2025年4月6日日曜日

ようやく暖かく

先週の木曜日に気温が30℃を超えて一気に夏が来た感じも、その日以降はまた冬に戻ったかのような天気で、震えて過ごしていたが、今日は日差しが暖かい一日となった。

Kazuさんのところでオフ会という事で絶好のドライブ日和。調子に乗って海沿いの道を窓を全開で走ったがコレはさすがにやり過ぎた。寒かった。
オフ会の前に懇意のGSに寄って夏タイヤに交換と給油。今回はタイヤは買い替え。値切ったが高いな。冬タイヤはもう1シーズン行けそうとのことで胸を撫でおろすが、まだまだ値上がりする予定だという。ガソリンも1L=177円。こちらもかなり厳しい。

さて、オフ会。
安定の美音。ウィッチは目下のところ定在波対策に大きく関心が向いている故、そこが気になるところだが、ほとんど定在波がわさこいてない(=いたずらしてない)。低域は程度なボリュームがありながらも圧迫感ない音だし、高域も耳に刺さるようなところはなかくてとても聴きやすかった。
ラックスマンとハーベスの組み合わせは盤の七難を隠すなあと。どうしてそうなるのかはわからないが、録音の欠点を上手く隠して、綺麗に聴かせるそんな組み合わせ。
ストコの展覧会の絵は4チャンネル録音でレンジも広く、良い録音だが悪く言えば派手でケバい音。まあ、下品な再生音となりやすい。我が家ではその派手でケバいところがモロに出てしまいがちなのだが、Kazuさんのところだと派手さケバさが上手にスポイルされてとても品が良く美音。
いつものことながら音楽やオーディオなどいろいろと語るのは楽しいもの。あっという間に時間は過ぎてお開きに。
今度はこちらにお迎えすることに。それまでに準備整えなきゃだ。
ありがとうございました。

さて、我が家のオーディオはというと今週に入ってなんだかんだと纏まりつつありと言った感じ。
4月1日はお休みだったので年一の眼科定期健診に行ったあとはオーディオの調整に時間を費やしたこともあってようやく形が見えたよう。
定在波はEQで叩けている様子。気になっているのは①左右のバランス ②低域・中音域・高域のバランス ③中音域・高音域の耳に刺さる周波数の特定 ④100Hz以下の低域のバランス
の4つ。
①左右のバランスはだいぶ整ってきたが、先日J-POPを爆音で聴いていて右耳がボワーンとなってしまった。やはりある特定の帯域では右チャンネルの方が大きい様子。
これは31帯域の純音をモノラルで再生して耳で合わせてみたり。ただ低域は定位が明確でないのでなかなか難しいところ。
②低域・中音域・高域のバランスは好みによるところが大きいが定在波がカット出来たので現状は低域が物足りない感じ。高域のエネルギーが全体的に大きいと音離れが良く華やかな
印象になるが、やり過ぎると芯がない出音に。このあたりはEQで1250Hzより上の高域を絞ってみたり。
③中音域・高音域の耳に刺さる周波数の特定はCDを再生して気になるところの音をピアノ鍵盤アプリを使い音階を特定して、音階と周波数の対照表で当該周波数の当りを付けEQで調整したり。
④100Hz以下の低域のバランスは結構難しくて、これはもう低音が豊富なディスクを繰り返し聴きつつ、膨らんでいるところを当りを付けて調整、それを聴いて、を繰り返すしか。
という事をチマチマとやって。
それでもそんなことを続けていると、なんとなく形になってそれが音に表れて来てね。
そんで少し先に明かりが見えて。そんな感じ。
最後まで難渋した100Hz以下の低域も意図した感じにタイトになったか。耳もボワーンとならないし。
やれることはやったし、かなり良いところまで行ったのではないかな。いつものことだけどきっとまた不満は出てくるのだと思う。ま、その時はその時、という事で。


2025年3月30日日曜日

春めいて 東京交響楽団第140回新潟定期公演

ご無沙汰しております。
随分と春めいてきた。と言いたいところ、今日はまた冬に戻ったような天気。
三寒四温とは良く言うが、それでも随分と暖かい日も。まあ風は冷たいんだけれど、日当りの良い窓際などに行くと天国のよう。そんなわけでこのところ、ご利用者のリハビリにかこつけて日向ぼっこばかりしている。

先週の日曜日は東響の第140回新潟定期公演に。ついでにSNSで知り合ったこのお正月に我が家にいらしたコロコロさんという方の御宅にオフ会という予定。
天気も良かったが、そうなると服装に悩む。シャツにジャケットを羽織ってみたが日差しが暖かく、車中ではジャケットを脱がないと暑いくらい。
10時半に待ち合わせ場所で合流。オーディオ部屋は6畳くらいか。
早速音を聴かせていただいた。オーディオを初めて確かまだ数年くらいと仰っていたが、なかなか良い機器をお使いであった。SNSに空気録音をよく上げていらっしゃるが、全貌がわからなかった。フォーカルのスピーカーにサブのウーファーをラックスマンのパワーとクレルのプリアンプで鳴らしている。デジタル系の入力はちょっとわからなかったがPSオーディオのDAC。アナログはターンテーブル、カートリッジともにレガというメーカー。
凄いのは、窓を塞いだり、かなり部屋の対策をされていること。その情熱に感服仕った次第。さながら秘密基地のようでロマンがある部屋。
音は高解像度を狙ったものと思うが、その狙いは上手く行っているように思うものの、もう少し低音が締まると良いのと中高域でかなり耳に刺さる帯域が気になるかなあと思ったり。
レコードについてはご本人も酷い音、と仰っていたが、かなり歪む。そういう時は調整がうまく行っていないことが多い。見せて頂くとゼロバランスが取れているのか怪しい感じ。慣れない高額機器を薄暗いところで弄るのは躊躇われたが、ここはおじさんが一肌脱いで調整させていただいた。ユニバーサルアームではないので一度調整してしまえばそのままで良いのが楽かな。
案の定ゼロバランスが取れていなかった。重りを動かしてバランスをとるのだが針先を飛ばしては申し訳ないと慎重に。とりあえずバランスが取れたようなので針圧1.75gを印加するが指定針圧ではまだ歪みが残る。あまりレコードを聴いていなかったとのことなので2.0gにしてレコードを再生。歪っぽさが無くなりようやく良い音で鳴る様になって一安心。
カートリッジのデータをネットで見ても1.75gとしか載っていない。針圧は結構変動が大きいのに。インサイドフォースキャンセラーも針先の形状が不明で困った。10万クラスのカートリッジという事なので、ファインライン針かと思い針圧より少な目に。楕円針だと針圧より多めに掛けないといけないがそこは保留。
まあ、レコードプレーヤーの作法については自分も他人のことは言えない過去があるので。
ちゃんとゼロバランスとっていたか自信が無いし。中古のフルオートだったが針圧のことも良くわからなかったし。
いずれにせよ、歪みも少なく綺麗に鳴る様になって良かった。

演奏会の後は泊りの予定だったので駅前のホテルにチェックイン。アートホテル新潟。このホテルは少し前に、ドラマ「孤独のグルメ」原作者の久住昌之が朝食が美味しいとSNSで言っていたので決めたホテル。階下には大型書店もあってね。夜のお供に新書を2冊購入。
オフ会では少し汗をかいてしまったのでシャワーを浴び着替えて会場のりゅーとぴあへ。駅前のバスターミナルがすっかり様変わりして目的の路線のバス乗り場を探すのに手間取ったが何とかバスに乗ることが出来た。
りゅーとぴあはジョナサン・ノット/東響のマーラー5番以来か。
今回は低弦に注目してステージ向かって右のかなり前めの席を確保。

