2017年9月10日日曜日

Bolero etc. Ozawa / BSO.

小澤/ボストンSO.のダフニス全曲が思いのほか良い演奏だったので、ラヴェルの他の管弦楽曲を是非とも聴いてみたかった。少し前に、たまたま寄ったBOで安く手に入れることが出来た。
買ったのは国内廉価盤シリーズの1枚。ボレロ、道化師、ラ・ヴァルスにスペイン狂詩曲。あと亡き王女と高雅にして感傷的なワルツは収録されている。

ただ、これがちょっと物足りない感じで期待はずれ。
ダフニスがこの曲が持つ高揚感と小澤の思い切りの良さが上手く相互に作用してトリハダものの素晴らしい演奏だったので期待していたのに。
全体的にもう一歩踏み込めていない。枠の中で音楽を整えているだけの大人しい演奏に終始している。合わせてリズム全般が軽い。呼吸が浅いといってもいいかもしれない。なのでテンポは速めだが、速いというよりはセカセカしている印象。若さゆえの過ちなのか?
もしかしたら録音によるのか。マルチマイクによる録音は録りかたによっては個々の楽器は明瞭だけれども、時にマスの響きが平板に聴こえることがあるがそれなのか?

良ければLPも買って聴いてみようと思ってただけに残念。

今日は山麓線沿いに新しく出来たTUTAYA書店に行ってきた。タリーズの上越初出店もさることながら、書籍や文房具に音楽ソフト、ゲーム。それに画材も。さらには中古LPにレコードプレーヤーの取り扱いも。あと、美容家電(!)まで。昨今の書店は書籍や音楽ソフトだけではやっていけないのだろう。書籍(雑誌)とそれに関連する商品も合わせて売ろう、ということなのだろう。それにしても売り場が広すぎるのと取り扱い商品が多いこともあって、店内で迷ってしまうな。

あと、今盛んにCMが流れているディアゴのビートルズのLP。TUTAYAでもION AUDIOのプレーヤーで回されていた。見るとでっかいキズが入っていて途中からリピート。お客がぶつかってしまうのだろう。LP、ちょっと気になるところではある。でもやっぱり買わんか!

DG UCCG-5037

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