で、ロストロポーヴィチとゼルキンによるブラームスのチェロソナタ。
このディスク。再生が難しくてちょっと苦手だ。というのもこのブラームスでのロストロポーヴィチのチェロの音は熱量が大きく、重い。おまけに暗い。チェロの録音は中音域~低音域にかけてのエネルギーが大きいことが多く、低音域がぼん付きやすく、もやもやぼわぼわと聴くに堪えない音になりやすい。ちょっとした調整で雰囲気が結構変わる。各帯域のバランスが肝。オーケストラ曲からピアノ曲と、いくつか調整用のディスクがあるが、そんな訳で自分にとってシステム調整の正に試金石。最難関課題のディスク、なのだ。
EQの調整の方向を確かめるために聴いてみたわけだが、低音域が膨らんでしまうことはなく、思ったより聴きやすかった。調整の方向性はよさそう。だけれど、も少し低音域を締めても良いかなという気もする。
持っているブラームスのチェロソナタはコレだけ。コレだけで十分な気もするのだけれど最近になって、毛色の違う演奏も聴いてみたいようなみたくないような・・・。
moleさんイチオシの女流、アンヌ・ガスティネルなんてどうだろう?
POCG-1119 |
こんにちは。
返信削除ロストロポーヴィチ、聴かれたことがあるのですか。うらやましい。
こちらの録音、前に聴かせてもらい、その後、中古盤を入手しました。ハイレベルな暗さ、重さがブラームスを超えて訴えかけてきます。
私もyahooでやっていたことがありました。宣伝が煩わしくて(汗だとか臭いだとかの)・・・
こちらの方、宣伝がぜんぜんないんですね。落ち着きます。
kazuさん
返信削除いや~、落ち着きます。落ち着きます。旅行から帰ったときのような気分(笑)
あの時は前日に知って、年休とって聴きに行きました。懐かしい思い出ですが、最近まですっかり忘れていました。