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2013年8月31日土曜日

L.Stokowski  The Magical Conductor 

暑かった8月もおわりである。でも9月も暑いのか…。

先週は仲良くさせていただいているKazuさんのお宅にお邪魔し、音楽を堪能した。
オーディオ・システムはSACDプレーヤーにプリメインアンプ、スピーカーとシンプルな構成ながら、出てきた音楽は圧倒的に美しいものだった。情報量が多く、それが適度な定位感を伴い、ウェットでシルキーな音で部屋いっぱいに広がる様に絶句した。ついつい、「毎日楽しくてしょうがないでしょう~。」とやっかみ大さじ1、嫌味少々を交え聞いてしまいましたよ。素直に感心しつつもチョットだけ嫉妬している自分がそこにいた。もっと精進が必要だな自分。

Kazuさんありがとうございました。今度はウチに来てください。

さて、kazuさん宅に伺うとき、持っていきそびれたCDである。


              レオポルド・ストコフスキー/マジカル・コンダクター(10CD)

ストコのメンブラン10枚組。RCA~キャピトル、さらにRCAくらいまでだろうか。このレーベルはアーティストごとのライセンス切れの音源を10枚組にして沢山出している。自分も数タイトル持っているだろうか。音質は聞くに十分と思う。なにせ1000円ちょっとであるアーティストの記録をある程度網羅できるのがうれしい。
聴きたかったのはショスタコの1番と11番。それにハチャトゥリャンの交響曲2番。アメリカは冷戦時代、不思議とソ連の音楽(ほんの一部の作曲家だけだけど)に寛容だった。演奏家もそうだ。壁の向こうからやってきた…、などと大いにもてはやされている。理由はなんだろう。アメリカという国のもつ何人をも受け入れる寛容さと、まだ見ぬものに対する好奇心の旺盛さであろうか。


ストコである。ついついストコと呼び捨ててしまうが、自分にとってはマジカルというよりはミステリアスな指揮者である。録音は多いが、あまり買いたいという気が起きない。ショスタコもハチャトゥリャンも今聞くと、温い。が、当時にしてみれば最先端をいく演奏だったのだろう。ストコと言えば変な改変をやらかすことで有名だが、現代モノに対した時は至極真っ当な演奏をしてみせる。古典派やロマン派の作品をストコは退屈なものと感じていた、もしくは聴衆にわかりやすく、楽しく聴かせたかったのだろうか。有名なバッハの編曲ものは今では騒々しすぎる。先端を行くと自負していたストコは聴衆を導いていこうとしたのかもしれない。
このCD、上に挙げた2人のほかにもストラヴィンスキー、ムスルグスキー、ドビュッシー、バルトーク、イベール、リスト、エネスコ、シェーンベルクなどなど、近~現代の管弦楽作品を中心に収録されておりお買い得だ。





4 件のコメント:

  1. 七味とうがらし様

    こんなに褒めていただいたのは初めてです。素直にうれしいです。お二人から真剣に聴いていただいて感謝しています。
    またおじゃましますので、よろしく。
    ところで、あれ以来、以前より1.3倍くらい音量を上げて聴くようになりました。お酒みたいに、習慣になりますね。
    ストコフスキーといえば、昔、LPでデッカ録音のチャイコフスキー5番を持っていました。割と好きで、良く聴いていた覚えがあります。なぜか、東京にいた頃、「巨星落つ」という帯がついたストコフスキーのLPが店頭に並んでいたことを思い出しました。

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  2. kazu1958さま
    無事、コメントを載せることができました。
    何でしょうね、音量。刺激に慣れてしまうとさらに強い刺激でないと満足しなくなってしまうのでしょうね。
    ストコ、自分はシェエラザードでしょうか。ファンタジアでのバトンを持たず、腕を大きく伸ばした指揮姿はやはりカッケーです。

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  3. 七味とうがらし
    私はジャケットのストコ氏は、言われないと誰だかわからないです。私のイメージはヒッチコックタイプでした。持っていたチャイコフスキーは濃厚なタッチでしたが、真面目な録音だったと記憶しています。
    今聴くと、どう思うでしょうか。

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  4. kazu1958さま
    たしかに、左向きの横顔のイメージが強いですね。カラヤンみたいですね。チャイ5は自分も持っていました。変なカットがあったような、テンポの恣意的な変更があったように覚えています。その頃はなんだかなぁと思った記憶がありますが、今聴くとどうでしょうね。印象や感想も異なると思うのです。

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