2017年9月9日土曜日

RVW Violin Sonata    NFL開幕!

9月に入って、秋の気配どころかすっかり秋の様相。涼しいを通り越して朝晩は寒いくらい。
例年であればまだまだ残暑の厳しい頃だろうに。もう、なんか夏、終わっちゃったな・・・。

仕事はといえば、なかなか成果が上がらない夏であった。夏になる前の忙しさがウソのよう。それでもこなさなければならない業務、例えば部署間の調整のような働いても収益に直結しない仕事で心身ともに消耗。ヘトヘト。

この夏、2枚のRVWの室内楽のCDを買った。yosさんがブログでRVWの幻想的五重奏曲を紹介されていて俄然聴いてみたくなった。RVW好きを自認する七味であるが、普段聴くのは交響曲や声楽を含む曲ばかり。室内楽は眼中になかった。
RVW、室内楽もやっぱりイイ。
HMVのRVWの詳細作品リストで検索すると室内楽は17曲あるらしい。合唱曲が122、声楽曲が96と声ものが圧倒的に多いRVWである。

室内楽は成立年代がおよそ大きく2つに分かれるようで、ざっくりと初期(1900年前後~12年)と後期(1940年以降)に分けられそうだ。幻想的五重奏曲は初期の後半、1912年に成立したようだ。
初期の室内楽は聴いた限りではイギリス各地の民謡に題材をとっているようで、懐かしい感じ。とても、とは言えないまでも聴きやすい。それでも初期の後半、1910年を過ぎると交響曲では2番が成立する手前くらいで、作曲技法もRVWらしさ全開。シンコペーションを多用したモダンなスタイルが聴かれる。
なかでも、バイオリン・ソナタが良かった。
冒頭の主題からグイッと襟首をつかまれるように引き込まれる。
54年にBBCで作曲者の82歳の誕生日に放送されたのが初演のよう。その後、55年にアメリカでシゲティによって演奏会で初演がなされた、とライナーには書いてあるようだ。音源があればちょっと聴いてみたい。ちょうど交響曲第8番と同じ時期の作曲でもあり、全体に瞑想的、思索的な内容となっている。終楽章の変奏は聴きごたえ十分。
演奏はヒュー・ビーンのバイオリン、ディヴィッド・パークハウスのピアノ。73年の録音。

さて、いよいよNFL開幕、である。
昨シーズンはAFCのニューイングランドが奇跡的大逆転でSBを制覇した。
今シーズンはどこがSBに進出するのだろうか?NFCはやっぱりシアトル希望。AFCはオークランドか?しかしニューイングランドに今年も死角はなさそうで、連覇もありうる?
いずれにしてもまたまた寝不足必至ではある。

EMI CDM 5 65100 2

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NAXOS 8.573191




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