今日は娘が英検というので送りがてら溜まっている事務作業を小一時間ほどしてきた。
気温はクルマの外気温計で11度。すっかり春めいてきた感じ。冬タイヤの調子が悪く、給油の都度、空気圧のチェックと減っていれば空気を入れてもらう。なんでもホイール内側に歪み(3年前冬タイヤを買い換え着けてもらった時に歪めたと思われる)があってそこから漏れている。先週修理してもらったが、やっぱり走り心地は良くない気がする。この陽気なら3月中旬、早めに夏タイヤに交換できそうか?いや、降るか?悩ましいところ。
2月21日はスクロヴァチェフスキの命日にあたる。17年に亡くなっているから三回忌ということになるのかな。
さて、何を聴こうかと思った時、頭に浮かんだのはプロコフィエフ”ロミオとジュリエット”組曲。
彼は都合3回録音している。レパートリーとしてかなり思い入れと自信があったに違いない。
最初はマーキュリー、次いでVox。最後はDenon。録音年はそれぞれ62年、77年、94~95年となっていて62年は第1、第2組曲、77年は第2組曲を録音。94~95年は第1~3組曲を録音している。
あまり録音の多くなかったスクロヴァチェフスキであったが同じ曲を3回も録音することができたのは僥倖といってよいかと思う。
演奏は基本的なところは変わらないが、Denonに録音したケルン放響とのものがやっぱり落ち着いた演奏で良い。
一番録音の古い62年のマーキュリー盤は切れ味鋭いカミソリのようなキレッキレの演奏。ミネアポリスのエジソン高校というロケーションとしてはどうなのかと思うような場所での録音ながら、そこはマーキュリー。ソリッドで清冽な音響を聴かせてくれる。
Vox盤はエリートレコーディングスの録音でないのが残念ではあるけれど、これも良い演奏。
老成とか円熟、という言葉に縁遠かったスクロヴァチェフスキ。どれもどの時代の録音もプロコフィエフのモダンさをよく現した演奏で甲乙つけられる訳ないのだなあ。
今日、柏崎市にも縁のあるドナルド・キーンさんの訃報を聞いた。柏崎市の名誉市民でもある。日本文学研究の大家であると同時にクラシック音楽、特にオペラに造詣が深い方だった。七味は音楽についての随想でキーンさんを知ったくらい。
柏崎市にあるドナルド・キーン・センター柏崎には行きたいとずっと思っているが冬季は休館していて、先日も柏崎まで行ったものの機会を逸してしまった。キーンさんの書斎が再現され、多くのレコードコレクションも所蔵されている。
ご冥福をお祈り申し上げます。
スピーカーは先日のアルミテープぐるぐる巻き(+アース)で随分とノイズ感が減った。そこで、さらに畳み掛けるように、EQカーヴとセッティングで追い込んでみた。
イトコのうな君から(お貸し)頂いたコーリアンボード(75×55㎝くらいか)を床に敷き、その上に従来からのWFB、としてみた。
EQカーヴだけでもかなり帯域間のバランスがよくなった。これに気を良くしてコーリアンに手を付けた。うな君に頂いて2か月近く。ずっと玄関に立てかけたまま放置していた。だって重いから・・・。
というよりは高音域のノイズ対策でボードどころではなかったのが一番の理由。アンプが戻り完全復活といってよい今が絶好のタイミングだった。
ボードの設置と合わせてSPの左右の間隔を10㎝ほど狭めて、左SPを壁(というか窓)から離してみた。右はそのまま。
心配していたボードのクセっぽさは今のところ気にはならない。少し低音が締まったことと、中~高音域の立ち上がりが良くなったように思う。アレコレ引っ張り出して聴いているが及第。
自分の住んでる地域は毎年一度は
返信削除積もるほどの雪が降りますが
今シーズンはその気配もなく
春めいて来ました。
親は今日タイヤを早々に
ノーマルタイヤに戻していました。
自分は来月半ば迄は様子見のつもりです。
個人的にはスピーカーケーブルでも効果は
感じましたがそれ以上に
電源ケーブルにアルミを巻くと
音の変化を感じて今は全ての
電源ケーブルがアルミ巻き仕様です。
穏やかな一日でした。午前中、久しぶりに海岸通りを50分くらいラジオを聴きながら歩いてきました。それでキーンさん逝去のニュースが流れ、残念に思いました。40年ほど前、「反劇的人間」という岩波新書を長い間手元に置いて読み返していました。たぶん、倉庫にしまってあると思うので今度探してみます。
返信削除調整の方、順調そうですね。アンプ復活が何といっても大きい。
こちらはボードの位置を少し変えたりしているくらいで、大きな変化はないです。落ち着いて聴けてるようです。
幸せの黒い猫さん
返信削除ありがとうございます。
タイヤ、なんか変えちゃってもいいかなあ~、もう春じゃん、とも思うのですが、通勤のことを考えるとやっぱり3月いっぱいは冬タイヤで。
来シーズンは新しいホイール&タイヤで。車検と合わせてとんでもない出費になりそうです。
電源ケーブル、効果ありますか?やってみたいですが、これはテープじゃなくてホイルの方がよさそうですね。
SPケーブルはアースをとったのが良かった印象です。
コーリアンボードは確かに変わりましたがそのままにするかは微妙な感じです。
Kazuさん
返信削除ありがとうございます。
穏やかな一日となりましたね。ドナルド・キーンさんの訃報は驚きましたが、96歳。致し方ないと言ってはそれまでですが…。
一度柏崎のドナルド・キーンセンター柏崎に行ってみたいですね。
コーリアンは変化はあるんですが、思っていたような効果ではに感じがして…。確かに音が締まるんですが…。やめようかと思案中です。
人工大理石ボードをharbethとウェルフロートの間に敷きましたが、いびつな響きでだめでした。その後、一時アンプ、CDPとウェルフロートの間に敷きましたがやっぱり硬いところが出て、最終的には撤収しました。自分の環境には合わず、押し入れにしまいました。ウェルフロートの天板補強になるのではと思っていたのですがうまくいかなかった。
返信削除キーンセンター、開園したらドライブがてら行ってみます。
Kazuさん
返信削除ありがとうございます。
鋭い!
実は、ボード外しました。(笑)
やや腰高な感じが段々と耳につき、長時間聴いているとサワサワと鼓膜を刺激するように痛くなってしまいました。
WFBは単体で使うのが良いのかもしれません。
ブログにのせます。