2024年12月30日月曜日

今年もありがとうございました。

さて、今年最後のブログ更新となります。
無事に仕事を納めてきました。明日より6連休となります。
納めたといっても無理繰りも無理繰りの力業で何とかといった感じ。明日からお休みなのにどうしろと言うのか。出来る限りのことはやって来た。この休み中に搬送となっても仕方なし。老健とはそういう所なの。
という事で明日より6連休。奇跡の6連休。ああ、6連休。
仕事のことは置いておいて、offモードとなります。しっかり休みます。

今年もいろいろありました。
何と言っても元旦にいきなりの大地震。まさか津波まで来るとは。幸い我が家は特段の被害なく無事でしたが、未だに避難生活を送っておられる方もおり、一日も早い生活再建がなされることを願っています。
ウィッチは今年も無事に一つ齢をとり、なんとか健康に過ごすことが出来ました。
とはいうものの、歳をとったなあと思うことも多く健康には留意したいもの。
仕事では11月に丸3年となりましたが夏のコロナクラスタや、秋から年末にかけてスタッフ6人のうちが3人退職するなどバタバタとしました。それでも業務としてはいろいろなことに挑戦した充実の年だったなあと。

オーディオは修理修理に明け暮れた一年となりました。
一月にはプリアンプ、春にはエソテリックのSACDプレーヤー、夏にはパワーアンプがそれぞれ修理先へと。そして皆無事に復調して戻ってきたのはとても喜ばしいことと思います。
特にパワーアンプは時間も費用も掛かったけれど掛ったなりに本調子を取り戻しようやく本領発揮の感あり。かけがえのない相棒といったところです。
トータルでウン十万の出費は痛かったもののおかげで音楽三昧の年末年始の休みを迎えております。
とはいえ、CDプレーヤーのソニー機のストップボタンが効かなくなっており、リモコンで操作は出来るものの、こちらもいずれはといった感じです。トホホ。オフ会も充実してましたね。お出で下さった方には次回、より良い音をお聴かせ出来ると良いなあ。

年末には初めてのDACを迎え入れ、おっとその前にチューナーも復活でした。あまり機器の追加のないウィッチにしては珍しいこと。とはいえ残念ながらチューナーはあまり活躍出来ていないのが現状。この辺も来年は考えて行かなければなりませんね。
DACは同軸ケーブルへの変更などでようやく今現在で満足いく音で出るようになったかと思っています。オーバーサンプリングの機能もあることですし、アナログ/デジタルコンバーターなど入れてチューナー音源をデジタル化なんていうのも面白いかもしれないな、などと妄想もしている始末。でもその前にブルートゥースレシーバーを入れてスマホからサブスク音源をシステムで聴けるようにしたいですね。
今後も大きな機材の入れ替えは予定ないです。今ある機器を大切にしながら好きな音楽を楽しめればそれで良いような気がします。

音楽は今年、新譜は1枚も購入しませんでした。聴きたいと思うアーティストがいないというのもありますね。中古盤はブッコフを中心に結構な数買いました。ブックオフのアプリをスマホに入れてからは、全国のブッコフからCDを取り寄せ地元のブッコフで受け取れるシステムが便利で結構な枚数のCDを買ってしまいました。結構マイナーなディスクも有ったりジャンルが二ッチなものも容易に検索できるなど重宝しました。
問題は未聴CDの山。未整理CDの沼をどうするか?
段々と聴くCDは頻回に聴くものの、聴かないものはとことん聴かないという風に2極化していますが、DAC導入で再生環境の底上げもできたのでしばらく聴いていないディスクも聴いて行こうかなと。来年はCDを聴く割合がさらに増えそうですが、カートリッジも少しバリエーションを増やして楽しみたいですね。

演奏会は県外への遠征が3つ。
2月の大阪、11月の金沢、12月の福岡。大阪、金沢は井上道義のショスタコーヴィチ。井上のラストイヤーにふさわしい充実した演奏会でした。福岡はこちらもブルックナーイヤーにふさわしい堂々たる演奏に心が満たされました。SNSで交流ある方ともお会いできて、それも楽しかったですね。
来年は群響の定期がなかなか充実しているようなのでそちらに注力でしょうかね。

