2017年1月13日金曜日

副鼻腔炎と音の聴こえかた の話

大寒波である。
今日、一日降ったり止んだりしながらも、結構な積雪となった。まあ、これまで降らなかったのがおかしなわけで、これが新潟の冬と言ってしまえばそれまでなんだけど。
通勤時にも、結構スリップして路肩や中央分離帯に突っ込んでしまったクルマを何台か見かけた。
あの状況、幸いにもなったことはないがまことに気の毒に思う。
雪が積もると、積もった雪が良い遮音効果と防音効果、それに制振の効果を発揮するらしく、音が良くなる。これだけは有り難いことだ。

母は今日から食事が摂れることになったので食事の時間に合わせて見舞ってきた。まだ言語聴覚士さんによる摂食嚥下訓練を兼ねた食事だけれども母は食欲旺盛。顔を突き出して催促する始末。ちょっと恥ずかしい。食い意地が張っている。
でも、食べられるようになってホント良かった。発語もモニャモニャあって、機嫌も良さげだった。

母の見舞いのあと、七味は耳鼻科へ。
昨年暮れから左目の奥がずーんと痛かったのだが、年末年始と母のバタバタで長らく受診がかなわなかった。この荒天で気圧が下がったせいか、咽喉のいがらっぽさや飲み込んだ時の痛みも出て、今度は右目の奥や後頭部にも重たい痛みが出るようになった。
X線撮影と鼻腔ファイバーをしてもらい、診断は急性副鼻腔炎。いわゆる蓄膿症ってやつ。
で、膿や鼻水を出やすくする(排出する)薬と痛み止め、それに抗生剤を処方してもらった。薬を飲むと痛みは随分と和らいだ。鼻の通りも良くなった感じ。

ここでようやく本題。
音を聴く場合、耳(鼓膜から耳小骨)だけで聴いているわけではなく、骨からの伝導(骨伝導、主に頭蓋骨)でも音を感じ取っている。
副鼻腔は主に鼻腔(いわゆる鼻の穴)と眼窩の間にあって、所説あるが、その機能の一つに音声の共鳴に関わっているとも言われてる。要は骨を伝わってきた音を増幅する働きがある。
そうすると、炎症などで膿が溜まると共鳴機能が損なわれることになる。
実際、鼻が通るようになって中音域~高音域の量感が明らかに増した。特に人声が良く響いて聴こえるようだ。
副鼻腔炎になったら速やかに耳鼻科を受診することをお勧めする。

信じるか信じないかはアナタ次第、です。


6 件のコメント:

  1. ごめんください。雪、降りますね。
    お母さま、少し安定したご様子で何よりですね。

    オーディオは書くときにより違いますね。朝、夜。出勤日、休日。風呂上りはビンビン響きます。身体とともに、おかれている気持ちの状況により大きく変化すると思っています。

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  2. Kazuさん
    こんにちは。いや、ドカ雪になりましたね~。
    今日も見舞ってきました。車椅子に乗っていました。表情も良く元気そうで何より。
    この寒さで副鼻腔炎が悪化したようです。機器も増え、聴く楽しみも増えました。

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  3. 鼻詰まってるとたしかに音悪いわな。
    ところで、今日はkazuさん家のご近所で子供とスキーでした。足が重い。

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  4. こんばんわ。
    気圧低くなるとテキメンに副鼻腔炎増悪です。
    へー、スキーするの?お子さんたち。ところで、うな君は滑れるの?

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  5. 突然ですが、寒中お見舞い申し上げます。
    昨日、会議で鵜の浜温泉へ行ってきました。こちらと比べると、大変雪が多かったです。
    8号線は圧雪がありました。通勤など、大変だと思います。気を付けてください。

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  6. Kazuさん
    ありがとうございます。
    雪も一段落、というところでしょうか。
    でも寒いですね~。体調管理にも気を付けたいですね。

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