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2016年12月21日水曜日

Walton Sym.1 Previn / RPO

プレヴィンのテラーク録音というとWPh.とのR.シュトラウス作品を挙げる方が多いんじゃなかろうか。他にもロイヤル・フィルとのブラームスの4番やドヴォルザークの8番などがあるけれど、プレヴィンとテラークに求めるのはソコじゃないんだよなぁ~、と思う人が多かったのか、さして話題とはならなかったように思う。テラークの優秀録音もこの頃になるとあまりパッとしなかった印象がある。

ロイヤルPO.の音楽監督就任の際、LSOから贈られた名誉指揮者のタイトルを返上する、という意気な計らいを見せたプレヴィン。仁義に篤い男ではある。
しかし、数年後にはどういう経緯かは定かではないが、盟友であるアシュケナージに音楽監督の座をあっさりと譲ってしまったと記憶している。
そんな訳で、ちょっと中途半端な感じで終わってしまったプレヴィン/RPOのテラーク録音にあって、イギリス音楽シリーズという括りなのか、RVWのロンドン交響曲(第2番)と5番、ホルストの「惑星」nなどを残しているが、このウォルトンの交響曲第1番も大した評判とはならなかったように記憶している。
LSO音楽監督の時にもウォルトンの交響曲をRCAに録音している。この盤は2度目の録音。ウォルトンの交響曲第1番を2度も録音している指揮者はプレヴィンだけではないかと記憶する。
このテラーク盤はRCA盤に比べるとぐっとテンポを落とし、じっくりと音楽を運んでいく大人の演奏。どちらも甲乙つけがたいが、どちらが好みかと言われれば、テラーク新盤を推す。

このテラークのウォルトン、演奏もさることながら曲の持っているモダンさと録音が上手くかみ合っていてちょっとした聴きもの。響きが多すぎる気がしないでもないが、これが上手く鳴らせたなら嬉しい。でもそれが結構難しいのよ。チャレンジングなディスクではある。
で、どうなの?と聞かれると困るのだが、随分と良い感じで鳴るようにはなったかもしれない。
でもまだまだのようでは、ある。

ジャケも秀逸。

TELARC CD-80125




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