SNS繋がりでは年明け早々にはSNSで知り合った方お二人が我が家に遊びに来ることに。
どんな結果になるのかなったのかは新年最初か2本目のブログでご紹介できればと。今から楽しみ&ド緊張です。ハイ。

 今年の年末年始のお休みはちょっと無理すれば9連休もできたのですが、6連休です。あんまり休んでも仕事始めがしんどい気も。6連休が良いかなと。
その前に、28日にはイトコのうな君が泊まりに。相変わらず何にも云いませんがやっぱり楽しいですね。コアキシャルケーブルを持ってきてくれたのでしばらくはコアキシャル2本体制でDACの運用となります。
新年のオフ会に向け調整している中で160Hzで右Ch.にビビり音が。どこから?と探るとどうもスピーカーの端子部らしい。触るとビビらず。もうちょっとよく診ようと端子のケース部を触るとビビりが無くなる。どうやら端子というよりもケースの共振が原因のようです。
応急処置的にスポンジを噛ませてダンプ。ビビり音はしないものの、結構SP端子は振動しているなと実感。何か対策が必要かもしれませんね。
それから、ブロ友さんから送ってもらったヘッドアンプも、我が家のが不調だったので設置しました。

という事で、今年も皆さまには大変お世話になりました。謹んで御礼申し上げます。
例年、大晦日は天気が荒れたりしますが今年はどうでしょうか。
穏やかな年の初めとなると良いですね。ではまた来年!

2024年12月23日月曜日

思い出せない

今、緊急でこのブログを書いています。
なんてね。よくyoutuberが緊急で動画撮ってます、とか言うけどほとんど緊急性のないものばかり。一種煽り文句だよね。

今日は、というか今日も休み。大事な支払い・振込みをしなければならない。それとあと一つ二つ用事を済ませなければ、と思いながら朝飯をお腹におさめていたが「はて?」あと一つ二つの用事とは何だったか?
とんと思い出せない。一つはしばらくして胃カメラの予約を病院に連絡して取らなければならないのだったと思い出したものの、もう一つが思い出せない。結局夕飯の支度をしている時に机の上の封筒を見て思い出した。N協に自動車の任意保険の更新の連絡をするのだったと。
思い出したのは良いがもう営業時間も終わっているだろうし、また日を改めて。

先日のバッテリー交換の代金を支払うためディーラーに向かっている時の事。
強い風に霰混じりの天気。道路にも5センチくらい雪が積もり道路の一部が圧雪状態。雨も降って滑りやすいといえば滑りやすい状態。前を行く軽自動車は市道を時速30キロくらいで安全運転。
これくらいの路面の状況ならもう少しスピード出しても大丈夫なのにと思いつつ、まあ仕方なしと後ろをついて行くこと数分。交差点に差し掛かり信号は黄色に。すると件の軽自動車、ぐいっと加速し交差点を突っ切って行った。
ん?止まらんの?さっきまでの時速30キロは何だったのか。
意味が分からんですな。

さて、DACです。
時間があったので一旦DACを外してCDプレーヤー単体との比較をと。
ソニー機はやはり粗い感じ。ずっと聴いてきたこともあってか嫌な感じはなく、艶やかという感じではなく生成(きな)りのようなさっぱりとしたというかさらしのような自然な感じ。一方、オンキョーはソニー機に比べて肌理の細かいシルキーな感じ。肌理が細かい分、音の粒子が目地に詰まっている感じは良いのだがなんとなく窮屈にも感じる。
このあたりの要因が何なのかはもう少し時間をかけてと思う。
やはりデジタル同軸ケーブルをと思いHF堂に注文した。明後日には届く予定。届いたらまたDACを繋いでみようと思う。
夜になって一段と冷え込んできた。
3連休もあっという間に終わり。次は年末年始の休みか。

