2018年12月15日土曜日

Barbirolli / Hallé O. 2枚のGrieg

かねてよりバルビローリによるグリーグのペール・ギュントを含む管弦楽曲のLPを探しているもののなかなかの入手難。
そこでAmazonで見つけた2枚のCDを購入した。
一つは68~69年EMI録音のペール・ギュント(抜粋版)/抒情組曲。もう一つはバルビローリ・ソサエティから出ている管弦楽曲集の2枚。バルビローリ・ソサエティの管弦楽曲集は57年Pye録音の交響的舞曲と69年から70年にかけてEMIに録音したノルウェー舞曲集と抒情組曲(ということで先の盤とダブっている)に、十字軍の王シグールから第3曲、忠誠行進曲というカップリング。

discogを見るとPye録音の管弦楽曲集はペール・ギュント第1組曲、交響的舞曲、2つの悲しき旋律が収録されている。6種の盤が存在するがすべてそろってCDされてはいないようだ。テイチクから以前CDで出ていたPyeのチャイコフスキーの4番と6番に分けて収められていたことがあるが未入手である。
Pye盤はマーキュリー録音陣が英国に出向いて収録したこともあって録音の良いことでも知られている。何とか全曲聴いてみたいものだ。
68~69年のEMI録音もどうして中々の優秀録音。特にバルビローリ・ソサエティ盤はダットン・ラボラトリーズのマイケル・ダットンによるデジタル・リマスタリングによるもので非常に冴え冴えとした音を聴かせてくれる。EMI、Pyeともに甲乙つけがたし。
演奏ももちろん良い。やや遅めのテンポでじっくり歌うあたりはやっぱりバルビローリ。よく解ってらっしゃる。何か、落ち着きある演奏はバルビローリならでは、である。

さて、デジアンに起因するノイズ問題について。
アンプ本体とACアダプタの間にフェライトコアが元からついている。そこに1個、さらにアダプタとコンセントの間にフェライトコアを2個、計3個を追加してみた。
アダプタが電源を汚すならこの方が良いように思うのだがどうなんでしょう?ネットにもこれと言った情報は無くて悩んでしまう。
肝心の出音の方はというと、少しヒリヒリは減ったかな?というくらいだけれど、無いときに比べれば随分と聴きやすく、以前ほどにはノイズが気にならなくなったように感じている。

EMI CDZ 7 62513 2

The Barbirolli Society CDSJB 1012



2 件のコメント:

  1. 幸せの黒い猫2018年12月16日 9:52

    ACアダプターからノイズが垂れ流し
    と言う話しは聞くので
    ACアダプターとコンセントの間に
    フェライトコアを付けるのは
    他の機器へのノイズの回り込みを防ぐのに
    有効だと思います。
    ACアダプターのような安いスイッチング電源は
    どうしても音がザラ付くので
    フェライトコアではそれは取れきれないでしょう。
    早くアンプが帰って来ると良いですね。

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  2. 幸せの黒い猫さん
    おはようございます。
    都合5個のフェライトコアを付け、アダプタ本体をアルミホイルで包んでみました。
    どれくらいの効果があるのか不明ですが気休め程度にはなるでしょうか。
    アンプはもう少し待つしかなさそうです。

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