今回は途中休憩なしのエグモント序曲と交響曲第9番「合唱付き」の2曲。
指揮は藤岡幸夫。
ウィッチはエグモントも多分生で初めて聴くのだけれど、ベートーヴェンらしさがみっちりと詰まった曲だと思っていて、大好きな曲。冒頭の弦でやられましたね。これはこの演奏会は大勝利。確信。
音楽の集中・緊張と開放のバランスが見事。最後の方のアッチェレランドも見事。サッチーの指揮はそれでも自由で闊達。なかなかヤル。
いよいよ第九。合唱団、にいがた東響コーラスがステージへ。嫌が上でも期待感が上がる。
サッチーが登場。
弦の緩やかなトレモロとホルンによる導入。終始弦が雄弁な演奏。席もあって低弦の分厚い響きが心地よい。管楽器の音の表情も丁寧に描かれて良い。
聴いていて身体が熱くなってくるのがわかる。ウィッチの体温も上昇。
安定感と勢いの良さの対立と両立は見事という他ない。
いよいよ第四楽章。ソリストが登場。
バリトンの独唱。立ち上がり客席をぐるりと見まわし歌い始める。もうその冒頭でノックアウト。先日の小林沙羅もそうだが歌手のオーラの凄さよ。
そして合唱。もうねウィッチの中で何かが弾けたね。バチンとね。
ベートーヴェンはん、アンタなんちゅう曲を書いてくれたんや! そんな感じ。
合唱が素晴らしいの一言。第九は合唱。これに尽きるという結論。
もちろんソリスト4人もなのだけれど合唱。にいがた東響コーラスが素晴らしい。今回のMVPはまぎれもなくにいがた東響コーラスだった。
第九は比較的歌う機会が多いのかとも思うがホール全体を包む声エネルギーに圧倒された。
年末に第九を歌う、なんてのがあるが何となくあの気持ちが分かった。あの高揚感、一体感
もうとんでもない曲だと今更ながら認識した。
もうこれは優勝祝賀会をしなければという事で、臨時バスにて駅前まで。
日曜日ということもあって開いているお店は少ないが、居酒屋へ。素晴らしい演奏会の後は美味しいお酒よ。
とはいうものの、美味しいというホテルの朝食のため控えめにビール1本と日本酒を1合熱燗で。
さて、翌日。本番の朝食ビュッフェへ。
魚沼産コシヒカリと県内産コシヒカリの食べ比べが出来るという。日本酒の飲み比べもあると聞いていたが会場には見当たらず。残念。まあクルマなので飲みませんが。
おかずも充実の一言。
なんと新潟B級グルメの雄、イタリアンまである。
結局魚沼産コシヒカリ→県内産→魚沼産と都合3杯の御飯を頂く。今時は県人でもコシヒカリなんて食えませんからね。
腹はちきれる。
朝食付きで一泊7500円ほど。おすすめよ。また泊まりたいが、なかなか機会が無いのが残念でならない。
動けないので少し休んで、チェックアウト。紫竹山へ。クルマで10分。もちろんドフのオーディオサロン紫竹山へ。1階がオーディオ機器、2階がソフト。
1階フロアはぐるっと回り、お目当てはソフトの方。
探していたLP・CDが見つかりホクホクで帰路につく。平日月曜日は高速道路もあまり混んでおらず天気も良くてのんびりドライブ。昼過ぎに帰宅し。早速レコードを聴いた。

というのが先週の土曜日から月曜日のこと。
今週はというと気温が30℃を超え、夏が来たかと思えばそこから15℃近くも気温が下がるというね。少々つらい一週間だった。
結局、オーディオの調整に時間を費やすという。
リスニングポジションをさらに前に出して調整してみたものの、結局、現状に戻したり。さらに元に戻したりと、やや迷走気味に。
定在波をある程度叩くことが出来たものの、一部の中音域帯で定位が怪しいところがあって。多分、幅の定在波の奇数次共振モードが悪さをしているのではないかと踏んでるのだけど良くはわからない。結構ふらつく感じがある。このあたりはまだまだ調整が必要か。
それでも、ふらつきが明確にわかるようになったのは収穫大だし、音にまとまりが出てきたようにも思う。現状ここまで出来て、出音がよくなればOK。大満足とは言わないが。
なんだかんだと色々やって、元の木阿弥みたいになったが結果良ければすべて良し、という事で。

もう四月。地元の観桜会は一昨日開幕。100回目という事で気合入っているようだが生憎の荒天スタート。一部桜は開花しているとも聞く。開花判断の標準木の桜はまだみたい。






2025年3月16日日曜日

群馬交響楽団第606回定期演奏会 

何とか体調が持ち直したので群響の定期演奏会に行ってきた。
金曜日に膿を出し切ってくれたのが効を奏したよう。発熱や酷い痛みもなくなった。抗生剤と痛み止めのおかげか。
この時期、関東の方へ行くと鳴門親方、何を羽織っていけばよいかちょっと悩むことが多いのだけれど今週は高崎も寒いという予報なのでいつものアウターを羽織って出かけた。まずはローカル線で越後湯沢まで。そこから新幹線で高崎へというルート。
湯沢が近づくにつれ雪の量が増えて行く。南魚沼はまだまだ積雪が多く、家が雪に埋もれた状態。同じ県内でも随分違うなと思った。
松代や十日町では結構お客さんが乗り込んできた。外国の方も多くて、どうも大地の芸術祭を観に来た感じ。夏の開催期間以外でも冬期間のイベントやツアーを開催したり集客に余念がない。

昼頃に高崎に到着。演奏会の開演は午後4時。という事で高崎の一駅先の倉賀野という所へ。
ジャズ喫茶蔵人(くらーと)さんへ。
開店が午後1時という事でDMで伺うことを伝え、昼ごはん。倉賀野駅周辺にはほとんど飲食店がない。唯一見つけたソースカツ丼(SKD)が売りのお店へ。歯も悪いしお肉はちょっと敬遠したいが仕方ない。
SKDと言うとこれまで福井、福島で食べたことがある。群馬のSKDは酸味の利いたややあっさり目のソースが思いのほか御飯と合って美味かった。
1時15分ごろ蔵人に伺うと薄暗い店内には先客が一人。うーん、ザ・ジャズ喫茶!という事でカウンターへ。コーヒーを注文。
こちらのお店は店内撮影禁止。私語禁止とのこと。
なにぶんウィッチはジャズ喫茶初体験なのよね。意外?
マスターが次から次へとレコードをかけ、お客さんはそれを聴くという感じだが、マスターのレコードのチョイスがなんとも絶妙にグーな感じ。
最初はクリフォードブラウンのウィズ・ストリングスではなかったかと思う。そのあとはちょっとわからなかった。
店内の機器や本、雑誌はお好きに見てくださいとのことだが初めてなので自重。
鳴っていたシステムはプレーヤーがSP-10でアームはFR-64にDL103に見えたがどうか。
アンプはレヴィンソン、スピーカーはJBLの9500。
なかなかにガツンと濃ゆい音がする。お店の名前からも判るように蔵を改装した店内は非常に天井が高い。その所為か音が上へ良く伸びる。かなりの大音量だがそれほど煩いとは感じない。耳が慣れてくるとこの空間そのものがとても心地よく感じられて何だかうれしくなった。
演奏会の開場時間も近くなり、お暇した。また5月に演奏会がるのでその時お邪魔したい。

高崎駅に戻り、会場へ。
この日のプログラムは前半がワーグナーのトリスタンとイゾルデから前奏曲と愛の死。後半がマーラーの交響曲第9番という組み合わせ。
愛の死、独唱はソプラノの小林沙羅。指揮は常任指揮者の飯森範親。
どちらも実演では初めての曲。
前奏曲と愛の死を続けて演奏するのだから独唱者と指揮者が一緒にステージに入ってくるのかと思っていたが指揮者だけがステージに。演奏が始まる。
冒頭、やや緊張気味なのか少々音が硬いと感じたが次第に解れていき弦の厚い響きがホールを満たす。引き締まったテンポのなかで大きなうねりも見せていた。
すると終盤に、ステージ袖から小林が静かに入って来て、指揮者の横に。
もうステージ袖に現れたときのオーラがハンパない。圧倒された。愛の死に移ってからはもう小林の独壇場。聴衆の耳目をすべて搔っ攫う勢い。そうかプリマドンナとはそういうものなのだと納得。高音の張り・伸び少し足りない気もしたがどうだろう。
オケと混然一体となったクライマックスは圧巻の一言。大ブラボー。

後半はマーラー。
結論から先に言うと微妙。
オーケストラは大熱演。これは間違いがない。もちろんキズはあった。ナマだもの。これは仕方ない。ただこの熱演が何だか空回りというか消化不良というか飯森マエストロのマーラー第9番という音楽、世界を聴衆にも、オケにも十全に表す・示すというところまでには届いていなかった。
飯森マエストロの指揮は全体にテンポが速く、所々に仕掛けも施していたが、それに付けるのがやっと、という感じだった。
第2楽章、第3楽章もテンポが速く、細かいニュアンスのようなものを伝わってこない印象は残念。特に第2楽章は緩やかなレントラー風のテンポで、いくぶん歩くように、きわめて粗野に、というマーラーの指示からするとまるで全速力で駆け足、みたいであったし、第3楽章のロンド=ブルレスケも初っ端から早いテンポで進んでいき、最終盤の畳み掛けるようなところでテンポが上がらず弛緩してしまったように聴こえてしまって残念。
ただ第4楽章はもう。もう何もいう事が無いくらい素晴らしい演奏だった。あんなアダージョが聴けるとは!もうずっと鳥肌がたちっぱなし。
飯森マエストロの振幅の大きなうねりに見事に応えた演奏。特に終盤、段々音数が減っていく掛け合いの美しさと儚さ。固唾をのんで見守ったよ。さすが群響!やるじゃない!
ただ、前半の3つの楽章のやや上滑り的な演奏があってのことなのかもと思わないでもない。
そんな中でも特にホルン、ヴィオラ主席、コントラバスはしっかり仕事を果たしたなと。
裏を返せば、ホルンがコケていたら目も当てられなかったかもしれない。

そんなわけで大満足、とは行かなかったが収穫はあった演奏会だった、かな。
飯森マエストロが演奏後どう感じているかはわからないが、また数年後、10年後くらいにこの組み合わせで是非聴いてみたいものだわよ。

夜はおでんで一杯。まあ歯のこともあるので控えめに頂いて。
次、高崎に来るのは5月17日かな。高関マエストロでショスタコの8番。これは期待大!

