2019年9月22日日曜日

トラブルは一段落 Dutoit / OSM Falla El sombrero de tres picos

レコードの再生は今のところ症状も出ず、落ち着いている。
先週から、最近ないくらいレコードを聴いた。
バックアップのデノンのアンプも頑張ってくれている。ここ最近になって俄然DL-103が良く鳴りだした、気がしている。元々良く鳴っていたいたのかもしれず、それがわからなかっただけなのかもしれない。けれども、先週あたりからこんなにイイ音だったっけ?と思いながらレコードを聴いている。DL-103でレコードを再生することが以前に比べて多くなった。
きっと電源を強化したことと関係が有るのだろう。そして、デノンのアンプとの相性。これに尽きるのではないか。PMA-1500AEは、もちろんフォノイコライザー内臓。MCもイケるのだが、先のブログにも書いたとおり、プレーヤーのケーブル長が足りず、MCトランスのFRT-3を結局挟んでの再生。こんな時、横並列の機器配置は不便だが致し方ないか。

そんなこんなで、今日もLPを聴いている。
デュトワ/モントリオールでファリャ”三角帽子”と”恋は魔術師”。このLP2枚組でファリャは2枚目。
1枚目は”シェエラザード”となっている。高校生の時に買ったもの。
その頃は友人から譲り受けたデンオンのプレーヤーDF-47を使っていたかなぁ。良く覚えていないケドも。
この頃のデュトワ/モントリオールはアンセルメ/スイス・ロマンドのレパートリーをなぞるような録音が多かった。レコード会社の意向なのだろうと思う。デジタル、CD移行期のデッカを大いに潤したに違いない。
デジタル、CD期にマッチしたデュトワの切れ込み鋭く小ざっぱり、颯爽とした指揮とアメリカ大陸のオケの機能美全開な演奏は七味も随分とお世話になったし、今聴いても全く色褪せない。
その後、少しづつアンセルメの録音レパートリーから外れ、ホルストやロッシーニ、ショスタコなどをリリース。96年からN響の常任指揮者、98年からは音楽監督となり演奏会ではマーラーなど独墺ものも振るなど録音とは別の顔も見せたものの、#Me Too問題で表舞台から遠ざかってしまったのは残念ではある。最近になって少しづつ活動も活発になってきていると聞く。

さて、レコードプレーヤーの問題、七味はさほど気にはしていないのだが、もう一つ。
アームのシェル締め付け部分の金属くず問題を。わが家のKP-1100のこの部分。シェルを締め付ける時、結構締め付けが渋い。そのせいか、下に金属クズが落ちる。再生中のレコードに落ちることは無さそう。シェルのゴムワッシャーは使っていない。結構ギュッと締め付けているんだがそのせいだろうか?このプレーヤーは頂きもので、頂いたときにはすでにネジは渋く感じてはいたが今のところネジの部分がバカになったりという事もないし、音もちゃんと出てはいるのだがどうなのだろう。もしダメでもどうしてみようもないのだが・・・。

最近、良い音を奏でてくれてるDL-103

これが謎(?)の金属クズ

2枚目のファリャ

こちらが1枚目のリムスキー=コルサコフ
ジャケ底が抜けかけてます。新品のときはもっと金色だった





6 件のコメント:

  1. 幸せの黒い猫2019年9月22日 14:56

    はっきり金属カスが見えますね。
    自分のは全く出てません。
    ゴムリングはそのまま付けて使っています。
    ゴムが無いと入り過ぎて不具合が出そうで
    昔からゴムリングを付けてます。
    金属カスがカートリッジの
    マグネットに吸い付くと面倒でしょうね。
    DL103LC2を使っていますが
    自分にとってはゆったり鳴る
    癒し系サウンドと言う位置付けだったりします。
    プリメインアンプのフォノ回路のヘッドアンプより
    トランスの方が好ましい結果が出そうな気はしますが
    どうなんでしょうね?

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  2. この金属クズ、磁石にはくっつきません。アームの何かなんでしょうね。
    1500AEのMCポジションとMCトランスの聴き比べもやってみたいですね。

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  3. 幸せの黒い猫2019年9月22日 15:52

    自分のアームからシェルを外して
    確認しましたがカスが出そうな所が
    見付かりません。
    唯一考えられるのが
    シェルのピンを引き込むネジ部でしょうが
    そうなるとネジ山が痩せてきて
    締まりが悪くなる可能性が有りそうです。
    ピンの通るスリットから
    ネジ山を見て減ってないでしょうか?
    シェルの筒の横腹とアームの穴の擦れで
    カスが出るようならアームの中や
    シェルに線傷が有る気がします。

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  4. これを機会によく見てみました。
    ネジ山っぽい気もします。
    シェルを嵌めずに先端を外すようにクルクル回すとクズが出てきます。
    >シェルの筒の横腹とアームの穴の擦れ
    ではなさそうです。線キズなどはありません。
    シェル装着時、少し押し付けるようにしてネジを回すと割とスルスルと入っていきました。
    嵌め込んだ後シェルを脇を持って揺するとある程度のグラつきはあります。

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  5. 幸せの黒い猫2019年9月22日 18:14

    そうなるとネジ部が擦れてるんですね。
    自分のもシェルを固定した後に
    シェルを動かすとシェルは僅かに傾きます。
    それを動かないようにと締めすぎると
    壊れると思いそこまで強くは
    締め付けません。

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  6. 幸せの黒い猫さんは
    ありがとうございます。シェルをしっかり持って、軽く押し付ける(差し込む)ようにしながらネジを回すと擦れが少ない、というのは
    発見でした。
    篏合部もまあ一種のネジ、という感じでしょうが、いわゆるネジというよりはピンを巻き込むような感じなのかと思いました。そのガイドが削れているように感じました。

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