2024年12月22日日曜日

祝!初のDAC導入

先週末は何だかボヤボヤしているうちに過ぎてしまいブログが更新できなかった。多分、旅の疲れがでたのだと思う。
今週もあんまり音楽を聴く時間が取れない一週間だった。
月曜日は晩御飯を食べてすぐに眠ってしまったし、火曜日に職場でコロナウィルスのワクチン接種をしたが、これが酷い副反応で。これまでもワクチンをうって副反応はあったが、今回が一番酷かった。朝一で接種したこともあるのだけれど、午後の後半から段々と身体がだるくなり、ほうほうの体で帰宅。全身の倦怠と痛みで結局そのまま水曜日も休んでベッドで過ごした。木曜日もあんまり音楽を聴く気になれず金曜日は宿直で泊まり、とそんな一週間。

この週末は家人が今関西で開催中の滑って踊るスポーツの観戦に行っており気ままな生活の予定。しかも月曜日も休み。
という事で何とかの居ぬ間にではないが、かねてから懸案のDACを買った。ドフモールに手頃な中古の国産DACがあって、割と近い店舗だったので一週間ほどウォッチして宿直明けの昨日、買いに行ってきた。
機種は今は亡きONKYOのDAC-1000。2010年の発売なので14年前の製品。
半年ほど前からソニーのCDPにDACを充ててみたらどうだろうか?と考えていたが、先日のすかんぴんさんとそのご友人のMさんを招いてのオフ会でソニーからエソテリックに変えた際にもう高域の質感がね・・・全然違うね、といった話が出たのが最後のダメ押しに。
ソニー機は96年の発売で6万円という価格を考えれば、エソテリックとの差はあってしかるべきなのだが、使い勝手の良さからサブ機という感じではなくエソテリックとのダブル・エースという扱い。登板頻度ならソニーの方が多いくらい。
もう一つはソニー機は光学固定方式機でピックアップは固定してディスクが移動して読み取るというもの。そのため振動に強いとされている。ドライブ部が割と優秀なんだよね。
そんなわけでちょっと梃入れしてみたという訳。

いとこのうな君にはもうちょっとイイのを買った方がイイよとは言われたし、オーディオ関係の動画なんかも観た。ONKYOなくなったので故障時のサポートもないしPC用のドライバのダウンロードもできない。そんな訳でドフモールにそれなりの数DAC-1000が出ていることを考えれば、まあ現代のDACのスペックからするとすでに時代遅れなのだろうと思う。
しかし数が出ているという事は結構売れた(=支持された)ということでもあり、10年当時はそれなりの性能であったということではないかな。
ウィッチはDACの導入は人生初なので、無難かつリーズナブルということでこれを選んだが、決め手はデザインかな。
ウィッチ個人的にはとてもクールと思う。昔と違い、ボタンやレバーの無いのっぺりとしたデザインであるが大きなスイッチは左右対称でディスプレイの視認性も良い。
昔の話しで申し訳ないが、ONKYOには全くご縁が無かったがプリメインアンプのデザインはウィッチの癖(へき)にぶっ刺さりで好きだった。

さてさて、音質だがDACを充てた効果は十分にあると思う。古い録音だとヒスノイズが少々目立つが高域の滑らかさというのかな艶やかさが増す印象。アップサンプリングも可能で2倍サンプリングにすると一層艶やか。細かいところも良く出る。
冷たいとか線が細い、こじんまりとすると言ったレビューも読んだがあんまり気にはならないかな。このあたりはアンプのおかげかもしれない。全体にはカッチリとした音かもしれない。
接続は今のところ光ケーブルのみ。近々うな君からコアキシャルケーブルを拝借の予定。光ケーブルも量販店のJVCのチープなケーブルなのでもうちょっと良いものをとも思うがコアキシャルケーブル次第か。
今日買い物ついでにドフに寄ってみたが在庫は無かった。
耳が慣れてくると、やや高音域でキツい感じもしてきたのでゴム系のインシュレーターを噛ませてみる。少し良くなったかどうかというところ。
楽器の音色の質感が随分と変わったようにも感じて、聴き進めていると段々とそこに違和感を感じたりもしているが、そのうち慣れてしまうのだろう。
これまで一体型プレーヤーしか使ってこなかったので意識してなかったがDACでこれほど音が変わるとはね。

