先日の演奏会以来、頭の中でショスタコーヴィチの交響曲第8番が鳴りっぱなしだ。
苦手な曲だったのにである。
そんなわけで聴く音楽の9割ほどがショスタコの8番になっている。新たにCDも買ってしまった。
今のところ所有しているのは全集の中ではバルシャイ、ロジェヴェン先生、V.ペトレンコ。これ以外にショルティ、ザンデルリンク、ハイティンク、インバル、プレヴィン(2種)、カッツ、コンドラシン(LP)、ムラヴィンスキーの82年盤。これに今回、ベルグルンドが加わった。
これ以上増やしてどうするのだ?
しかし、どれも帯に短し襷に長しといった感じで理想的というか決定盤が無い。演奏なら最右翼は、ムラヴィンスキーの82年盤で決まり!でもピッチが高く違和感がある。聴いているうちにある程度は慣れるのだけれど。
コンドラシンはいろいろな意味でもの凄い演奏だが録音も(悪いほうに)凄い。なかなか聴くのに覚悟が必要。
ザンデルリンクはひたひたと迫ってくる感じが堪らない。録音はまあまあ、
ロジェヴェン先生は録音も割と良くて演奏も素晴らしい。この中でベストを選ぶとすればロジェヴェン先生となろうか。
全体に旧東側勢は録音がいま一つながら演奏が狂暴。
対して西側勢は録音が良く演奏も整っていて聴きやすいが曲の持つ暴力性や悲哀といったものが薄く少々物足りない気がする。
そんななか、意外と良演&好録音なのがバルシャイ盤。他の曲も完成度は高い。たしか発売時のお値段が4~5千円くらいだったと記憶している。収録順も1~15番まで順番に並んでいるという丁寧さ。
バルシャイの全集は安すぎていけない。値段が演奏の良しあしを決めるわけではないがどうしても軽く見てしまいがちに。もう少し演奏に見合った値段ならと思う。
この全集があれば十分、という気も。
今年はショスタコーヴィチ没後50年の記念日にあたるが、CDの発売はあまりされていない。ネルソンス/ボストンの全集くらい。
過去の名盤を復刻してくれない物だろうか?
コンドラシンの全集も廃盤になって久しいし、メロディヤの歌曲集も再発を期待しているのだがどうも期待外れに終わりそうである。
今週は高崎遠征と翌日の町内一斉の下水掃除、それに遠方へのオフ巡りの疲れを引きずった感じでなんとも冴えない一週間であったのでこの週末は家でのんびりと過ごす予定で。
来週は久々のKazuさんとのオフ会。オーディオ機器周りの掃除をせねば。
なかなかの振り幅で揺れてますね。
返信削除自分はショスタコーヴィチは
5番が数枚有るだけです。
町内の清掃お疲れ様でした。
この土日は予定が無くなりのんびりマッタリしてます。
雨模様だったので逆に良かったかもですが。
好きな人はもっと持ってらっしゃるんでしょうが、こんなに持っていて、これまであんまり聴いてないという、ね。
削除今週はゆっくりできました。
ショスタコーヴィチ8番は聴いたことがないです。ライブラリーたくさんあるんですね。私は唯一、バルシャイ盤があるので聴いてみたいと思います。おじゃましますがよろしく。
返信削除バルシャイの全集、是非!
削除お気を付けていらしてください。