2017年9月24日日曜日

Gulda & Stein / WPh. LvB Piano Concerto No.1

秋晴れの一日。風が心地よい。
午前中に昼食のカレーを仕込んでいたら換気扇が突然、壊れた。20年ものの換気扇。碌に掃除もしていないので壊れるのは時間の問題だったが、急に動かなくなった。
お昼を食べてから、いつも水回りのことをお願いしているお店に行って話を聞いてきた。ついでに給湯器も一緒に買い替えることとなった。突然の出費、しかも結構なお金が飛んでいくことに。

お店から戻って、気を取り直してグルダのベートーヴェンを聴いている。
ベートーヴェンのピアノ協奏曲は3番以降は比較的CD棚から取り出して聴くこともあるが、1番・2番となると、ほとんど聴かない(笑)。全集としてはこのグルダ盤の他、バレンボイムの旧盤、バックハウス盤にケンプ盤くらい。音楽を聴き始めた頃にはポリーニの旧盤を持っていたが、いつの間にか紛失してしまった。アバドとの新盤を買いなおしたがどうにも録音が宜しくなく手放した。その他、バラで数枚ある程度。
ソナタとともに収められているエロクァンスシリーズのライナーには記載がないが、録音は70年。ムジークフェラインザールでの録音か。
久しぶりに聴くグルダは音がキラキラとしていて粒立ち良く立体感のある演奏で非常にリリカルな印象。あまり耳にすることが無い感じのタッチ。こんなタッチはグルダならでは?調律師の方も調整が大変だったんじゃないか?
そして伴奏のホルスト・シュタインとウィーン・フィルもいいよね。シュタインはやっぱり歌の人だなぁ。呼吸が自然で、スーッと音楽が身体に入って来る感じが何とも幸せな気持ちにさせてくれますな。

ソナタはベーゼンドルファー、コンチェルトはスタインウェイらしいケド、どうなんだろう?途中で楽器のメーカーまで変えてしまうなんてことがあるんだろうか?

Decca Eloquence 476 8761

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