今はラック最下段に設置している。できればソニー機の横に置きたいところだが、スペースが無い。結構発熱するとも聞いていたのでどんなものかと思ったが約2時間の稼働でも天板はぬる燗くらいでほのかに暖かい。これならそんなに気にしなくて良いかも。

そうか世間はクリスマスなのか。そんなことすっかり忘れて昨夜はカレーライスなぞを作って食べてしまった。今晩も一人だがチキンでも食べつつアメフト中継でも観よう。

今年はこの記事を入れて61本。家のことでバタバタした昨年(43本)は特別としてもこれまでで一番ブログの更新が少なくなった。
今年はもう1本くらい更新する予定。
この年末年始はたくさん音楽を聴いて過ごせればなあと切に願っている。



2024年12月9日月曜日

オフ会 再び

リベンジと書いたものの、別にすかんぴんさんやご友人のMさんに対してという事ではなく、3月の前回オフ会の自分に対してよ。
あれから9か月。件のアンプも修理したし選手は揃った。さて、という事で。

お二人の感想は概ね好意的だったかな。アンプについては以前より高域が良く伸びており、やはり3月の時は2255は変だったよねというもの。
2255が戻ってデノンから変えて以降、デノンを繋ぐことはしなかったが久しぶりにデノンに繋いで比較試聴も。レンジの広さはデノン、ということで意見は一致した。2255と比べてやはり全体に薄味で、2255の方が特に中音域~高域にかけてがデノンに比べて濃い目と。
今回はあまり時間が無くCD中心の試聴でソニーとエソテリックも聴いて頂いたがエソテリックが良いと。
レコード中心に聴かれるお二人であるが、CDでこれだけ鳴っていればクラシックを聴くなら良いよねと言って頂いた。

今日はオフ会のあとクルマのディーラーに支払いに行く予定を立てていた。お二人がお帰りになってコーヒーカップなどを片づけて、さあとクルマに乗ってエンジンオン、ん?
かからない。ウンともスンとも言わない。こりゃバッテリーかと。お二人のお帰りに合わせて出かけてればその時気が付いてバッテリー繋いで何とかなったかもと思いつつJAFへ連絡。
割と待つことなく20分ほどでJAFのお兄さんが到着。あっという間にエンジンをかけて帰って行った。なんでもバッテリーの電圧が6Vほどとのこと。旅行もあって4,5日乗ってなかったし急激な寒さも消耗を早めたか。これが出先だったり、旅行で駅の駐車場で起きていたりしたらと考えると、まあ家で良かったなと。

JAFは会員になって10年ほど経つが、呼ぶような事態はコレが初めて。お兄さんには長いことJAFに加入して頂いてありがとうございますと言われたが、こんな時にには心強い限り。
エンジンもかかってそのままディーラーへ直行。支払いとともにバッテリーも交換。さらなる出費は痛いが、これから冬本番。その前にバッテリー交換できたのだから良し、かな。

さて明日は仕事。まあ頑張ります。

2024年12月8日日曜日

小泉/九響 AB5

いよいよ雪が降って本格的な冬到来。上越妙高駅の新幹線ホームからえちごトキめき鉄道のホームに降りて、雪が降ったことを知ったウィッチ。何なら逆浦島太郎ですわ。
という事で無事に福岡から帰ってくることが出来ました。

