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2016年5月20日金曜日

Rostropovich,R.Serkin / JB Cello Sonatas

いつだったか、20年以上も前になるだろうか。ロストロポーヴィチと小澤征爾が上越にやってきたことがあった。若手奏者を引き連れての演奏会。宣伝らしい宣伝もなく、会場もお寺の本堂での演奏会。それでも口コミで集まった聴衆が本堂から溢れるくらい。その時はハイドンのチェロ協奏曲他を演奏したように記憶している。真夏の昼下がり、蝉しぐれ。じっと聴き入るロストロのチェロに暑さを忘れた。それにしても月並みな表現ではあるが雄弁かつ迫力のある演奏であった。

で、ロストロポーヴィチとゼルキンによるブラームスのチェロソナタ。
このディスク。再生が難しくてちょっと苦手だ。というのもこのブラームスでのロストロポーヴィチのチェロの音は熱量が大きく、重い。おまけに暗い。チェロの録音は中音域~低音域にかけてのエネルギーが大きいことが多く、低音域がぼん付きやすく、もやもやぼわぼわと聴くに堪えない音になりやすい。ちょっとした調整で雰囲気が結構変わる。各帯域のバランスが肝。オーケストラ曲からピアノ曲と、いくつか調整用のディスクがあるが、そんな訳で自分にとってシステム調整の正に試金石。最難関課題のディスク、なのだ。
EQの調整の方向を確かめるために聴いてみたわけだが、低音域が膨らんでしまうことはなく、思ったより聴きやすかった。調整の方向性はよさそう。だけれど、も少し低音域を締めても良いかなという気もする。

持っているブラームスのチェロソナタはコレだけ。コレだけで十分な気もするのだけれど最近になって、毛色の違う演奏も聴いてみたいようなみたくないような・・・。
moleさんイチオシの女流、アンヌ・ガスティネルなんてどうだろう?


POCG-1119

2 件のコメント:

  1. こんにちは。
    ロストロポーヴィチ、聴かれたことがあるのですか。うらやましい。
    こちらの録音、前に聴かせてもらい、その後、中古盤を入手しました。ハイレベルな暗さ、重さがブラームスを超えて訴えかけてきます。
    私もyahooでやっていたことがありました。宣伝が煩わしくて(汗だとか臭いだとかの)・・・
    こちらの方、宣伝がぜんぜんないんですね。落ち着きます。

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  2. kazuさん
    いや~、落ち着きます。落ち着きます。旅行から帰ったときのような気分(笑)
    あの時は前日に知って、年休とって聴きに行きました。懐かしい思い出ですが、最近まですっかり忘れていました。

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