2019年10月6日日曜日

トーンアームの高さ調整とアームリフターのこと LPの外袋

レコードプレーヤーに纏わるアクシデントはその後起きず。心安らかにLPを聴くことができていた。
今日もLPを聴こうとディスクをセットし、針を降ろそうとUP/DOWN ボタンを押すとドンッ!とカートリッジが降りるというよりは落ちるといった感じで降りた。
以前にも同様のことがあったが、いつの間にか直って(というか気にならないくらいに)いた。KP1100は確か油圧式のオートリフトアップ機構を備えていて、頭出しの際はレバー式ではなくボタン操作でそれを行う。
ドンッ、と落ちてカートリッジが跳ねてしまうので盤もだが、針先を傷めないかという方が心配。
まあ、マニュアルで降ろせばよいのだけれども。こちらも要観察かと思っていたら、動作が安定してきたので一安心。

トーンアーム絡みでもう一つ。アームの高さ調整。KP1100の場合、六角レンチで2か所のネジを緩めて調整するが、これが極めて作業しにくい。そしてカートリッジによって適切な高さが違う。基本アームとターンテーブルが横から見て平行になるようにセッティングするのだがデノンのDL-103とオルトフォンのMC☆20wを比べるとオルトフォンの方が高さがある。今はオルトフォンを基準に合わせているが、デノンを装着するとスペーサーを噛ませていても前下がりになる。逆にデノンに合わせるとオルトフォンを装着しリフトアップしても針先が盤を擦るかどうか、といった感じ。
結構頻回にカートリッジを交換する方なのでこれを交換の際、イチイチ調節するのはちょっと面倒。
まあ、愚痴というかボヤキですが。

さらにもう一つ。ターンテシートとして使っていたジュラルミン製のAT666を外し、ゴム製マットに変更。ターンテの重量アップ目的でトリオの外周スタビライザーDS20をターンテに載せ、ゴムマットは2枚重ね。今のところはイイ感じ。

最近、LPをHF堂のネット注文で買ったり、長野の中古ショップで実際に物を見て買ったりしているが、そんな時は大概LPの外袋が付いてくる。HF堂ではほとんどジャンク扱いのものしか買わないのでそんな時、外袋はつかない。
最近になって、この外袋が煩わしく思えてきた。
ビニール製の外袋は主に、埃や塵の盤への付着防止とジャケットや帯の保護が目的だと思う。
収納の際、埃が侵入しにくい状態(戸が閉まるとか、蓋がある)ならいらないんじゃないか?
ビニール製という事もあって帯電しやすく、我が家の場合は外袋に埃が付着しているものが多い。
背表紙が見えるようにしての収納ではLPを探したり、取り出す際にジャケットを引き出さなければならず、その際にジャケットが擦れてしまったり、帯を隣の盤に引っ掛け破いてしまう。箱状のものに収納している現在は横に引き出さずジャケットを前に倒して繰っていく探し方なので、あんまりジャケットを擦らないで済んでいる。
帯は外せたら外し、スリーヴ内にナナメに入れている。まあ、オビにはそんなに思い入れはないほうなんで破れたら破れたで捨ててしまうのだけども。

10 件のコメント:

  1. 幸せの黒い猫2019年10月6日 15:57

    確かにアームの高さ調整は面倒ですね。
    テクニクスのような造りなら
    高さ調整は楽でしょうが
    ケンウッドの方式はコストは安いでしょうが
    フレンドリーではないですね。
    とはいえ慣れで自分はさほど
    面倒には感じずカートリッジ交換を
    楽しんではいます。
    アームリフトが突然早くなる時は
    確かに有りますね。

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  2. どうしても面倒に感じてしまいます。
    アームリフターの不調は何なんでしょうね?いつの間にか直ってますし…。

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  3. 幸せの黒い猫2019年10月6日 16:58

    2箇所有るネジのうち
    奥側を緩めてから
    右側のネジを揺るて高さ調整。
    確認は右側のネジだけを軽く締めて行い
    ダメだったら再調整。
    高さが決まったら
    奥側のネジも締める形で行ってるので
    実質作業中はネジ1本だけを
    回すだけなので自分は気にしてません。
    仕事が機械の部品加工と組み立てで
    普段からネジに慣れてるのも
    関係してるかもしれませんが。
    アームリフトの速度はオイルの硬さに
    頼ってると思いますので
    何かの拍子に粘度が変わるのでしょうね。
    ラジコン用のシリコンオイルで
    自分で調整出来ると言う話しは聞きました。
    あまりに酷くなったら
    やってみようかな?とは思っています。

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  4. 自分、不器用ですから…。
    あと、緩めた際にしっかり支えているつもりでもガコンッと落っこちるのがちょっと怖いです。
    リフターの速度調整、以前症状が出た際に福島のショップの方に相談したことがありますがその時は修理・調整不可と仰っていたように記憶していますが、できるならいいですね。速いのも困りますがえらく遅い、なんてのも困ってしまいそう。
    アーム高の調整、もう少し記事にしてみようと思います。オルトフォン寄りですが少し下げてみました。

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  5. 幸せの黒い猫2019年10月6日 17:39

    確かにネジを両方緩めた瞬間にガコンと
    落下する事は有るでしょうね。
    結構後1mmとかの調整が
    この機種は正直難しいですね。
    アームの水平はアームの目視ですか?
    自分はシェルに水平器を載せて
    それで見てます。

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  6. 0バランスを取り印加した後に、いらないLPの上に針を落として方眼紙を貼った厚紙を当てて目視、です。
    シェルに水平器を載せるとバランスが崩れませんか?

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  7. 幸せの黒い猫2019年10月6日 18:32

    二度手間ですがシェルに水平器を載せた状態で
    一度ゼロバランスを取ってそれで
    規定針圧を掛けて水平調整をします。
    水平がでたらシェルから水平器を下ろして
    再度ゼロバランスを取り直しです。
    シェルの精度が不明なのでアームの水平を
    出してもシェルに取り付けてあるカートリッジが
    水平の保証が無いので
    シェルでのみ水平を見ることにしてます。
    ここらは確か自分の過去記事に有った気がします。
    ただシェルのカートリッジの取り付け面と
    上面との平行度が正確かは
    シェルによっては確認が必要ですけどね。

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  8. 幸せの黒い猫2019年10月6日 18:35

    自分の過去記事は
    https://ameblo.jp/triokt/entry-12492838134.html?frm=theme
    です。
    要らないレーベル盤を使うのは一緒ですね。

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  9. なるほど~、納得です。水平器を載せてバランス、印加するわけですね。水平器は例の丸いヤツでしょうか?

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  10. 幸せの黒い猫2019年10月6日 19:02

    かなり小型の丸いのを乗せてますよ。

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