2025年3月14日金曜日

今週もいろいろと

前々回にも書いたが、ウィッチは絶賛左奥歯の治療中。左に負担を掛けないように右側で噛んでいたら今度は右の奥歯の周囲が腫れてしまった。火曜日には下の歯の汚れを取ってもらったがその後から猛烈に右の奥歯が痛み出した。
仕方なく、歯科医院に電話して翌日水曜日の仕事終わりに診察・治療を受けてきた。
何でも、膿が溜まっていて、それが歯茎から飛び出しそうになっているとのこと。原因は強く噛んでしまうことらしい。寒暖差でそれが顕著になるらしい。
レーザーで患部を切開し、焼いて殺菌する感じか?
しかしこのレーザー治療がとんでもない痛さ。悲鳴を上げてしまうくらい。
何とか治療を終えて抗生剤と痛み止め、それに洗口液を頂いてほうほうの体で帰宅もグッタリ。早々にベッドにもぐりこんだ。
木曜はなんとか出勤したが、どうにも身体が怠くて早退。ソファでウトウトしたら少し身体は楽に。抗生剤が効いてきたのか。痛み止めが無いとまだ患部は痛い感じ。
夜に発熱したこともあって金曜日はお休みを頂いた。夕方に再度歯科を受診。まだ膿があるとのことで麻酔をして膿をすべて取ることに。
結構な量の膿が取れた様子。先日もらった抗生剤よりも強いものと痛み止めをもらって帰宅。グッタリ。
今は治療箇所が痛いだけだが、熱が出たりしなければ良いのだが。
土曜日は高崎に行く予定も俄かに雲行きは怪しくなってきた。
チケットはとってあるがキャンセルするかもしれない。

さて、そんな体調が悪い中も考えるのはオーディオの事。マッキン症状?いや末期症状か。
このところの懸案である定在波対策。
音楽を聴いていて、ところどころ圧迫感だったり耳に刺さる感じの音があって。
圧迫感は低音域で刺さるのは高音域。
生成AIに聞いたりして概ねスピーカーとリスニングポジションの最適位置が決まって、この部屋の定在波についても聞き、いくつかの周波数でモードの重なりがあることも判った。
そうなると次はその定在波を実際に退治しなければならない。
確実な方法は発振器を使って20Hzから20000Hzまでの周波数のどこで共振が強くなる・弱くなるかを調べること。だが発振器のアテがない。
スマホのアプリに有りはしないかと探すと有りました。トーン・ジェネレーター。
これを使って、スマホからBluetoothで飛ばしてスピーカーから音を出して耳で確認する、ってえ事を思いついた。
で、やってみた。
これが大変なんだけど面白い。結構な音量なのでまず耳が痛い。注意しないとスピーカーを痛めてしまう恐れも。
面白かったのは耳を圧迫したり耳が痛くなる周波数(ピーク;腹)もあれば、逆に音がすぅーっと小さくなる周波数(ディップ;節)もあること。そして周波数をスィープしていくと結構左右に音が振れること。それも数知れず。本来であればピークだけでなくディップも叩くのが良いのだろうが、ピークだけで20箇所くらい。パラメトリックEQに反映させようにも10コしか設定できないので、とりあえずピークのみ厳選して10箇所を設定。
ここは遠慮なく思いっきり叩く。当初はちょっと遠慮気味に叩いていたが圧迫感が残った。特に刺さるような2000Hz以降の高音域は高域が刺さる感じのCDなどを聴きつつ調整する。

次に行うのは左右の聴感上の音量の調整。これはグラフィックEQを使う。31バンド一つ一つを正弦波をモノラルで再生して確認調整。モノラルの場合、聴感上センターに音が定位すればバランスはOKかと思う。それを好みのカーヴに落とし込んで終了。
チェックに使っているヨー・ヨー・マとシルクロード・アンサンブルのCDで確認。
概ね聴きやすくなった印象。ここまでやるとなんと聴きやすくなるのかと正直驚いている。これまで圧迫感の有る帯域はグラフィックEQで叩いていたが、それだと音が痩せてしまっていたのをパラメトリックEQで限定的に叩いたことでその帯域を持ち上げることができ、量感が豊かになったように思う。特に低域が豊かに鳴る様になった。それでいて圧迫感はほとんどない。
いかに定在波が悪さをしていたかということだろう。
これまでは測定&補正をしていたが、測定無しでもトーンジェネレータアプリと耳で調整が十分にできることが分かったのは大きな収穫だった。
まだまだ微調整は必要かとは思うが、それは追々のんびりと。

それにしても歯医者で「固いものは控えてください」と言われたときの固いものとは?
といつも思う。豆類・ナッツ類は固いと思うが、キャベツの芯とかも硬い気が。
しかし両方の奥歯でしっかり噛めないというのはとても不便だしストレスだ。
健康は歯から、老化は歯からと最近よく言われるがこうなると身に染みて感じるよね。

などと書いてる内に段々と歯の痛みが増してきた。麻酔が切れたのだろう。
明日、無事に高崎へ行けることを願いつつ、床に入ろうか。


2025年3月10日月曜日

平日にのんびりと

先週の土曜日はウィッチも妻も仕事。その代休を今日取っていた。
日頃の行いが良いせいかお出かけ日和の快晴。
「お風呂行きたいね」と妻がいうので、新幹線の駅近くの日帰り温泉へ。ついでにお昼ご飯もという事で、先日行ったインドカレー屋さんへ再び。

10時半ころに温泉に行ったが駐車場はクルマがたくさん。普段、働いていると平日の街の様子というのは判らないわけだが、意外と多くの人が出掛けているようだ。
受付で支払いを済ませて脱衣場で服を脱いでいざ浴場へ。入ってみるととんでもなく既視感が。そこよりは自宅に近い、と或る日帰り温泉の浴場と良く似ていた。HPを見ると別の会社のようだが施設の作りなども良く似ている。それにしてもほとんど一緒で面食らう。
やや熱めの湯が心地よい。湯舟に浸かりすぎる身体が暖まり過ぎて汗が引かなくなる恐れがあるので、ほどほどにして上がった。それでもしばらくは汗が引かない。湯上りに飲んだ瓶コーラの美味しいこと。

身体も暖まったし昼食へ。先週も来たが美味しかったので間隔を空けずにリピート。市内に数軒あるインド・ネパール・パキスタン系のカレー屋さんの中でも一番かもしれない。店の雰囲気も良いし。熱々のナンが食べられるのが嬉しい。他のお店では出てくるナンが冷めてあまり熱くないことが多い。
ナンはやっぱり「熱っ、熱っ、熱っつう!」と言いながら千切って食べるのが良い。何なら少し指先が火傷するくらいが望ましい。そんなわけでほかのお店ではつい熱いナンを求めて2枚目をおかわりしてしまうが、ここはそんな必要が無い。
今日も大満足。

途中、ハードオフに寄り道。
アプリのポイントの有効期限がまもなく切れるとお知らせが来ていた。レコードでもと物色していると、ジャンクのテクニクスのMMカートリッジが目に留まる。値段も2200円。まあダメで元々のつもりで購入。ポイントも使う。
帰ってから、ネットで検索しつつクリーニングして音出し。針圧は1.75±0.25のよう。針先をスマホで接写すると接合ダイヤ丸針のよう。
ちゃんと左右から音は出ている。でもサ行が歪む。何度か針先のクリーニングをしては音出し。段々とサ行の歪みは軽減されてきたが気になるレベル。
針を換えたら行けるんじゃないか?などと考えて、いやいや、それは。でも無垢楕円針ならとか、ね。

