2019年1月1日火曜日

Mravinsky / LeningradPO. Prokofiev Sym.6 (Prague, 1967Live)

昨夜頂いたお酒とご馳走がかなりお腹にもたれ気味の元旦の朝。
新年早々これではいけないな。
もたれ気味のお腹にお雑煮をなんとか詰め込んだ。今日はお餅は一個だけ。
町内会の新年会に出たあと、お年始まわりを済ませコンビニへ。何だか無性ににコーヒーが飲みたくなってのこと。もたれ気味の胃腸にはあまり良くはないと思いつつも、苦味が美味しかった。

さっきNHKのHPでニュースを見ると東京都内でお餅を咽喉に詰まらせて救急搬送された人が10人いたそう。そのうち一人が亡くなっている。
お餅は良く噛まなければならない。あとステーキやローストビーフのような大きなお肉の塊もね。
もし咽喉に詰まって窒息したらすぐに背中をバンバンと叩くべし。掃除機は持ってきたり、準備に時間が掛かるのでおススメしない。
詳しくは→ここ

30日に注文していたCDが元日の今日、早速届いた。
ムラヴィンスキー/レニングラードのベト4とプロコの6番。PRAGAというレーベルの、いずれもプラハの春音楽祭のライブ実況盤だ。
プロコの6番は年末にnumabeさんのブログ(こちら)を読ませていただいて俄然興味が湧いた。そのあとたまたま見ていたHF堂のHPでこのCDを見つけた。
HMVにはこのプロコの6番とレニングラードでの5番の実況録音がSACDで出ている。5番はすでにRussian Disc盤で入手済み。
ブックレットの録音データによるとベト4は55年6月3日、プロコの6番は67年5月25日となっているがプロコの方は5月26日が正しいようだ。
ベト4はモノラル録音だが、プロコの方はステレオ録音。しかも60年代後半にしても驚異的に良好なステレオ録音。てっきりモノラルだとばかり思っていたが聴いてみるとちゃんと左右に広がりがある。オルフェオ・ドールなどのザルツブルグライヴ盤などでもモノラルであることが多いなかでのステレオ。当時東側であったチェコだがさすがである。
冷戦真っ只中に東西両陣営が我が方の文化的優位性を競う場となっていただけに演奏もそうだが録音技術も水準が高かったのかもしれない。おかげで素晴らしい演奏を良好な録音で聴けるわけだけれども。
67年といえばいわゆる”プラハの春”の前年。翌年(68年)の8月にはソ連を中心とするワルシャワ条約機構軍の軍事介入によって”プラハの春”は収束してしまう。
プラハの聴衆はこの時の演奏をどう聴いたであろうか。

曲が晦渋に過ぎて、七味は今一つ良さがわからないでいる。なんとなく3楽章構成で前半深刻で最終3楽章がノリノリな感じはショスタコの6番に通じるものがあるがどうなんだろう。
演奏はこの曲の47年の初演者だけあって説得力ある非常に厳しい演奏だと感じるが、唯一持っている小澤/BPh.盤も聴き比べてみても決して悪い演奏ではないと思うが、ムラヴィンスキーの統率力には敵わない感じか。
今年はプロコフィエフ開眼、の年になりそうな予感?

PRAGA 256004

4 件のコメント:

  1. 今年もクラシックのネタをよろしくお願いいたします。

    返信削除
  2. 本日は正月にもかかわらずお疲れさまでした。昨日とはうってかわって冷え込んできました。
    こちらは6連休、明日だけとなりました。金曜日出勤でまた休みなので気が楽です。
    プロコフィエフといえば1番しか知りません。正直なところ喧噪的で近寄りがたいです。慣れればそうでもないのでしょうか。

    返信削除
  3. Kazuさん
    ありがとうございます。お屠蘇気分も抜けて仕事してきました。
    プロコフィエフは私にも随分とつかみどころのない作曲家ではあります。ショスタコと比べられることが多いですが負けず劣らずミステリアスな作曲家のように思います。

    返信削除
  4. 雪だるま さん
    ありがとうございます。
    了解です、といえるほどのことはありませんが頑張ります。

    返信削除