2021年5月9日日曜日

休日自宅警備員~ イベール 寄港地

休日はほぼ自宅警備員と化しているウィッチ。文字通り番犬。
妻は出勤、娘は学校へ。ということで留守番です。もう好きな音楽ばかり聴いております。

ということで、イベールの交響組曲「寄港地」です。
この曲を知ったのは中学生の頃。吹奏楽編曲版です。3曲からなるこの曲。第1曲「ローマからパレルモ」第2曲「チュニスからネフタ」第3曲「バレンシア」という具合に地中海沿いの港町を描写したエキゾチックな曲。これはイベールの海軍士官としての航海経験が元になっているらしい。吹奏楽ではこのうちの第2曲と第3曲が演奏されることが多い。
特に第2曲ではオーボエの長いソロがあって、難易度の高い曲として有名だった。最近では人気はどうなんだろう。

先日、朝の通勤時にラジオから「寄港地」が流れてきた。誰の演奏だろう?マルティノン?ミュンシュ?などと想像していたらその遥か斜めを行くネーメ・ヤルヴィ/スイスロマンド管で驚いた。
イベールの纏まったCD、ディスクというのは残念ながら持っていなくて、「寄港地」はミュンシュ盤とパレー盤、マルティノン盤を持っているがどれもサンサーンスのオルガン付きなどとのカップリングとなっている。
その中からミュンシュ盤を。
録音は56年と古いがSACDで音質は良好。ややFレンジは狭いが定位や音の質感は上々。
RCAのリヴィング・ステレオのSACDは全体に音の肉付きが良いと感じる。同じくミュンシュ/ボストンの廉価BOXを聴くとどうにも音が痩せてというか情報量の少なさというものを感じて聴きとおすことが苦しいときがある。音の粗さといっても良いかもしれない。まあ同じ曲を聴き比べたわけではないのだけれど。廉価BOXもソレ単体では聴けますが、SACDというか優秀なリマスタリングを聴いてしまうと、ということです。












6 件のコメント:

  1. 幸せの黒い猫2021年5月9日 20:35

    お留守番での音楽三昧良いですね。
    奥様お仕事お疲れ様です。
    しっかりしたSACDプレーヤーをお持ちなので
    よりSACDの良さが出るでしょうね。

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    1. ということで、夕飯はウィッチが作りました。
      この時期採れる姫タケノコ(根曲がり筍)のみそ汁。こっちではサバの缶詰を入れるんですよ。
      豚汁+タケノコ・サバ缶って感じです。

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  2. 家に誰もいないと大きな顔をして音楽がきけますね。
    私も平日の昼には音楽を聴きながらウトウトしています。
    買い物について行ったりで土日がつらいです。

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    1. こんばんは。
      私は休日は逆に出かけたい派なんですが、一人で出かけてもつまらないんですよね。
      連休もほとんど自宅にいて音楽ばかりで、少々飽きてきた、というのが正直なところです。

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  3. 確かこのSACD持ってたはず、とラックを漁ってみたら一緒にXRCD盤(オルガン付は入ってないです)が出てきたので、聴き比べてみました。
    レンジの広さや音のはっきり感など、自分はXRCDの方が好みと感じました。

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    1. SACDとXRCDの両方をお持ちとはさすがです。XRCDのほうがリマスタリングが丁寧なのではないでしょうか。
      フォーマットだけで音が決まるわけではないということでしょうね。
      XRCDは何枚かありますがどれも良い音と思います。
      マスターズBOXセットは少々潤いのない感じがして、音楽のアラが見えてしまう気がします。

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