そのあとは仕事用のカバンを新調して、夏タイヤの見積をしてもらって帰宅。しかしタイヤ高いな。18インチ4本で工賃込みの14万とか。泣く。お金無く泣く。

ナンはオニオンナン

針先はあるが汚れが固着?
スマホ5×で接写






2025年3月9日日曜日

続・生成AIの活用

先週、生成AIに部屋の寸法とそれに最適なスピーカー・リスニングポジションの位置を出して、とお願いしたところ丁寧に答えてくれたので、とりあえずリスニングポジションをAIの言う通りの位置に修正した。
結果は以前に試して比較的好感触だったポイントと概ね一致という結果。
なかなかやるな、AI。という事で、この部屋の定在波についても聞いてみた。
定在波は部屋のサイズによって周波数モードが決まってくるのだけれど、AIの回答ではウィッチの部屋の周波数モードが奥行き32.4Hz、幅48.9Hz、高さ71.2Hzという返事。
さらに奥行き32.4Hzの3倍モード(97.2Hz)と幅48.9Hzの2倍モード(97.8Hz)が重なっていて定在波が強められてしまうらしい。
現在EQを使って100Hzを絞っているが、これはそういうことだったかと納得。恐れ入り谷の鬼子母神。
そう鳴門親方、ほかにも接近している周波数は無いものかと気になってしまう。で、こんな表を作ってみた。

すると、奥行きの6次モードと幅の4次モードが194Hzと195Hzと近いことが判明。それでも聴感上はそんなに定在波の影響は感じない。他は無さそう。高次倍音では影響が少ないのかもしれない。
AIが定在波の影響を回避するスピーカー位置として、左右それぞれ前壁から0.75m、側壁から0.5m、左右スピーカーの間隔を2mと提案してきたのでそれにも乗ってみた。
かなりスピーカーを前壁方向に下げる形に。およそ25センチ。
AIはスピーカーの位置以外にも吸音材なども勧めていたのでEQはそのままにした。
早速、いろいろとCDを聴いているが、かなり良い。現状のEQカーヴでも破綻なく上々の出音である。
実際の測定ではどうかと思い、今日やってはみたものの、やり方が悪いのか何なのか上手く行かなかった。ネットにもやり方は上がっているし、プリントアウトもしてあるのだがそこまでの”ずく”がない。またそのうちに。

現在、歯の治療中で左の奥歯に詰め物をしていたので良く噛めない状態だった。そのうちに右の奥歯に負担が掛かって今度は右の奥歯が痛む。歯の痛みに限ったことではないが痛みというヤツは精神衛生上よろしくない。左奥歯は土台が出来たので左で噛めそう。右の痛みが早く引いてくれることを願うばかり。

いよいよ来週は高崎でマーラーの交響曲第9番の演奏会。こちら側の天候がちょっと心配。県境を越えられるのか。演奏会のほかに市内のジャズバーにも行ってみる予定。

職場に近い県立病院が病床を廃止して診療所になるのだとか。ご利用者を搬送することの多い病院だったので今後どうなってしまうのか。近隣のデイサービスやショートステイも採算が取れないことから閉鎖するとも聞く。
県立病院と並んで県内の基幹病院である厚生連も病床数を削減するニュースがあったばかり。医療サービス・介護サービスというインフラはあって当たり前という時代はもう来ないような気がする。今のサービス維持のためには人件費を削減する(給料を減らすor人員を減らす、もしくはその両方)必要があるが、それにも限界はある。
人件費を削減しつつ、サービスの縮小というのが現状かと思う。
今は医療・介護サービスが崩壊しないように何とかサービスは縮小するけれどもサービスそのものは維持しようというところかと思っているが、それが実現できるのか。実現してもらわなければ困るのだが。

一昨日は職場の歓迎会。美味しいお魚とお酒を堪能してきた。思いもよらず寒い日だったので熱燗が美味しかった。
土曜日は出勤だったので代休で月曜もお休み。妻と出かける予定。

2025年3月2日日曜日

生成AIの活用

3月に突入。
2月はあっという間だったともいえるが大雪もあって長かった気も。
寒気も緩み、もう大雪の心配はなさそう。
そろそろタイヤ交換の算段もしなければ。夏タイヤは購入の予定。黒い猫さんのブログでタイヤの値上がりが凄いと言っていたがどうなることやら。タイヤ関係は懇意にしているGSにすっかり任せているウィッチ。まあ仕方ないか。

アレコレとやってはみたものの、やはり不満なところがあってすっかり煮詰まってしまったオーディオの調整。
何か打開策をと、生成AIに部屋のデータを入力して最適なSP位置とリスニングポジション(LP)を出してもらった。
ものの1分くらいで出てくる。
今、LPはかなり後方に下げているのだが、もう少し前の位置がベストポジションだという。前の壁から3.25mくらい。
この前の壁から3.25mという数字は一度LPの調整で試して好感触であったもの。そして現在のSP位置とLPでほぼ正三角形となる。この時は良い気もするがやや出音が直截過ぎると感じて、採用はしなかったがAIも良いと判断するとはね。ものは試しと再度トライ。
今回は、これまでのEQの追い込みが効を奏したのか奥行き感や量感も十分あって以前よりもさらに好感触。
今はアレコレとCDを聴きつつチェック中。
にしてもAI凄いね。今回はSPの最適な位置も出してもらったがLPの移動で効果大だったのでSPの位置変更はしなかった。自分で調べたりトライ&エラーで調整するのも良いがAIを使うのが早い。正確性も以前に比べて格段に向上しているのではないかと思う。

昨日は妻の希望でインド成分を補給にカレー屋へ。
インドネパール料理ラザキッチン。
元は高級食パンをウリにしていたパン屋だったがブームが去って閉店したところに11月にオープンした。
ランチタイムに行ったがボリュームがあって美味しかった。ランチセットがいくつかあったが、フリードリンク(スープも)付いて、ナンも数種類が追加料金なしで選べる。ライスもバスマティライスがあってとてもお得。リピート確定。



2025年2月23日日曜日

3連休の二日目

今日も雪模様の天気。この連休は雪の予報だが少し落ち着いたか。降ったり止んだりといったところだが晴れ間も見えたりして止んでいる時間の方が多い。
日用品の買い物に出かけるくらいで家でじっとしている。
こんな時は読書に限る、がこれがなかなか進まない。もう細かい文字が霞んで霞んでしょうがない。遠近両用の上にハズキルーペでようやく読めるが目が疲れてしまう。
意識しないうちに眉根を寄せてしまっているようで目の周りの筋肉が凝る。次第にそれが頸や肩コリに。何か良い方法はないものか。
スマホの文字も表示を大きくしなければ読めなくなったし、仕事でもエクセルは120%拡大しないとならない。

久し振りにStereo誌を2月号と3月号続けて買った。2月号は特集がレコード&カートリッジ、3月号はマッキントッシュ。久し振りと書いたが最後に買ったのはいつだったか思い出せないくらい。10年、いや20年くらい買っていない。すっかり薄くなってしまったStereoを見てオーディオの凋落を感じる。厚さ1センチくらいだもの。価格は2月号が1155円、3月号が1265円。3月号が少々高いのは特集に合わせてマッキントッシュのステッカーがついてるからか。高いと言えば高いがこの値段で続いているというのは凄いことだと思う。だって週刊文春なんて500円超えてますからね。
音楽の友社はレコード芸術誌が休刊(実質的な廃刊)となって次はStereo誌か?と言われているがどうなのだろうか。
3月号のマッキントッシュ特集は読みごたえがあった。マッキントッシュのプリアンプのナンバリングは基本的に製造発売が後になるほど数字が大きくなっていくが例外もあって混乱することも。なのでアンプ一覧は助かった。
始めて聞いたがマッキントッシュのユーザーをマキニストと呼ぶらしい。

もう一冊。
許光俊 著「決定版 交響曲の名曲・名演奏」講談社現代新書
これは最近出たもの。
SNS上では許という人は以前、演奏会でのプレトーク中に「早くしろ!」と怒鳴ったとか、演奏を聴かずにさっさと退席したとか音楽評論家なのにマナーが悪く、かなりの数アンチがいて、良く言う人を見たことが無い。ウィッチはちょっと前までその話を全く知らなくて。今はどうかは知らないが。
まあ、それはそれとしてこの本を面白く読んでいる。演奏家(指揮者)を評しては時には歯に衣着せぬ、なかなか辛辣な物言いでニヤリとしてしまうところもあったりする。まあ敢えてそういう書き方をしているのだろうがコレにはやり過ぎと感じる方や怒る人もいるんではないかと思う。まあ、らしいと言えばらしい気はする。

