見違えるような響き!ちょっと鳥肌モノだ。
ソニーのブランドは伊達じゃなかった。
先日TAOCのTITE 25PINというピン・プレートインシュレータの上の方だけを購入し、LINNのスパイクベースと合わせてソニーの777ESJの脚の下にセッティングした。
その日は時計は9時を回って、音楽タイムをオーバーしていた。で、翌日CDを聴いてみると、イヤにキンキンとした感じで、耳に刺さる出音が気になった。
そこで、スパイクベースの下にブチルシートを挟んでみた。すると、キンキンした感じが後退し、どっしりとした低音域に支えられて中~高音域にかけて軽やかに舞い漂うような出音に変化した。もちろん耳痛い感じは皆無。
キース・ジャレッドのゴールドベルクを聴いた。
どっしりとした音楽の佇まいや各変奏の終わりのフワッと漂うチェンバロの響きはエソテリックからは聴いたことがないような音だった。頸の後ろのゾクゾクする感じが止まらない。
今年の正月にやって来た777ESJだが、エソテリックの上にポン置き状態。やはりかなりの振動を受けてたみたい。潤いがなくせせこましい感じの音がした。25年前のプレーヤーだし、エソテリックもすでに10年選手ではあるけれど両機には15年の開きがある。性能差は如何ともしがたいいものがあるなあ、と思っていた。正直なところ、実はちょっと失望していた。
が、どうだろう。777ESJ負けてない。いや全体的な出音の佇まいは七味の好み。中音域の密度濃い感じはエソテリックにはない大きな魅力。そしてピラミッドバランスともいえる各帯域間のバランスの見事さ。
恐れ入った。ソニーはやっぱり凄かった。
乳がん闘病中であった小林麻央さんの訃報。いつかこの日が来るのだろうとは思っていたものの、やはり悲しい。テレビの報道を観て落涙。34年の人生はあまりにも、早すぎる。
ご冥福をお祈りしたい。
機器の重ね置きは確かに
返信削除その性能をスポイルしちゃいますね。
ガッチリした台の上に置きたいところですよね。
おはようございます。 コメントありがとうございます。
返信削除スペースの都合で、CDP重ね置き状態です。今はエソの天板の上にブチルシート・TAOC TITE25PIN・777ESJてな具合。
も少し低域を締めたい感じで、ブチルを皮に変えてみようかと思案中です。
脚で変わるのは色々と経験済みでしたが、ここまで大きく変化するとは思ってませんでした。
七味とうがらしさん、こんにちは。
返信削除スペックを拝見すると777ESJの方が重くて幅も大きいので上下入れ替えはどうでしょう?ウェルフロートは設置面積が大きい方が良いと聞いたことがあるので4点脚はそのままで、エソの足元だけ好みでスパイクを挟んでみるとか。ソニーに傷がつかないようにエソの足元に47研とかの皮を挟むのは良さそうですね。以上、余計なお世話でした(笑)。
ばけぺんさん こんにちは。
返信削除アドバイス、感謝です。
実は…777ESJ天板向かって左の前が少し浮き上がっています。前の持ち主が天板のネジが回らず、無理無理開けたようなのです。
そんなわけでエソを下にしています。
47研、そんな皮革もあるのですか?調べてみます。