3連休の最終日。
遊びに来ていた姉が埼玉の姪のところに行くというので上田での演奏会のついでに上田駅まで送っていった。
最寄りの新幹線の駅でも良いのだが、どうせ上田に行くのだからという事で。最寄り駅だとお昼の時間帯の新幹線がないのだけれど上田まで行けば長野始発のあさまが1時間に1本あって便利というのもある。
道中県境のあたりは生憎の雨。でも須坂を過ぎたあたりで雨も止んだ。
須坂と言えば最近、大きなショッピングモールがICの近くに出来たばかり。高速道路から良く見えたが駐車場にはクルマがぎっしり。ものすごい数であったな。同僚も先日行ってきたと言っていたな。
建築資材高騰の折り、よくまあ開業に漕ぎつけたものである。
さて、スザンナ・マルッキ/東響の上田特別演奏会。サントミュゼ。
前半はLvBの田園、後半はストラヴィンスキーの春の祭典。
田園は先日OEKの上越公演でも聴いたばかり。春の祭典は初めて。
チケ取りの際、10列目という事で買ったがホールに着いてみるとなんとステージから4列目。ほぼかぶりつきで観れる反面、楽器の音が溶け合わない状態で耳に来るなあと。
田園は割と早めのテンポで始まったが、徐々にたっぷりと歌う演奏に。
田園というよりは故郷。郷愁たっぷり。信州の田舎の風景を彷彿とさせる。思わず落涙。まさか田園で泣けるとは。
ハルサイは期待の一曲。
冒頭ファゴットのソロはかなりゆっくり。全体にゆっくりずっしりでリズムも重めだが緩急の差が大きい。ゆっくりなのでテンポを上げると相対的に早く感じるのかもしれないが。なかなかオケがついて行くのもシンドイんちゃうか?と思っていたが食らいつく食らいつく。なかなかスリリングであったな。鉈で叩き切るような感じも全体ではサスペンスフルという稀有な演奏だったか。
初ハルサイとしては良かったのか悪かったのか。
席はやっぱり近すぎた。楽器の生々しい音ばかりが聴こえてしまってその点では楽しめなかったな。でもこういうのもアリ、としておこう。
サントミュゼ、初訪問だったが美しいホールだった。
十日町の段じゅうろうといい、近隣の街に良いホールがあって羨ましい。
今月、市長選挙があるのだが音楽専用ホールとは言わないが音の良い新ホール建設を公約にしている候補者がいれば投票するのにな。
昨日、遠方の畏友からケーブルが送られてきた。いつもありがとう。
MC2255をSP間に置く計画の一環だがどうなるか。SPケーブルも買わないと。
さて今週こそ検診。検便、検便と。