EQの調整はというと、微妙なところの調整の段階に突入。中音域から高音域(315Hz~3150Hz、5000Hz)あたりのバランスをみているところ。耳痛い感じのところを叩きつつ、繋がりよくなるポイントを探っている。今は耳痛い感じは少ないが出てくる音に音楽性があんまりない状態。あともう少しなんだけどなぁ。それが難しい。

SNSでフォローしている方がブルーノ・ワルターのベートーヴェン全集を聴いた感想を上げておられた。懐かしく思い、自分も聴いてみた。
学生の頃、しかも一人暮らしを始めたころに買った記憶がある。上下各3枚組でそれぞれ7500円だったような。全集としてまとまって出た最初かセカンドではないかと記憶している。ウィッチが初めて買ったベートーヴェン全集。マックルーアによるリマスタリング。
演奏はワルターらしい優美さの中に奇数番の曲などは厳しさもあり、誠にワルターらしい。
すでに引退してカリフォルニアのビバリー・ヒルズで余生を過ごしていたワルターを口説き落として録音された一連の作品はユダヤ人としての苦難や芸術家として順風満帆とは言えなかったそれまでの人生に対する大きな贈り物のように思う。
ベートーヴェンを始め、この時期にステレオ録音された演奏の記録が無かったらワルターは現代において忘れられていたんではないかと思う。
ベートーヴェンについて演奏のスタイルとしてはすっかり古いもの。ウィッチもどちらかと言うとピリオド奏法による演奏が面白いと感じるが、ワルターの演奏は普遍的で永遠だ。










2025年2月22日土曜日

あいかわらずの雪・・・雪

今週は月曜日からずっと雪模様。通勤時の運転だけでクタクタのヘトヘト。
週の半ばに訪問リハビリで職場からもう少し山の方に入ったところへ。それはもう凄い雪。家の1階部分が雪に覆われていた。聞けば一度重機で雪を掻いてもらったという。
今朝は氷点下となったこともあって、圧雪の下は凍っているみたい。脇道に入ろうとハンドルを切ったが曲がれない。危うく雪壁にぶつかりそうに。
そんなわけで疲れは溜まるばかりでかなりしんどい。当初は24日は出勤のつもりだったが急遽休みを頂くことにした。なんとなく気持ちは晴れないがゆっくりしたい。

そんな時は止めておけばよいのに、ついついオーディオの調整をしてしまう。
スピーカーの間隔を空けリスニングポイントも動かしてしまったことでEQカーヴの左右のバランスが崩れた。聴いていて耳が痛い感じがあったが左に比べて右チャンネルのゲインが大きいことが原因のよう。右チャンネルのゲインが大きいと言ってもすべての周波数帯域がそういうことでもないから厄介。仕方なく例のディスクにある各周波数の正弦波を再生し聴いた感じで調整した。まあアバウトと言えばアバウトだが最終的には自分の耳が頼りなのはマイクを使った補正後の調整でもすることだから。
格闘3日。寝食は忘れることなく地道な作業の結果、概ね左右の音が揃ったか。次に、少し音の色付けを。中音域の特定の周波数帯域をいくつか少し持ち上げてみる。このあたりは好みで。で、只今経過観察中。
だいたい良さそうな感じだがどうなることか。直接音多めが好みなのが、SPが側壁に近くなったことで反射音のエネルギーが多めの音なったことに耳が納得いっていないのだと思う。
もう一つ。
年末に判明したスピーカーのビビり音。160Hzに現れるアレ。やはり気になって色々と調べてみると、どうもSP端子のプラ製のBOXと背面のバッフルの嵌合部分の一部に隙間があってそこが共振している様子。
どうしたものかと思案して、今は亡き戸田書店のしおりをその隙間に差し挟んでみた。
結果は見事にビビり音は消失。応急処置としては上手く行ったかな。
地元の戸田書店が閉店の時、無理を言って20枚ほど貰ってきたもの。ちょっとした厚さがあってスペーサーとしては最適なんである。

さて、慢性的な鼻づまりのウィッチ。慢性副鼻腔炎ですな。年に2,3回何かの拍子に劇的に悪くなって急性副鼻腔炎になったりして酷い頭痛だったり頭重感。
最近、ネットで「鼻うがい」なる言葉を目にして興味深々。
副鼻腔。頭蓋骨の鼻腔の周辺にある空洞で音の共鳴などの役割をもつが炎症を起こして膿が溜まると鼻がつまりなんとなく高域の抜けも悪い気がする。
という訳で買ってみた「鼻うがい」
要は鼻腔に液体を注入して鼻の穴の中を洗うわけ。専用の洗浄液と注入用のボトルで1200円くらい。
で、早速やってみた。鼻がつんつんするかと思ったが、全くしない。思っていたよりスッキリとはしないがサッパリする感じで気持ち良い。副鼻腔まで洗うというわけではないと思うが、寝る時の鼻づまりは随分と楽になって、良く眠れるようになったかな。
しばらく続けてみようかと思う。

ビビりが無くても結構振動はしてます


2025年2月16日日曜日

割と穏やかな

大雪も峠を過ぎ、今週は割と穏やかな日々。
NFL2024シーズンのスーパーボウルはフィデルフィア・イーグルスが一昨年の雪辱を果たして見事に優勝。
史上初の3連覇がかかるカンザスシティ・チーフスが有利とも言われていたし、かなり接戦が予想されていた。最終的には40対22というスコアだが、第3クオーター終盤までチーフスは無得点という一方的な展開だった。何といってもイーグルスディフェンスがチーフスオフェンスになにもさせなかったわけだが、イーグルスのオフェンスも凄かった。まあチーフスディフェンスが出ずっぱりとなって後半バテてしまったというのも作戦のうちだった。
アメフトはこのあたりの戦略も面白いところ。
これでNFLはオフシーズンに突入。2025シーズンは9月。それまではコーチの人事やら選手のトレードにドラフト。これもまた楽しみ。

オーディオは相変わらず。
リスニングポイントを少し動かしたこともあって、少し耳痛い帯域があるので、以前に畏友から頂いたカーオーディオのセッティングCDの各周波数チェックのトラックを使って耳で調整した。
全体に音が右に寄る傾向があったのでパワーアンプの左右ゲインで調整し、微調整をEQで行った。
何となく良い感じなのだが、なんとなく違和感も有ったりで面白くない。
何かしっくりと来ない感じ。そんなわけであまり音楽を聴くという気にならない。
EQのカーヴはこれまでと基本的には変わらないが、周波数ごとの左右のゲインの微妙なズレが原因と思う。
それを修正しているのだが、段々とわからなくなってきてといういつものパターンに。
全帯域でフラットになる様には調整していないが、100Hz・800Hz・2500Hzあたりに強いピークがあるようでEQでそこを叩いている。逆にディップはあまり弄らないようにしている。
耳痛い感じはピークを
まあリスニングポイントとスピーカーの位置関係・距離にもよるのだけれど。今のリスポとスピーカー位置での話。
高音域は波長も短く、数センチちょっと頭を動かしただけで随分と変わってしまう。
まあだいぶ耳痛い感じは減ったし左右揃ってきた気はするのだけれど。ちょっと自信ない。

今週末は土曜日宿直明けで家に帰ってからかなりの時間寝てしまって無為に過ごしてしまった。ホントは明けにラーメン食べて入浴施設でひとっ風呂浴びて本屋に行くつもりであったのだけれど、9時オープンという入浴施設に9時半頃行ったら入浴は10時からと言われ30分待つのはなあとなり結局そのまま帰ってしまった。面倒くさがり。
今でも結構な面倒くさがり。齢をとって身体があまり言うことが利かなくなったらどうなるのか。引きこもりになってしまいそう。今でも半分そんなところがある。恐ろしい。

日曜日の今日はそれでも少し持ち直して音楽を聴こうという気に。オーディオの事は隅に置いておこう。
という事で手持ちのバッハなどを。
リヒターのロ短調ミサはもう一つ持っているクレンペラー盤に比べてスッキリしていて聴きやすい。リヒターのバッハというとマタイ受難曲だが実は聴いたことが無い。これはそのうちに。



