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2014年1月19日日曜日

Anton Nanut の2枚

いよいよ冬本番というところか。この週末、雪は止みそうにない。
NFLもいよいよ大詰め、カンファレンス・チャンピオンシップが始まる。このゲームの勝者がスーパーボウルに駒を進めることとなる。応援しているシアトル・シーホークスには是非勝ってSBに行ってほしい。今年のSB、開催地はニューヨーク。天候コンディションが気になるところ。楽しみだ。

雪の降る夜は音楽が良く鳴る。というのも屋根の雪の重みで家が押さえつけられるためか、音の密度がやや増す。雪が防音の役目をして外からの騒音が減る。そんなことでついつい聴きすぎてしまう。

七味が密かに愛聴しているCDがある。
昔、ポニーキャニオンがクラシックに参入した際、スタンダード・クラシックスというレーベルを立ち上げ、旧ユーゴスラヴィアの国立リュブリャーナ交響楽団を中心に20タイトルほど発売していた。その後PCは自社レーベルを立ち上げて朝比奈やスヴェトラーノフなどの録音を開始した。
ボロディンの2番とバーバーの1番の2枚を買った。当時はこの2曲はまだ国内盤CDは出ていなかったように思う。値段は1枚1800円。当時にしては安いほうか?
その指揮をしているのがアントン・ナヌット(ナヌート)。始めてみる名前。演奏は至極真っ当、どころではなく十分に説得力のあるもので、音楽の流れを重視したもの。オーケストラはお世辞にも上手ではないけれど手を抜かず、指揮者によくついていっている。
ボロディンの2番はカップリング(逆か?)がチャイコフスキーの4番で、やや小振りながら気迫あふれる演奏。とくに第1楽章の終結部の煽り方、畳みかけはこの演奏の白眉。

その後も出どころの怪しいPILZなどのレーベルからナヌットのCDは発売されたが現在は見かけなくなって久しい。再発売されることもないだろう。チャイコフスキーの後期交響曲はなんとかレーベルを跨ぎつつも揃えることができた。あとマーラーが数曲。

バーバーの1番はいまでも数タイトルが出ているにすぎない。ほとんどが北米のオケによるものだ。ヨーロッパ、それも東欧の指揮者とオケが89年に入れているのはかなり先端を行っていたと思う。ヨーロッパのオケが何故?と思わなくないし、ヤルヴィ/デトロイトo.やスラトキン/セントルイスo.などが出ている今となってはやや霞んでしまうけれどもバーバーのロマンティックなところがオケとマッチしていてこれはこれで良い演奏だ。

ボロディンについてはいまだにこの演奏を上回るものはないように思う。コンドラシンやザンデルリンク、フェドセーエフなども良い演奏だが最初に聴いた演奏に対する愛着は強いという事か。









2 件のコメント:

  1. まったく知らない演奏者…七味さん、奥深いですね。
    ボロディンの2番は大好きです。もう何十年も前ですが、学生でアルバイトをしていたころLPのスヴェトラーノフのものをきいていました。アルバイトから帰りカップ焼きそばを食べながら飲んだウォッカ、懐かしいです。
    今はロジェストヴェンスキーとストックホルムのオーケストラのをきいています。ロジェストヴィンスキーらしくメリハリがあり、録音がよいのがいいです。ザンデルリンクもありますが、ドレスデンのオーケストラがちょっと異色です。

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  2. kazuさん
    焼きそばとウォッカ、なかなか味わい深い組み合わせですね。ロジェヴェンは知りませんでした。ザンデルリンクはドイツ風の重厚な演奏ですが、やや重すぎるように感じています。スヴェトラーノフ、LPがあります。今度一緒に聴いてみましょう。

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