2026年7月26日日曜日

梅雨が明けない ミュンシュ/ブランデンブルグ協奏曲全曲

 今週から祇園祭り。まあ、神輿やら花火やらは離れていることもあって観に行くことは無いが。例年だとこの時期に梅雨明けという事が多いが今年はどうか?
新潟は南北にやたらと長いのだが、北の方は今週は警報級の大雨なのに南は雨らしい雨は降らなかった。
しかし今日になって当地も現在のところ警報級の大雨となっている。
昔は梅雨の長雨などと言ったものだが、今はまるで熱帯のスコールのように雷を伴っていきなり凄い勢いで降り出したかと思うとサッと止むような雨だったり凄い雨がずっと降るみたいなね。日本は熱帯性気候になったのだと思う。

そんな中、先日ブリテンの指揮するブランデンブルグ協奏曲のCDを入手して聴いて以来、ブランデンブルグ協奏曲が気になっている。
バッハはこれまでバイオリンなどの器楽曲が中心で、ブランデンブルグはほとんど持っていなかった。リヒター、マリナーくらい。そしてブリテン。
昨日寄ったブッコフにミュンシュ/ボストン響のCDが置いてあったので買ってみた。
57年7月タングルウッドでの録音。大らかな演奏という事になろうか。ピリオド奏法が浸透した現在ではあまり聴かれない”乙”な演奏。様式がとかそんなことはどうでも良くなる。
そうそう、これだよ、こういうので良いんだよ的な。
解説書には5番の第1楽章に物が倒れる音が入っています、と但し書きが。古い昔の録音にはこういう但し書きが書いてあることがある。クレームを言ってくる人がいるんだろうなぁ。
で、どんな大きな音がするのかと思って聴いていたが最初聴いたときは判らなかった。2度目でこれか?と思うカツン、コツンという音が聴こえたが何か棒のようなものが倒れた感じの音か。立てかけておいたモップがみたいな。まあモップではないでしょうが(笑)。
これくらいなら録り直ししなくても良いという判断は正解と思う。
7月8日と9日の2日間の録音。ボストン響のタングルウッドのアーカイヴをみると7月5日と6日にブランデンブルグ協奏曲を含む演奏会を行っている。ソリストはボストン響首席の面々とピアノがルーカス・フォス。もしかしたら急遽録音という事になったのかもしれないと妄想。
演奏会と録音日の間の7日にはマタイ受難曲も演奏しているし、これは何か形にして残すべきと思ったのではないか。
結局、正規の録音で残ったミュンシュのバッハはこのブランデンブルグだけ、と言うのはこの録音を聴き終えてみると何だかもったいない気がして仕方がない。

もう一つ、このCDで面白かったのはシャルル・ミュンシュの芸術1000というシリーズのCDで、こういう廉価盤シリーズものには応募券がついていて(だいたい帯の端にある)のだが、その応募券が切り取られていた。ふつうは切り取って終わりだと思うが、前の所有者は丁寧に帯の欠けたところに別の紙を充てがって補修している。
中古盤はこういうのが楽しい。これくらいなら気にならないし、きっと几帳面な方が持っていたのだろうと想像してニヤリとしてしまう。
特製CDはもらえたのだろうか?








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