2025年2月9日日曜日

それにしても凄い雪

先週のブログで雪はそんなに、なんて書きましたがその後もの凄い雪。
海沿いの我が家はそれほどでもないけれど、ちょうど風の通り道なので吹き溜まるので、隣近所に比べてちょっと多く積もっている。
週の前半からずっと降りっぱなし。それでも気温が低いこともあって少ない方だったかもしれない。これがもう少し暖かければ雪の粒も大きくもっと嵩が行ったかも。
職場は山沿いの入口みたいな所なので結構積もったな。退勤時に車の屋根から雪を落とすのが地味にキツイ。
運転も除雪作業で積まれた道路脇の雪が壁になっていて横が全くみえないし、路面はガタガタで所々雪が深くえぐられて陥没しているところがあったり、轍も深くてタイヤを持っていかれることもしばしばで、気を緩めると道路脇の雪壁に突っ込みそうに。運転は慎重に成らざるを得ない。

そんなわけで肩から背中がバキバキに凝っている。先週までのストレスもあったためか、左の脇から胸にかけてズキズキと痛む。帯状疱疹かと身構えたが、この感じは肋間神経痛の様。
まあ帯状疱疹はなったことが無いのでどんな痛みかはわからないが帯状疱疹は50歳代になったら気を付けないといけない病気の一つではある。ワクチンも接種したいのだがコレが結構お高くて。
痛み止めの薬と貼るカイロでなんとか一週間。

冬の雪国オーディオのお楽しみは屋根の積雪による遮音効果。普段よりも外の騒音が少なく静かになる、というのがある。家が新しくなってその効果は随分と薄れたがやはり静か。
EQの調整も何とか形になりつつあり、今週は音楽をたくさん聴いた。
DAC導入から一か月が経ち、すっかり馴染んだ感あり。CDプレーヤー単体ではややガサガサした感じだった出音も滑らかに。
高域のヒリヒリした感じは内振り角度を少し開いてホーンの開口部がもう少し耳に向くようにしたことで改善した様子。あまり気にならなくなっている。

さて、この月曜日はいよいよスーパーボウル。カンザスシティ対フィラデルフィア。一昨年と同じチーム同士の対戦。この時はカンザスシティが僅差で勝った。そこからカンザスシティは2連覇で今年史上初の3連覇なるか?というところ。フィラデルフィアは優勝を逃したあとチームが崩れかけたものの見事にチームを立て直し進出。
両チームとも攻守に隙が無く、接戦が期待される。ウィッチの推しはフィラデルフィア。
ゴー!イーグルス!ぶちかませ!
という事でもちろんお休みはしっかり頂いているの。

2025年2月2日日曜日

メンタルは少し復活

2月。何とか乗り切ったよ1月。正直なところ限界一歩手前という感じだった。この疲労がまた3月くらいに来るのだろう。今は休日とあって随分と楽な状態。

今シーズン何度目かの最強寒波らしいが、この辺では?という感じ。
最強寒波の時は太平洋側に雪が降るが、日本海側は寒すぎて雪があんまり降らないので助かっている。しかし普段雪の降らない地方の方は大変だろう。
大変といえば、埼玉の道路陥没事故。トラックの運転手さんがまだ救助されていない。何と言って良いか言葉もない。一刻も早く救助されることを願うばかり。
しかし運転中にあんな大きな穴が目の前で開いたとして、どうしてみようもない気がする。
こんなことが起きないようにインフラの整備のために税金を使ってはくれないか。
それならば税金や社会保障費の負担増も受け入れる余地はあるのだが。

スピーカー調整中と書いたが、EQの調整というのが正しい。SPの間隔を広げて内振りの角度を緩めてみたが なかなかコレ、この音だよねという感じにならない。
幾つかカーヴを作ってはみたが結局以前のカーヴがやっぱり良い感じがして元に戻してみたり。
スピーカーが開いたこともあって音が前に飛んでくるようになったのは良いが少々元気が良くなりすぎた感じだが音の傾向は慣れたこともあって結構気に入っているのだがもう少し落ち着いた感じで鳴って欲しいところ。
調整で音楽を強制的に聴いたのが良かったのか体調はだいぶ戻った感じ。

2月は28日しかないけど祝日が2日もあるお得な月。
まあその2日とも仕事の予定なんですがね。3月には新潟と高崎の演奏会に参戦の予定。ベートーヴェンの第九とマーラーの第九。マーラーは昔学生オケで聴いた記憶があるがプロの楽団の演奏は初。ベートーヴェンは秋山先生追悼の意味も込めて聴きに行こうかと。
新潟ではお正月にいらしたお二人のうちのコロコロさんという方の御宅にお邪魔もする予定。それを励みに2月を乗り切る所存。

昨日は延期していた誕生日のお祝いを直江津駅前の居酒屋さんで。美味しいお酒と地元の白身のお刺身、それに生牡蠣。あとは名物のするめの天ぷら(する天)を。スーパーでも売っているのだけれど、揚げたてはやはり一味違う美味さ。お酒もすすみ、二日酔い。

今日は妻が出勤なのでお留守番。おでんを作ることに。
おでんは家で作ると材料費が高いと妻は言うが。パック入りのおでんがスーパーで売ってはいるけど、物価高の昨今はみるみるおでんの具がショボくなってて。まあ2~3日かけて食べるので良し。
出勤前の妻から御飯も炊いといてと言われたものの、スーパーに買い出しに行くと恵方巻が。御飯はこれにしよう。おでんと恵方巻で決まり。
3月の演奏会のチケットをコンビニで発券し、お昼はコンビニでドーナツでもと思ったら売ってない。仕方なくパン屋でハンバーガーを買ってコーヒーのお供に。
午後からは音楽タイム。
先日のマーラーの7番の復習をショルティ/シカゴの優秀録音で。
全く持ってスポーティ。曲の持つおどろおどろしさは無い、というかそういう曲とは考えていない感じでグイグイと進んでいくが演奏が完璧なので説得力がMAX超え。力づくでねじ伏せられてしまう。
なかなかつかみどころのない音楽だが、何か決然とした意志を感じる音楽。過去との決別のような感じも。

さて2月。体調に留意して過ごしたいもの。






2025年1月29日水曜日

どうにも鬱々

ここ数日は鬱々とした日々。
なんだか朝起きるのがツライ。まあ起きてしまえば何とかなるのだが、身体がキツイ。
年末、仕事でバタバタして疲労したのに加えてお正月のハレの感じと誕生日が来て訃報が届いて気分のアップダウンが激しいのが原因と思う。
例年、誕生日前後は憂鬱な気分に。自己肯定感が低い性分故に、齢をとるのが嫌。年齢相応の大人に成れていない感じが付きまとう。なので誕生日は正直うれしくない。
そこに加えて秋山先生の訃報が今週届いた。
先週のブログで引退を綴ったばかりなのに。あまりに突然のことで言葉もない。
肺炎で亡くなったという。
先のブログで呼吸も困難な状態では、と書いたが普段の呼吸が困難な状態では咳をしたりすることもままならない。どういう状況・状態であったか詳細は不明だが、しっかりと痰を出せず、肺炎となったのではないかと推察する。
SNSのTLには連日秋山先生を偲ぶ言葉が流れてくる。どうしても目に入って来てそれもツライ。
火曜日に所用もあったので半日お休みを頂いて身体を休めてみたが効果はあまり無し。
出音の調整を兼ねてライヒの18人の音楽家のための音楽をリピートして聴いている。SPセッティングを少し変更したので音が暴れている。
調整しながら繰り返し繰り返し聴く。聴いてはEQを調整を繰り返す。
何度か聴いては調整を繰り返すと段々と落ち着いた感じに変化。まだまだだがそこは焦らずに。
ライヒのこの曲は、音楽が聴いているその時の気持ちに寄ってくる感じがあって好きだ。
少し気持ちが解れたみたい。



2025年1月25日土曜日

五十五歳

南沙織の「十七歳」みたいに書いてみたけど、初々しさや爽やかさは微塵も無いね。

今週、また一つ齢をとった。
ここまでくると新たに何かに挑戦したいとかは思わない。何かが良くなったり上向いたりという事はないと思うので、如何に大過なく過ごせるか?というところ。

それにしても雪が降らない。晴れもしないが雨ばかり。今日も雨。おかげで我が家の周りの雪はみんな消えてしまった。

23日、衝撃的な引退のニュースが飛び込んできた。指揮者、秋山和慶氏の引退。
正月にご自宅で電球を換えようとした際に転倒。頸に怪我を負ったと報道されていたが、第3頸椎と第4頸椎間の頚髄損傷で指揮活動が出来ないという理由で指揮活動の引退を決意されたとのこと。
頚髄損傷はどこの部位で損傷されたかで様相が変わるが、秋山氏の第3・第4頸椎での損傷では呼吸の関連する筋の運動が阻害され、損傷の程度によっては命に係わる場合もある深刻なもの。詳しい状態についてはインフォメーションされていないが、命に別状はないものの日常の生活にも大きな支障が出ていることが考えられる。
どこまで回復するかはなんとも言えないが、高齢であることを考えるとかなり厳しいことも。引退について残念ではあるがご快復を切に願うばかりである。
一昨年は外山雄三が急逝し、昨年末には井上道義が引退。そして秋山和慶も。小澤征爾も。
この三月に東響新潟定期で秋山の指揮で第九が予定されていた。秋山の指揮を観てみたかったし第九もまだ実演を観たことが無かったので是非行こうと思っていたが叶わなくなってしまった。代演は藤岡幸夫となったがチケットが取れれば行ってみようと思っている。
最近、聴けるチャンスがあるなら聴いとかないと、と強く思う。ホント、いつ聴けなくなってしまうかわからない。

