2016年3月27日日曜日

弦楽四重奏団の不思議

最近、左右チャンネルで音量に差がある症状が再発している。B&Wだったときにもあったので、やはりアンプより上流に原因があるのだろう。気づいたのはイタリアSQのモーツァルトを聴いている時だった。チェロの音色が左チャンネルに寄り過ぎて聴こえてきた。原因の究明もちょっと億劫なので、対症療法としてC36でモノに切り替えて、左右チャンネルのバランスつまみで調整し、MC2255のメーターとにらめっこしながらメーターの針が同じになるようにしている。がこれもかなりメンドイ。
かといって左右のバランスが悪いのも気持ち悪いし、音楽に集中できない。困った。

さて、そこでふと疑問に思ったのが弦楽四重奏団の奏者の並び。向かって左から第1・第2Vn.は良いとしても、ヴィオラとチェロの並びが各四重奏団で異なっている。
イタリアSQは左から第1・第2Vn.ときてヴィオラ、チェロだが、アマデウスSQはチェロ、ヴィオラの順。気になってほかの四重奏団の画像を検索して調べてみるとバラツキがある。
アルバン・ベルクSQはヴィオラ、チェロだし、エマーソンSQはチェロ、ヴィオラ。スメタナSQもチェロ、ヴィオラだ。ジュリアードSQもチェロ、ヴィオラだった。もう少し見てみるとハーゲンSQはヴィオラ、チェロ。メロスSQも同じ。でももしかしたらヴァイオリンの両翼配置ってのもあるのかも。
やっぱり流派があるんだろうか?ドイツ・オーストリア式とかフランス式とか。演奏の効果を狙ってのことだろうけど、どのような効果で、どのように違うのだろうか。いつ頃からこの形になったのだろう?
ちょっと気になった次第。どなたかご存知だろうか?

ここまで画像を貼ってきて思うのは、最近の四重奏団のジャケットには演奏の様子を写したものが少ない、ということ。エマーソンやハーゲンは並んで写っているのばっかりで、画像を探すのに結構苦労した。

イタリア弦楽四重奏団「 シューベルト:弦楽四重奏曲<死と乙女><ロザムンデ>」
イタリアSQ
アマデウスSQ
エマーソンSQ
スメタナSQ
HAGEN QUARTET / ハーゲン四重奏団 / MOZART:STREICHQUARTETTE K.589 & 590 / モーツァルト:弦楽四重奏曲第22・23番
ハーゲンSQ

3 件のコメント:

  1. 幸せの黒い猫2016年3月27日 17:51

    ソフト自体が左右同レベルじゃなくて
    片側にバランスが偏っているものって結構ありますね。
    以前何かの本で3db位の左右差は
    許容範囲で生産している様な記事を見た事があります。
    ボーカル物でもキチンとセンターに定位せず
    僅かにどちらかに偏る音源は多いです。
    それとは違い
    ハード側で左右差が出るとしたら
    なかなかに難しい問題ですね。
    それも常に出るなら良いのですが
    時折出る様な物ですと
    切り分けがなかなか出来ず困りますね。

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  2. こんばんは
    たぶんプリかパワーが原因なんでしょうけど。修理も費用を含めてもう面倒です。すっかりおじいちゃん(おばあちゃん?)ですので鳴ってくれるだけでうれしい。そんな感じですね。

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