2017年9月18日月曜日

Toscanini / NBC SO. Saint-Saëns Sym.3 ”avec(Electric)Organ”

連休最終日。早いもんです。
今日も生憎の雨模様。そんな朝から”オルガン付き”です。

トスカニーニとNBC交響楽団の演奏。
というのも、この演奏のオルガンはカーネギーホールにオルガンがないので電子オルガンらしい。
こちらも”電子オルガン付き”というわけ。カラヤンやバレンボイムは教会でオルガンの部分を録音、あとで、オケの演奏と合わせる、という事をしていた。
もちろんモノラル録音。52年、カーネギーホール。オルガンはジョージ・クック。
モノラル録音の”オルガン付き”なんてと思う方もいらっしゃるかもですが、トスカニーニのコレはなかなかな聴きごたえ。モノラルといっても52年ですからほぼほぼ録音システムは完成されてる。オルガンは、ちと物足りんケドね。いずれにせよトスカニーニの録音の中ではかなり良好な部類でしょう。

演奏は文句の付けようがない凄い演奏。実演で聴いたら七味は多分、キュン死してしまうであろう。
オケのテクニックは云うに及ばず、トスカニーニ流のカンタービレが終始物を云っており、弱音から強奏まで注意が行き届いて弛緩するところがない。
トスカニーニ晩年の美質が全開といった演奏と言えるかもしれない。

七味所有のCDは、97年に出たトスカニーニ・ベストセレクション(全30タイトル)という1000円シリーズのなかの1枚。聴く分には全く不満ないです。翌98年にはエッセンシャルセレクションとして20タイトルが追加された。オリジナルジャケ仕様で1000円はかなり話題になったように記憶している。
ベトやブラは一通り揃えたものの、今、タイトルを見るとドビュッシーやワーグナーやヴェルディのオペラなど魅力的に思える。
あの当時、もう少し気合を入れて揃えれば良かったと後悔しきり。

今週末は車検。最近エンジンの掛かりが悪くなっていたけれど車検時までは大丈夫だろうとタカを括っていたが、今日出掛ける段になって、昇天。急ぎ妻のクルマとケーブルをつないで充電、GSへ直行。結構な出費に妻はオカンムリのご様子。まあ、車検で替えるか今替えるかの違いだけれども。
いま乗っているスバルもこの車検を通したら次回は乗り換えかな~。

BMG BVCC-9929







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