今年はアントン・ブルックナー(AB)の生誕200年にあたる記念の年。そんなこともあって博多まで交響曲第5番を聴きに行ってきた。
実はブルックナーの交響曲を実演で体験はしたことが無くて。なんなら九州交響楽団も初。演奏会場のアクロス福岡も初という初物尽くし。指揮の小泉さんは30年以上前に東京でマーラーの交響曲第6番の実演には接したことがあるものの遥か忘却の彼方。
アクロス福岡はウィーンの楽友協会大ホールを模したかのようなシューボックス型の美しいホール。
曲目はAB5のみという何とも潔いプログラム。
開演前にはSNSのフォロワーさん数名とご挨拶。全くリアルでは面識のない方々との邂逅は超緊張。それでもSNSでの発信を観ているとなんとなく人柄は分かるというもの。
さて、演奏はというと冒頭の低弦のピチカートからスゥーッと弦楽器が入るところで、ハイ、これはもう優勝確定!
小泉さんはカラヤンのお弟子さんであり、やはり音楽の作り方が似ているなと。グイッと一本太い筋が音楽を貫き、野太い大蛇がのたうつような音塊をもって割と早めのテンポでグイグイと音楽をドライヴしていく様は圧巻。
ステージ向かって右の1階席という座席のせいなのか低弦と金管の低音楽器の迫力も凄い。
オケの編成も14型?と大きく、全体の音量がデカいのは編成のせいばかりではないと思う。最近の精緻な感じの演奏ではなく、今はあまり言われなくなったがその昔「野人ブルックナー」と呼ばれていたイメージの演奏。何とも豪快、剛毅な演奏。
5番は後期の宇宙の鳴動と評されることもある8番や9番とは異なり、もう少し人間臭いというか神への私淑の表明のような私語り的な俗っぽい曲で、ヘタウマ的というかリズムというか構成感や響きで聴かせる曲だとウィッチは思っているのでまさにドンピシャな演奏でした。
それにしても九響、凄いオケだなぁと感心。ビシっと合っているというわけではないが、統一感がある。個々の奏者ももちろん上手いのだが。福岡の方々が羨ましい。
趣味がないのよねぇという姉に、是非一度アクロスに足を運ぶことをお勧めした。福岡に住んでいて、聴かないのはとてももったいないと思う。

余談だが新潟にも音の良いホールがいくつかあるが、常設のオケはないのが現状。順番を間違えたと思う。常設のオケがあって専用のホールがあるべきと思う。オケでなくても良い。例えば弦楽四重奏団とかでも良いしピアニストでも良いと思う。箱だけ作ってもダメなんよ。
以前、冗談で柏崎のアルフォーレにブルボンがメインスポンサーとなってブルボン・ルマンド管弦楽団(スイス・ロマンド管のパロディ)を作って欲しい、作ってくれと書いたことがあるが結構本気のガチのお願いである。

終演後はフォロワーさんと中洲で優勝祝賀会。中洲、欲望の街ゴッサムシティだった。まあそんなお店には行きませんが。
土曜日はクラシック音楽とは関係ないSNSのフォロワーさんとの飲み会。ウィッチよりはるかに若いお二人でしたがこちらも楽しい飲み会で感謝。
そんなわけで博多は14,5年振りながらホント楽しい旅でした。九響は年一くらいで聴いておきたい気もするのでできれば来年またどこかで。
宿泊は姉のところでお世話になった。いろいろと気を使ってくれてこちらも感謝。来年は義兄さんと二人でこちらに遊びに来て欲しい。

そうそう、博多に向かう途中福井で降りて学生時代にお世話になったオーディオ店の店長さんにも会ってきた。30年振りくらいだが、ちゃんと思い出してくれたことに落涙。事前にFBを通じてアポを取ったが、名前を見て思い出したそう。
学生だったので大して売り上げに貢献は出来なかったのに・・・。独特な福井弁も懐かしくて。
今回新幹線で博多まで往復したが、敦賀延伸の効果は大きい。ネックは敦賀・京都・大阪間。それでもサンダーバードが金沢-関西圏だった頃に比べると格段の時間短縮感があるな。
まあ新幹線の区間が増える分運賃が上がってしまうが、快適。早く新幹線がつながることを願うよ。

だいぶ駆け足だが、少々疲れたのでご勘弁を。明日はすかんぴんさんとMさんを招いてのオフ会。部屋も掃除しなければと思うが明日にしよう。その後にも所用があるので確約は出来ないがオフ会についてブログあげる予定。
もちろん博多でもCDを漁って来たのでこちらは追々紹介できれば。

