2016年8月29日月曜日

葡萄狩り WAM Symphonise Sir Neville Marriner / ASMF

一昨日、土曜日は寒いくらい。お盆以降、初めてエアコンをオフにした。日曜日は先週ほどではないものの昨日に比べて暑い。で、今日月曜日は全国1位の暑さ。参りました。
来週はもう9月。ついこないだお盆だったのに早いものだ。
そろそろ葡萄のシーズンもピーク。いよいよ巨峰系のお出まし。ということで行ってきました。日曜日。お目当ては巨峰系の藤稔(ふじみのり)。粒が大きく口の中に入れると果汁が滴る。爽やかな風吹くなか蝉しぐれを聞きつつ葡萄を頬張った。ぶどうは外で頂くほうが絶対に美味い。実は2週間前にもぶどう園に来たがその時はまだお客さんも少なかったが、今日は満席だった。
妻の実家へのお土産の分と合わせて6kgほど買い込み、そのまま柏崎の妻の実家へ。その帰りにブックオフへ。
先日の講演の謝礼金に感謝しつつマリナー/アカデミー室内管の交響曲集とブレンデルのピアノ、同じくマリナー/アカデミー室内管のピアノ協奏曲集などモーツアルトばかりを4タイトルほど購入した。
交響曲集はエロクァンスシリーズのもので4枚組。29,31,33,34,35,36,30,38,39,32,40,41番の12曲が収録されている。現在は全集が出ていて廃盤となっている様子。
まだ、つまみ聴き状態だがどれも誠実な演奏。それでいて楽しい。音がコロコロと気持ちよく転がり、音楽の流れもよい。

マリナーはここ最近、気になっている指揮者のひとり。「と」盤に踊らされて嵌っていたころは面白味のない、凡庸な指揮者とばかり思っていた。恥ずかしい話だが、よく聴きもしないで、評論だけを頼りにそう思い込んでいた。今聴くと誠実な音楽で、決して指揮者が前にしゃしゃり出てくることがない。音楽の運び方が上手い。物足りないかといえばそうでもなく音楽がよくみえる。料理でいう素材の味が引き立つ感じといったところか。
35番と40番のみ71年で他は79年~80年の録音。フィリップスだけあって録音は文句なし。シルキーかつウェット。直接音と間接音のバランスが見事。
一つ残念だなと思うのは、せっかく小編成であるのに音像が大きめであるところ。現在であればもう少し編成の小ささを意識した録音になるのかもしれない。80年頃で仕方のないことなのかも。MTTのベートーヴェン全集も室内オケを使いながらあまりそれを印象付けるような録り方はされていなかった。
もちろんマリナーもピリオドアプローチではなくモダンアプローチを採用しているわけだし・・・。まあ過渡期ってことでよしとしようではないか。

昼食は柏崎市役所前の「日喜」(ひき)で頂いた。その昔柏崎に住んでいた時によく通ったお店。十数年振りに行った。妻は冷やし中華と餃子。七味は冷やし麻婆麺と餃子を注文。肉汁たっぷりの餃子も記憶にある味のまま。ごちそうさまでした。

PHILIPS 473 232-2



2 件のコメント:

  1. マリナーはハイドンもよいよ。
    「日喜」私も連れてってもらったことあるんだろうか?全く記憶にない、、、

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  2. ハイドン欲しいんだけどまとまって出てないんだよね。
    日喜、行った行った。

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