンフンなど共演しているグラモフォンのCDも数枚含まれています。デッカとグラモフォンも合体したのでしょうか。
    消滅したフィリップスといえば、夜、N響アワーでマリナーが指揮するようなので録画します。

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  4. 今日はうな君がお子さんと遊びにきました。
    デッカとグラモフォンはそれぞれユニバーサルミュージックのレーベルの一つですね。詳しいことはわかりませんが今はデッカがクロスオーバーとオペラ物、グラモフォンが従来通りといった棲み分けがされていたと記憶してます。まあ、新譜を買わないのでよくわからないですが。
    マリナーの「四季」のLPをちょっと前に買いました。良い演奏でした。
    それにしてもすごい雪ですね。こちらも15センチほど積もっています。

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