今週はNFLのプレーオフのテレビ観戦は少し控えめにして音楽室で過ごすことに。もちろんNFLも残すところカンファレンス・チャンピオンシップ2試合と2月第2週の月曜日のスーパーボウルの3試合を残すのみでテンション↑↑。
スーパーボウルはもちろん仕事を休む予定。←確定!
仕事を休むのは実はリスク管理。試合が気が気でなく、ミスや事故を起こさないため。
AFCはSB史上初の3連覇がかかるカンザスシティが何だかんだと盤石。予想通りバッファローとのライバル対決となったがどうなるか?NFCはワシントンとフィラデルフィアの対戦。勢いのあるワシントンが勝ち上がってSBに行ったら面白いのだが。

先週長岡のブッコフで購った朝比奈/大フィルのキャニオン盤のブルックナー。これがとても良い。全集となっているのでバラで少しづつ集めていきたいCD。
朝比奈のブルックナーは最晩年、没直後あたりにたくさんのディスクが発売されたこともあって、熱烈なファンではないウィッチにはちょっと追い付けなかった。全集も3種類あるし。
最初の全集であるジァン-ジァン盤はCDで持っているがほとんど聴いたことが無い。2番目の日ビクターの全集は以前にドフで中古LPを見掛けたが値段が値段で買わなかったが、あの時買っていればと今は後悔している。
で、キャニオン盤だが朝比奈の気力の充実ぶりがうかがえる演奏。録音も後にエクストンを立ち上げるエンジニアの江崎さんの録音だけあって良い。
朝比奈のブルックナーは上にも書いたようにジァン-ジァン盤の全集と最晩年の大フィルとの5番と8番くらいしか持っていなかった。最晩年の5番と8番はスケールこそ大きく堂々としたものの演奏の方はライブ録音故のキズと言ってしまえばそれまでだがお世辞にも良いとは言えず。あんまり感心しなかった。
キャニオン盤はスタジオ録音とライブ録音が混じるものだが手元にある1番、3番、7番、8番それぞれ押し出しの強い、それでいて無理のない自然体な感じが素晴らしいと思う。

オーディオの方はというと、DACを導入して1ケ月が経過。順調である。DACのあとに導入したBTレシーバーもあまり出番は多くないが便利に使っている。
年末にいとこのうな君が来たときにもう少しスピーカーを横の壁の方に寄せて間を空けてはどうかと言っていたのを思い出して、左右の間を10センチほど広げてみた。確かに広がりが出て空間的な表現力が上がるようだが、若干音が薄くなる気もする。
これでもう少し様子をみてみて良ければこのままにと思っている。結局は好みと慣れか。

2025年1月19日日曜日

広上淳一/東京フィルハーモニー GM7@長岡

土曜日は急遽お休みを頂いて長岡まで。広上/東フィルのマーラーの交響曲第7番を聴いてきた。
家を出たときは寒くてアウターにマフラーと帽子を合わせたものの、長岡は存外に暖かくて。
路肩には結構な雪。駐車場にも堆く除雪した雪が積まれていた。

東フィルの長岡公演、年末まで知らなくて。なんでも昨年11月に予定されていた演奏会の振替公演らしい。当初は主席指揮者のバッティストーニが振る予定だったが、転倒し怪我をして降板。指揮代役に広上淳一を起用すると発表されたのが13日。
こういう時どういった段取りで物事が進むのかは知らないが5日ほどの準備期間は大変だったことだろうと思う。
本来なら11月の定期演奏会で演奏して、それを長岡に持ってきてというという事だったのだろう。それが2か月のブランクがあり、また一からではないにしろ音楽を作るのは大変なこと。指揮者が変わればなおさら。
実を言うとバッティが振ると聞いて行こうとは思わなかった。広上マエストロが振るなら是非聴きたいと急遽参加した次第。こういう時はド級の名演にぶち当たるかもとの期待から。
そういう意味では期待外れではあったが、非常事態でもキッチリとあわせてくるプロの底力を観た思い。マーラーの7番一曲という潔いプログラム。
前半2つの楽章はやはり探り探りといった感じもあって、音楽も揃っていないところもあったように思う。マエストロもあまり音楽を動かさず悠然とした流れ。第3楽章のスケルツォあたりから音楽に躍動感が出てきたか。後半2つの楽章は流れも良く見違えるように音楽が良く動いたように思う。
マーラーの7番はCDをいくつも持っているし、それこそ何度聴いたかわからないくらい。それでもこうして実演に接してみてわかる楽器の受け渡しや、曲中鳴らされるカウベルが最初は(多分)舞台袖で、次いでステージの端、センター近くと近づいてくるなど視覚的な効果も観てとれて楽しかった。

途中、ブッコフに寄ったりして。
気になっている朝比奈御大のブルックナーなどを購ったり。500円コーナーにあったカラヤンのサンサーンスのオルガン付き。見れば輸入盤ながらカラヤンゴールドシリーズの1枚とな。ちょっと可哀想に思って購入。SNSに画像を上げると輸入盤でゴールドCDですか?と。
ジャケットにはカラヤンゴールドと印刷されているが、開けてみれば通常のアルミ蒸着盤のよう。国内盤であるショスタコの10番は金色に輝いているが輸入盤はご覧の通り。ダマサレタ。まあ金蒸着でなくてもOIBP仕様なので良しとしようか。

今日からNFLはディビジョナルプレーオフ。2試合を早朝からリアタイ観戦。推しの期待の第1シード、デトロイト・ライオンズが第6シードのワシントン・コマンダースにホームで敗れるという波乱の展開。負けられない、負けが許されない第1シードと失うものの無い下位シード。ワシントンは伸び伸びプレー。コマンダースはこれでプレーオフの2試合とも上位シードのチームに勝ち、もっとも勢いのあるチームか。
明日も2試合。2試合とも攻撃力のあるチーム同士の対戦なのでノーガードの殴り合いを期待したい。こちらは録画で。



問題のCD

輸入盤のカラヤンゴールド

国内盤のカラヤンゴールド











2025年1月13日月曜日

取り壊し NFLはワイルドカードプレーオフ

今週末は宿直明けからの3連休。雪もだいぶ降った。職場の方で1日で30センチくらい。それでも日本海側のこちらは最強寒波と言われるときは冷え込みすぎてあんまり雪が降らないし積もらないことが多い。もう少し寒さが緩んだ方がたくさんの雪。例年、今時分は雨なんてことは無くて雪なのだが今年は雨混じりの霙が多く、少し気温は高いのかもしれない。
とはいえ金曜日の夜の宿直は詰めている事務室が寒くて寒くて。

前回ちょっと書いたPCのソリティアの件はwindows11をインストールしたら解決。あっけないもの。

近所で工事を行います、という内容のチラシが今週届いた。
我が家にいらしたことがある方は判るのではないかと思うのだが、家の直ぐ前に高い鉄塔がある。それの取り壊し撤去作業のお知らせだった。
元々国道管理事務所があって、そこのデータのやり取りに使っていたものらしい。今はないが以前は塔の上の方に大きなパラボラがいくつもついていた。事務所はだいぶ前に縮小されて除雪ステーションとなっていたが、そのステーションも国道の反対側に移設。今もその鉄塔のほか使われていない除雪車の格納庫と凍結防止剤を散布車に積み込むサイロと機械室があるが、今回取り壊しは鉄塔だけのよう。
国道管理事務所だった頃は建物の裏に資材置き場があって、道路標識やら大きなコンクリート製のU字溝などが積んであって子供の頃はよく遊んだものだった。
鉄塔の先端には避雷針がついていて、雷が良く落ちた。とくに冬場の冬おろし(雪おろし)の時は一晩中雷が落ちたりして。しかも至近距離だからものすごい音がしたものだ。でも、そのおかげで我が家には落雷の被害は無かった。
その鉄塔が無くなる。昔からの見慣れた風景が変わってしまうのはかなり寂しい気持ち。

