2016年12月4日日曜日

Britten War Requiem: Britten / LSO Vishnevskaya, Pears,Dieskau etc.

この週末、妻と娘はTDLへ。TDLに全く関心のない七味は土曜日にうな君のところに行ってきた。
Kazuさんから借りているY社の調音パネルの効果は如何ほどか?というのが気になっていたが、見事にスッキリとした音調になっていた。パネル以外は手を加えていない由。効果は大きいということか。特に高音域の何だか耳につく感じのサワサワ感が減弱して聴きやすい。その分各帯域のバランスがピラミッド型に安定したように感じた。以前、もう少し低音が欲しいねなんて話していたが、高音域のバランスが大きくて低音域が不足して聴こえていたようだ。
我が家のシステムとは全く方向性の異なるうな邸のシステム。いつもお邪魔して数十分は響きに違和感を覚えるのだが、今回はすんなりとうな邸の響きに身を委ねることができた。

さて、タイトルのディスク。言わずと知れた名盤。確かレコードアカデミー賞にも輝いたブリテンの戦争レクイエム。栄光のロンドン・サウンド シリーズでの復刻CDなのだが、我が家のシステムでは何だかセパレーションが変だ。悪いのではなくハッキリしすぎていて、聴いていて違和感がひどくて全く聴き通せない。
トラック2の独唱以降、独唱含め、楽器のほとんどが右チャンネルから聴こえる。そのような楽器の配置なのか。合唱はちゃんと左右に広がる。その後は楽器も左右に広がるが、トラック6で再び同様の鳴り方になる。左チャンネルの空気感というか、響きの感じられない音がする。それにしても不自然な感じ。
天下のデッカの仕事としては少々お粗末な気もする。このシリーズはイギリス デッカ社がオリジナル・マスターテープから編集した最新リマスター・テープを使用して国内プレスした、とある。マスターテープからしてそうなのか。マスタリング・ミックスダウンによるものなのか。今度うな君のディスクと聴き比べてみなくてはなるまい。

上越市で鳥インフルエンザに伴う鶏の処分が完了したようだ。感染源はやはり渡り鳥のようだ。この辺り、池や潟が多く、渡り鳥の飛来地となっていることもあって、その近くの養鶏場の鶏は感染しやすいのだろう。まあ、ヒトへの感染については、七味は心配していないのだが、上越市だけで23万羽の鶏を殺処分し穴を掘って埋める作業はさぞ大変だし、なにより養鶏業者はある程度補償はされるのだろうが辛いことだろう。
これ以上の被害がないことを祈るばかりだ。

LONDON POCL-4519/20

4 件のコメント:

  1. こんにちは。
    うなさんのところ、うまくいったようでよかったです。
    この曲、聴いたことがありません。どんな曲なのか興味ありますが、とりあえず、英国ものでボーン・ウイリアムスを聴かなければなりません。1番と田園でストップしていて、シャイーのヴェートーヴェンと同じパターンです。

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  2. こんにちは。
    2枚組ですが1枚目を聴き通すのがやっと、です。
    ウチもまたボードを入れてみようかと脳内シュミレーション中。

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  3. 遠方より乙でした。
    聴いてもらって、自分より人様のほうが変化が分かるっていうのもどうか?
    また調整に励むとしますか。

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  4. 結構あるよ。
    ウチも他人に聴いてもらった方が分かることが多いです。
    そんなもんです。
    ということでこれからもお付き合いのほど宜しく。

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