2019年3月2日土曜日

お気に入りのディスクが上手く鳴ればご機嫌なんだが・・・

先週末のSPの追い込み作業で40kgもするSPを持ち上げたり降ろしたりという作業ですっかり筋肉痛の今週。二の腕には青痣まで作る始末。月末と重なり事務作業が通常の2.5倍。体力の無さを痛感した週前半、疲労困憊であった。

皆様、お気に入りのディスクを何枚かお持ちのことと思う。オーディオの調整はきっと、そのディスクで行なっておられるのではないか。
何とかしてそのお気に入りを自分の理想とする音で再現したい。そんな思いで日々、オーディオに取り組んでおられることと推察いたします。

七味も何枚かそういったお気に入りのディスクがあって、オーディオの調整には折々そのディスクを鳴らし、試金石としている。
ただ、そのディスクが優秀録音でないこともあって再生に四苦八苦。
そのうちの一枚、ミルシテインのバッハ無伴奏(DG)は中々の難物ディスク。ミルシテイン盤に限らずバッハ無伴奏は難再生ディスクの筆頭。高音域のエネルギーが多く、ヘタをするとガッサガサ。良くてキンキンとした音になってしまう。2枚組だが1枚目を聴き通すのがやっと。聴き終えたあとは耳がぼわ~んとして肩がバキバキに凝っている。演奏が良いだけに何とか上手に鳴らしたい。
もう一枚、スティーブ・ライヒ”18人の音楽家のための音楽”(ECM)。こちらは鍵盤打楽器群にピアノ、声楽を中心としたミニマルミュージック。短いフレーズが微妙に変化しながら音楽が進んでいく
のだけれど、部屋全体に飽和した打鍵音が次第に耳に刺さってきてこちらのディスクも聴き終えたあとはぐったりきてしてしまう。

ここにきて、SPケーブルのアルミテープシールドとEQの調整が効いたようで、それでも最近になって何とか及第点を付けてもいいかなあ、くらいになったかと思ったが長時間の聴取で耳がぼわーんをしてしまう。
上記2枚のCDもだいぶ上手く鳴るようにはなってきている。ただやはりちょっと音が飽和するようなところもあって、もう少し、もう少しとEQカーヴの調整に励んでいるのだけれどワケが分かんなくなりつつある。


 
            

6 件のコメント:

  1. 幸せの黒い猫2019年3月2日 16:59

    オーディオのセッティングで
    どうしても鳴らしきれないディスクって
    出て来ますよね。
    自分はそれは自分のシステムには
    合わないと諦めてます。
    同じ録音のリマスター違い等で
    上手く鳴る可能性も有りますし。
    ただ耳に違和感を覚える程と言うのは
    少々度が過ぎてる感は有りますね。
    自分のシステムで自分の手持ちのディスクでは
    その様な盤は正直無いです。
    耳に違和感を感じる音は自分は
    完全NGなので確実に潰して来ました。

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  2. 幸せの黒い猫さん ありがとうございます。
    根が負けず嫌い?何とか上手く鳴らしたいと思って足掻いてしまいます。特に気に入ったものはなおさらです。
    EQとセッティングで追い込みたいのですがなかなかうまくいきません。そうやっているのも楽しいのですが。
    耳が痛くなるのは特定の周波数だけなのだと思います。特に中音域。これをEQで潰して帯域間のバランスよく鳴らしたいのです。
    ライヒのこの曲はミニマル音楽でしてテクノっぽくもあり、ジャズっぽさもあってかっこいいです。もうずっと嵌っています。

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  3. おはようございます。
    こだわりのあるCDがうまく鳴らないときは意地になって調整しますが、それを標準すると他のがまずくなったりします。何とか妥協点を見出しても新たなCDが出現し対策じる。その繰り返しみたいです。はみ出るCDが出るのはしかたないと思います。

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  4. Kazuさん ありがとうございます。
    割り切りが必要とは思うのですが、何とかして…といろいろやっているうちに泥沼に嵌ってしまいます。
    困ったと思いつつも、結構楽しかったりしてどっちなんだ?と。

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  5. おはようございます
    私はクラシックとジャズを聴きますのでクラが良くなるとジャズが今一になります。
    ジャンルによりSPを変えたい気がしますがスペースや財布の問題で無理です。
    何とか許せる幅に追い込みたいと努力中です。

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  6. 雪だるまさん こんにちは。
    七味はクラシックをよく聴きますが、たまに聴くジャズの方が良く鳴ります。
    EQを導入もやはりセッティングの追い込みが必要ですね。こちらも努力中です(笑)。
    そういえばヤフーブログ終了のようですね。どうされるのですか?

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