年が明けて一月も経たないのに、中古ながらすでにCDを4枚も買ってしまった。このペースで行くと月に8枚で年96枚のペース(笑)。ストコフスキーが2枚、フラメンコが2枚。
ストコフスキーは展覧会の絵とシェエラザード。両方ともフェイズ4録音。60年代後半から70年代前半の4チャンネル録音のもの。
フラメンコは3日のオフ会でフォロワーさんに聴かせて頂いたCDの別盤と、それをネットで探していて見つけたペペ・ロメロのマーキュリー盤。
ストコの展覧会は巷間よく聴かれるモーリス・ラヴェルの編曲ではなくストコ自身による編曲版でラヴェル版よりも曲目も少ないし、ラヴェル版に慣れた耳には非常に異質な感じだが何回か聴いているうちになんとも言えず病みつきになってしまう演奏。元々の4チャンネル録音を2チャンネルにミックスダウンしていることもあってか録音もちょっと飽和気味で独特な佇まい。シェエラザードも確か4チャンネル録音だったと記憶しているが展覧会ほどクセはないがそこはやはりストコ。濃厚な味付けで聴かせてくれる。
フラメンコはフォロワーさんが持ってきたのはHQ盤であったが、こちらは通常盤。HQ盤、オフ会の時はソニー機では読み込めなかった。HQ盤はブッコフではヒットしなかったがこのCDは収録曲は同じかと思う。詳しい録音データなどの記載がないが、HQ盤のライナーノーツには録音時のマイクセッティングの様子が図や写真入りで紹介されている。なかなか鮮烈な録音で生々しい音がするディスク。オーディオ的快楽を得られるが、演奏も素晴らしい。
もう一枚のマーキュリー盤のペペ・ロメロによるフラメンコはこちらもまた鮮烈な演奏と録音。
マーキュリーといえば、市内のブッコフにマーキュリーのBOXが1~3と揃っている。他にはブルーノワルターのSACDボックスとか。興味はあるのだがいかんせんお値段が良いので手を出す気はないが。

さてこの日曜日からNFLのワイルドカードプレーオフが始まった。3日間で6試合が生中継される。昨日は朝6時に起きて眠い目を擦りながらテレビ観戦。今日は夜中の2時から3試合。でもこれは起きれないので録画で。
ロスサンゼルスの火災はNFLのプレーオフゲームにも影響があって、ロサンゼルスでの試合の会場がアリゾナに変更になったりしている。リーグは火災の被害に遭った方や消火活動にあたっている方々に対していち早く声明を出すなど支援を表明した。試合開始前には被災者への追悼・哀悼と消火活動や救助活動に従事する方々へ感謝の意を表す黙とうも行われている。このあたりの素早い対応は日本のプロスポーツ界も見習ってほしいところ。
という事でこの週末はNFLプレーオフ三昧。ノンアルコールビール片手に楽しんだ。まだまだプレーオフは始まったばかり。当分の間週末はNFL中心となりそう。









2025年1月5日日曜日

正月休みも終わり NFLはプレーオフへ

長かった年末年始の休みも終わり。心はすでに年末のお休みに。上手く休みをとると9連休が可能となるのでこれを励みにこの一年を頑張るか。
というのは冗談にしても、休みしか楽しみがない。
当地は昨日から雪が降り積もり始めた。ただバカ積もる、という事は無く25㌢くらい。今日はもう降っていない。これなら明日の出勤も慌てなくて済みそう。

この休みは時間もあるのことだし大曲を、などと休み前に思っていたが蓋を開けてみたらあんまり音楽は聴けなかったな。BTレシーバーを使ってのスマホからのサブスク音源の音の塩梅なぞを聴いているうちに休みの後半は溶けてしまった。
娘は予定通り昨日のうちに関西の方へ帰って行った。これで穏やかな生活が戻った。前回はカンピロバクターでダウンしていてバタバタだったが、今回は体調を崩すことなく元気に過ごして帰って行った。
読書も捗らず。山月記他は未だ半分くらい。
そうこうしているうちに、NFLは年明けにレギュラーシーズン最終週。熾烈なシード権争いに目が離せない。来週からはプレーオフ。2月第2週の月曜日にスーパーボウル。史上初の3連覇がかかるカンザスシティは第1シードとスーパーボウルに向けて盤石。3連覇を阻止するチームは現れるか。しかし観る方も大変。

一か月ほど前からマイクロソフトのソリティアが起動しないトラブルに悩まされている。ネットで調べて色々とやってみてはいるのだがダメ。どうしたものか?



2025年1月3日金曜日

明けましておめでとうございます。

少し遅くなりました。
皆さま、明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

大晦日はやっぱり荒天。まあいつものことだけど。大雪とならないだけマシだったか。
夕飯はいつものジンギスカン。成人した娘と一献。何だかんだ言いつつも娘と飲むお酒は美味い。美味すぎて酔いも早く回る。
例年、紅白はあまり観ないのだけれど今年は割と観たほう。B’zや玉置浩二、misia&矢野顕子のパフォーマンスに年甲斐もなく興奮。B’zは世代ではあるもののあまり聴いてこなかったが実力あるね。未だにあれだけの声量をキープ出来ているのは凄い。
紅白の後は東急ジルベスターを。0時ピッタリに曲が終わるというヤツ。今年は高関健の指揮でアイーダの行進曲。ほぼほぼピッタリに終わって拍手。
まあ、司会の曲紹介や演奏を始めるタイミングなどで調整を図っているのだろうけれどいつもドキドキする。新年を迎えてからのオーケストラのメンバーのかぶりものなども観ていて楽しいもの。
DACも随分とこなれた音を出すようになってきた。カッチリとしつつも適度に音楽性もあって、その辺りのバランスは良いんじゃないか。
年明けの最初はヴァンスカのシベリウスを聴きつつうつらうつらと。
元日は天気も良く穏やか。今年一年、今日のような穏やかなものとなって欲しいと切に願う。ウィッチはのんびりと撮り溜めた番組を観るなど。朝からお酒を頂いたりしたものだから眠くてしょうがない。テレビ番組はあまり面白いものが無くて。面白そうなものは録画予約した。
元日恒例のウィーン・フィルのニューイヤーコンサート。今年はリッカルド・ムーティ。ムーティもすっかり長老格に。一時心臓の病気で心配されたがまだまだ元気そう。録画しつつ少し観ることが出来た。

さて、念願のブルートゥース(BT)レシーバーを購入。DAC導入の時にBTレシーバーは是非欲しいと思っていたもの。FX-Audio製。
これでスマホからサブスクやら動画やらの音源をオーディオシステムで聴けるようになった。あまり音質は期待していなかったが思っていたよりも優秀。同一音源をCDと比べるとわずかにBTの方が平板で音が潰れてしまっているように思うがこれだけ聴くならば十分とも思える。

今日は新潟からお二人がオフ会に。SNSでやりとりしている感じではウィッチよりお若い気がしていたが想像していた以上にお若い。お二人とも新し目の機器をお使いなので、我が家の古い機器の音をどうお感じになるか非常に気になるところだったが気に入ってくれたみたい。お好きな音盤をCD・LP問わず持ってきてくださいと事前にはお伝えしたもののウィッチに気を使ってかクラシック系が多かったかな。
その中で、凄かったのがフラメンコのCD。日ビクターが録音したもの。歌声もさることながらサパテアード(靴音によってリズムを打ち刻む技)も生々しい超優秀録音。これは是非欲しいCD。という事で早速ブッコフにて注文。
話しの流れのなかでアンプの音はどう?って聞かれても判んないですよね。となった。なんでも先日オフ会で聞かれたのだとか。
そりゃあ、比較するものが無いとわからないよね、という事でデノンに繋いで、件のフラメンコを再生。デノン君が暖まっていないのを差し引いても生々しさではマッキントッシュに軍配が。デノンではサパテアードのガツっ、という強さや鋭さが足りない。音は出ているがコントロールが効かない感じで、下手くそな感じに聴こえた。
約4時間の滞在。楽しい時間はあっと言う間。次回は是非ウィッチがそちらにお邪魔させていただきます。こうした交流がさらに広がっていくと良いのだけど。

さて、長いと思っていた年末年始のお休みも残すところあと二日。そうか今日は金曜日なのか。夕方から少し雪が降り出し気温もグッと下がって寒くなってきた。
明日は娘が帰るという。寂しい気もする。
カンゼル/シンシナティ・POPSオーケストラのウィンナ・ワルツ集を。ウィーン風を期待はしてないけれどテラークお得意の効果音が満載で楽しい一枚。