2019年1月5日土曜日

Ančerl / CzechPO. DS Sym.7"Leningrad" NFLはプレーオフに

長かった年末年始のお休みも終わり。昨日は仕事。といってもまた土日で休みなんだけれども。
この三箇日に食べたお餅は4個。美味しいのでついつい食べ過ぎてしまった。その代わりにお酒は控えめだった。
2日に休日出勤したくらいで結局どこにも出掛けず家で音楽を聴いたり本を読んだりして過ごした。
3日には食事に出掛けたついでにブックオフと本屋へ。
本・CDが20%Offということだったがあまり目ぼしいものはなく、アラウのリストの超絶技巧練習曲のCD1枚を購入。

2日にBSハイビジョンで俳優の玉木宏がショスタコーヴィチの交響曲7番にまつわるミステリーを追う番組を観た。観たといってもうつらうつらとしながらで内容はよく覚えていないが、巷間言われているようなことばかりでさして新鮮味は無かったように思う。前回の近衛秀麿にまつわるミステリーを追った番組の方が見応えがあった。

とはいえ、ショスタコーヴィチの交響曲第7番を聴きたくて所有する盤の中からバルシャイやインバル、バーンスタインなどいくつか取り出し聴き比べたりもしたが、やっぱり持っている中では57年のモノラル録音ながらアンチェル/チェコPO.盤が七味のイチオシ。
全体にヒンヤリとした佇まいが狂騒的なこの曲に清潔感を与えているように思う。
特に後半2つの楽章がいつ聴いてもグッと来てしまう。祈り・希望、何の、何に対してのものか。
録音された57年はフルシチョフによるスターリン批判を受けてのハンガリー動乱の翌年にあたる。アンチェル/チェコPO.は何を思いこの曲を演奏したのだろうか。

NFLはいよいよプレーオフに突入。これからおよそ1カ月かけてスーパーボウル(SB)進出を目指しての熾烈な争いが始まる。観るこちらも準備万端。昨シーズンのSBは有休を取ってテレビ観戦に臨んだが最後の5分を残して雪による受信障害で衛星放送が映らないというアクシデント。
この反省をもとに業者に衛星アンテナを積もった雪が払い落せる場所に動かしてもらった。
昨シーズン覇者のフィラデルフィアはなんとかNFCの第6シードに滑り込みセーフ。初戦ワイルドカードはシカゴでの対戦ではあるがQBのニック・フォールズには頑張って欲しい。我がシアトル・シーホークスもNFC第5シードに。レギュラーシーズン終盤に尻上がりに調子を上げたシーホークス。勝利に期待。
AFCでは我らがリバース兄さん率いるLAチャージャーズがプレイオフ進出。こちらもワイルドカードながら頑張って欲しい。
SB予想はAFCはやっぱりペイトリオッツか。NFCはシード順で順当にセインツでセインツ優勝かな。
プレーオフはNHKBSで全試合放送が決定している。もちろんすべて観るつもり。風邪などひいていられない。

8 件のコメント:

  1. 記事見てDS Sym,7唯一持っているバルシャイ盤を聴きました。曲の背景は知りませんがきれいな音響を堪能しました。聴き応えありました。
    NFLの話を聞いて何だか元気が出てきました。いよいよ生活、本番になりますし風邪などひいておられませんね。

    返信削除
    返信
    1. kazuさん ありがとうございます。
      年末年始のテレビはどれも面白くなく、昔ほどクラシック音楽の番組が無くなってしまいました。
      7番はいろいろと物語が背景にあって15曲あるなかでは面白く聴けます。
      そうなんです、NFL。今日からワイルドカード4試合の中継が始まります。楽しみです。

      削除
  2. 幸せの黒い猫2019年1月6日 10:34

    この時期はつい食べ過ぎて
    お腹周りが…
    この連休は嫁さんの実家に
    お泊まりに行って
    4日にテーマパーク
    5日に街にお出かけと
    動いたのですがやっぱり
    身体が重たく感じます。
    明日は仕事初め。
    今年も頑張りましょう。

    返信削除
    返信
    1. 幸せの黒い猫さん ありがとうございます。
      そうなんですよね。ついつい食べ過ぎてしまって・・・。
      なかなか身体の切り替えがスムーズにいかないです。こんな時は体調を崩しがち。
      お互い気をつけたいですね。

      削除
  3. 七味とうがらしさん、こんばんは。

    お薦めのアンチェル/チェコ・フィル聴いてみました。良いですね!モノラルですが音も十分鮮明で、ヴィブラートかかった木管の叫び声みたいな響きも良いし、特に第三楽章は感動的でした。最近の演奏はゆっくり目のものが多いですが、終楽章も速めで緊張感あってすごい良い演奏でした。アンチェル、もう少し長生きしたら良い音の録音がもっと残ったんじゃないかなあ。

    返信削除
    返信
    1. ばけぺん さん ありがとうございます。
      アンチェルのレニングラード聴かれましたか。嬉しいです。モノラル録音ということもあってあんまり有名な録音ではないようですがピンと背筋が伸びた感じで清冽な演奏と感じています。1番もキレッキレです。おススメです。
      プラハの春以降カナダのトロント響の指揮者になったものの、その4年後に亡くなっているんですよね。故郷を離れての生活が命を縮めてしまったのではないか、そんな風に思います。CBSにグールドの伴奏や、ターラにわずかにコンセルトヘボウとの録音があるくらいで、少なすぎます。

      削除
    2. アンチェルの生涯って戦乱に翻弄されて、平和な時代に生まれ育った者には想像を絶する世界です。ソ連の侵攻がなく、チェコに残っていることができればもっと長生きできたかもしれませんね。
      ところで、僕の持っているMC30Wも見事にカンチレバーが左に傾いています。アナログ再開後早い時期に使い始めたので使い方が悪かったかなあ。はっきり傾いているのにレコードに針を落とすと真っすぐになる(ような気がする?)のも不思議です。

      削除
    3. カンチレバーの偏りって気にはなりますが、聴く分にはあまり気にならないですね。あれだけデリケートなのにほんと不思議です。ダンパーの程度も影響ありそうと睨んでいますがどうでしょう?

      削除