先週の東海地方の大雨に続いて今週は九州地方が大雨。こちらも今週は梅雨らしい天気であったが、今日は今のところ晴れている。昨日もムシムシとはするが梅雨明け間近と思わせるような天気。例年だと子供が夏休みに入る頃に梅雨明けとなるが今年はどうか。
再来週にはオリンピックが始まる。
当地にもドイツ体操チームが事前合宿にやって来た。街には歓迎の幟が立っている。
オリンピックの開催そのものには反対ではないが、現状コロナの感染が全国的に広がりつつある状況と、それに対する政府の対策・対応がお粗末すぎるのが問題。
ワクチンも必要数準備できずの状況で、ワクチン接種を加速していくという政府のコメントには呆れてしまう。ここまで楽しめない感じのオリンピック。”コロナに打ち勝った証としてオリンピックを開催する”といった前首相の言葉が空虚に響く。
さて、今日はレコードを聴いている。
先日買ったネヴィル・マリナーのハイドン「告別」と「時計」。盤面が綺麗だったのでとりあえずターンテーブルに載せて軽く拭いて針を下すが、盛大なノイズと歪み。
たっぷりの水とメラミンスポンジでゴシゴシと洗い、クリーナーでふき取って再生。
ノイズは減り、歪みもカートリッジが暖まり(暖まる?)針先の追従性が上がるにつれ減ってきて聴きやすくなった。
マリナーのハイドン、結構良い。マリナー/AMSFの演奏・録音(フィリップス)はまさに中庸の美という言葉がピッタリ。
若い頃の自分はこの中庸の美、というものが理解できていなかった。モダンなスタイルで安定感が抜群。
マリナーのハイドンはCDでまとまった形では発売されてない様子。LP時代にニックネーム付きの交響曲選集が録音され、その後CD期にニックネームの無い後期のパリ交響曲がいくつか録音されたようだ。フィリップスからはレッパード/イギリス室内管のハイドンも出ており、ダブりがあるのか上手く棲み分けが出来ているのか。
調べてみるとレッパードは2曲ほどしか録音していないらしい。
CDでは一度だけこのレッパードの2曲を含む29曲がBOX化されたらしいが、もちろん現在は廃盤。オクにもアマゾンにも今のところは出ていない。以前アマゾンで見かけた記憶もあるがとんでもない値段だったように思う。
以前にオフに行ったときマリナーのハイドンのLPがBOXで(確か24曲)売られていた。その時はスルーしてしまったが今になって買えば良かったと後悔しきり。
今日はこのLPをクリーニングして持ち上げようと爪(いうか指先)をレコードの淵に引っかけたつもりが見事に滑って爪で盤面を擦るアクシデント。盤面みてもキズは良く見えないが、聴くとノイズになってるなぁ~。やっちまったよ~。
こんにちは。天気予報より天気が悪く、湿度も高いですね。カラッとした天気が恋しいです。
返信削除マリナーの録音はどれも普通以上ですね。ハイドンは聞いたことがありませんが端正でマリナーに合っているように思います。フィリップス録音だとデイビスの何曲かのCDが好きです。
天気が悪いので散歩以外はなるべく家で過ごします。ゆっくりステレオを聴いています。
こんにちは。
削除ムシムシとして、それだけで気が滅入ってしまいます。
C・デイヴィスはドレスデンとでしたっけか?聴いてみたいです。交響曲に限らずピアノ・ソナタなどをハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンで聴いているとウィーン古典派とはいうものの音楽の進化・深化に驚いてしまいます。
見た目綺麗でもノイズが盛大に出る盤って有りますね。
返信削除何度かトレースすると良くなる盤も有りますが
直らないのも有りますね。
自分もミスで盤に傷を付けた事は有ります。
2,3度トレースするとカートリッジのダンパーの動きが出てくれば歪み感は減ってきますね。
削除ノイズは様々ですが、これはレコードなので仕方ないところはあると諦めてます。
ちょっと油断してしまいました。まあ針先を飛ばしてしまうよりは大分マシですが。
デイビィスのハイドンはコンセルトヘボウですね。輪郭がはっきりとしていて、またコンセルトヘボウをいかしたまるみのある音響です。機会があったらどうぞ。ピアノソナタなどは進化するにそって複雑さが伴う点、ハイドンやモーツァルトは音響的な複雑さはなくても、日常にマッチしたような音楽だと思います。
返信削除昼過ぎに歩いてきましたが、湿気でびしょびしょになりました。蒸し風呂ですね。
コンセルトヘボウでしたか。失礼しました。
削除ハイドンの端正さにも惹かれるのですがモーツァルトやベートーヴェンを聴くと作曲者の思いが音楽を複雑にさせる様子がわかって面白いです。