2016年12月25日日曜日

Gidon Kremer  JSB 無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータ 

ヤマハの調音パネルを設置してのEQ調整も行き詰まりつつアリ。
この3連休で何とか形にできればなあ、と思っていたが、無理そうな気配。
パネルはリスニングポイントの背後左右に配置しているが、期待した音調にならないばかりか、すっかりドツボに嵌ってしまっている。

今日は先日、中古で入手したギドン・クレーメルのバッハ、無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータを聴きながら調整中。このクレーメル盤に限らないのだけれど、無伴奏のディスクは中音域~高音域の倍音のエネルギーが大きいこともあって下手をするととんでもなくヒドイ再生音となりやすい。
聴いていて、耳が痛くなって聴き疲れてしまうようではよろしくない。聴きながら心地よく寝てしまうような再生音が理想。そこを目指したいところ。
このクレーメル盤は、先日Kazuさんがいらした時に持ってきて下さった。このとき、始めて聴いた。
その厳しく鋭いパッセージと良く弾き込まれた音楽に驚愕。これまでクレーメルを聴いてこなかった我が不明を恥じ、HMVの中古で見つけて早速購入。KazuさんのはCD国内初出盤(輸入盤国内仕様)かと思われるが、この中古盤はCD番号こそ輸入盤と同じだが銘盤シリーズの1枚で国内プレス盤。音質の差は如何に。

結局、パネルはSPの後ろに設置した。この方が調整はしやすそう。EQカーヴも以前とはずいぶん変えたりして手探り状態。このあたりの調整は楽しくもあり、面倒でもあり、ちょっと嫌になって来た。調音パネルというだけあってピークとディップが減った感じもする。耳を刺すような音ではないが、ちょっと圧迫感があって聴いていると、段々と耳痛い感じがして次第にこめかみの辺りが張ってきて、聴き終わったあとも耳がボワーンと重い。
今一つ決め手に欠けた状態。あとは帯域間のバランスと全体の音量の問題だろうか。

Philips 416 651-2
リスニングポイントから
バークレイⅡと同じ内振りの角度をつけて

4 件のコメント:

  1. 七味とうがらしさん、こんばんは。
    調音パネル、僕も一枚借りました。うちはレイアウト上、スピーカーの後ろに置けないので両スピーカーの中間に一枚だけ置いたのですが、かなりの効果です。しかも少し角度をつけて壁によりかけさせると音像の高さが変わります。ここまで影響があると迷い始めるとキリがなさそうです。ということで効果はわかったものの買うかどうかは迷ってます。

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  2. こんばんは。
    おっ、借りたんですね。行動力あるなー。
    どこに置いても、結構な効果ですね。さすがヤマハ、です。音調はどうですか?好みの音調でしたか?
    コメントの文面からすると今一つといったところでしょうかね。

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  3. 調べてみたら、割と近くにヤマハがあったんですよ。
    実際の物体がないと大きさのイメージが難しいので、その点、借りて良かったと思います。それに中央の定位は圧倒的に良くなりました。決してネガティブではないのですが、こうなるとこのパネルが一番良いのかどうかがわからないので迷ってます。

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  4. ばけぺんさん
    >決してネガティブではないのですが
    失礼しました。
    他のメーカーのものもいくつか、借りれれば比較も良いですね。

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