そこでAmazonで見つけた2枚のCDを購入した。
一つは68~69年EMI録音のペール・ギュント(抜粋版)/抒情組曲。もう一つはバルビローリ・ソサエティから出ている管弦楽曲集の2枚。バルビローリ・ソサエティの管弦楽曲集は57年Pye録音の交響的舞曲と69年から70年にかけてEMIに録音したノルウェー舞曲集と抒情組曲(ということで先の盤とダブっている)に、十字軍の王シグールから第3曲、忠誠行進曲というカップリング。
discogを見るとPye録音の管弦楽曲集はペール・ギュント第1組曲、交響的舞曲、2つの悲しき旋律が収録されている。6種の盤が存在するがすべてそろってCDされてはいないようだ。テイチクから以前CDで出ていたPyeのチャイコフスキーの4番と6番に分けて収められていたことがあるが未入手である。
Pye盤はマーキュリー録音陣が英国に出向いて収録したこともあって録音の良いことでも知られている。何とか全曲聴いてみたいものだ。
68~69年のEMI録音もどうして中々の優秀録音。特にバルビローリ・ソサエティ盤はダットン・ラボラトリーズのマイケル・ダットンによるデジタル・リマスタリングによるもので非常に冴え冴えとした音を聴かせてくれる。EMI、Pyeともに甲乙つけがたし。
演奏ももちろん良い。やや遅めのテンポでじっくり歌うあたりはやっぱりバルビローリ。よく解ってらっしゃる。何か、落ち着きある演奏はバルビローリならでは、である。
さて、デジアンに起因するノイズ問題について。
アンプ本体とACアダプタの間にフェライトコアが元からついている。そこに1個、さらにアダプタとコンセントの間にフェライトコアを2個、計3個を追加してみた。
アダプタが電源を汚すならこの方が良いように思うのだがどうなんでしょう?ネットにもこれと言った情報は無くて悩んでしまう。
肝心の出音の方はというと、少しヒリヒリは減ったかな?というくらいだけれど、無いときに比べれば随分と聴きやすく、以前ほどにはノイズが気にならなくなったように感じている。
EMI CDZ 7 62513 2 |
The Barbirolli Society CDSJB 1012 |
ACアダプターからノイズが垂れ流し
返信削除と言う話しは聞くので
ACアダプターとコンセントの間に
フェライトコアを付けるのは
他の機器へのノイズの回り込みを防ぐのに
有効だと思います。
ACアダプターのような安いスイッチング電源は
どうしても音がザラ付くので
フェライトコアではそれは取れきれないでしょう。
早くアンプが帰って来ると良いですね。
幸せの黒い猫さん
返信削除おはようございます。
都合5個のフェライトコアを付け、アダプタ本体をアルミホイルで包んでみました。
どれくらいの効果があるのか不明ですが気休め程度にはなるでしょうか。
アンプはもう少し待つしかなさそうです。