しかし、やっぱりウチが良い←旅向いてない
では。

2024年11月30日土曜日

替えといて良かったぁ

11月も終わり。残すところ12月だけとなった。当地は一昨日の夜あたりから荒れ模様の天気。雪が混じらないだけマシかもしれないが、今朝は霙混じりの雨が降ったようで宿直明け、クルマのワイパーの根元のところに雪の粒が残っていた。 
タイヤは先週替えて良かった。タイヤについては行きつけのGSにずっとお願いしてる。だいぶ減っているかと思い買い替えも考えていた。買い替えとなれば直ぐに交換とも行かないだろうしと思って先週行ったのだが、スタッフによるともう1シーズンは持ちそうですよとの事。ただ、ノーマルはかなり減っているとのことで春には交換することに。
まあ仕方ないね。タイヤも高くなったがツルツルで事故っても馬鹿みたいなので。

今日は久しぶりにレコードを聴いている。
クリスマスの時期ならオペラだったらプッチーニのラ・ボエーム。歌手、演奏、録音と揃っているカラヤン盤を。ミミ役はミレッラ・フレー二。フレーニの声が素晴らしい。
肺を病んで死期の近いミミがあそこまで輝かしい声が出せるか?というのは野暮ってもんでさぁ。こっちの耳が楽しければ良い。

いよいよ12月6日は小泉和裕/九州交響楽団のブルックナーの5番。プロのオーケストラでブルックナーを聴くのは初めて。準備もそろそろ始めないと。
予習は抜かりなし。スクロヴァチェフスキのCDで。
今回、せっかくの一人旅なので途中福井で降りて、学生時代にお世話になったオーディオ店の店長に会ってこようと思っている。その頃のお店はもう無いのだが、駅近くで新しくオーディオ店をやっている。一応アポも取った。30年近くお会いしていないのだがSNSを観るとお元気そう。ソースカツ丼も食べたいし。

九州から戻って翌月曜はすかんぴんさんとMさん、それにYさん(以前103の修理をお願いした方)もいらっしゃるかも?という今冷静に考えると少々無謀とも思えるオフ会も。すかんぴんさんとMさんは我が家には2回ほどお出で下さっているので、ウチの音の傾向は分かってらっしゃるが、Yさんは初めて。ほぼモノラルシステムで聴いておられると思うので、我が家の薄っすい音をどう思われるかヒヤヒヤ。何をお聴かせすりゃ良いのか?
最近、吸音しすぎなのかあんまり音が前に飛んでこなくなった気もして、ちょっと訳わからん感じも。
まあ、これはオフ会前あるあるで。もう少し時間は有るのでいろいろと足掻いてみるか。

九州旅行は5連休だし、何と言っても年末年始に6連休の予定。今年の娘のカンピロバクターと地震でバタバタした正月のやり直しではないがゆっくりしたい。させてくれ。その代わり他の日がヒィヒィなんですけどね。
それにしても先日の能登半島沖の地震にはビビった。その後の余震も回数は減りつつあるが依然として活発なのも気になるところ。今年の正月に続いてこの時期にというのは嫌な感じがする。




2024年11月23日土曜日

オーディオチューナーを繋いでみた

先日オフ会で伺ったIさんのところでチューナーでFM放送を聴かせていただいた。

これがびっくりするほど音が良かった。 
正直に言うが、しっかりとアンテナに繋いだコンポのチューナーの音というものをちゃんと聴いたことがその時まで無かった。
学生の頃までは音盤とエアチェックしたカセットテープを聴く比は4:6くらいだったような気がするが、チューナー替わりのラジカセでアンテナは室内天井に電源コードを工夫したものを張り巡らせたものだった。
そんなわけで音も良いとは言えないものだった。今考えるとテレビのアンテナの端子は部屋にあったはずだし、そこに繋げば受信できたのだろうが、いかんせんその知識が無かった。自分でお金を稼げるようになるとCDばかりとなり、そのうちにエアチェックしたりラジオを聴くことは無くなってしまった。クルマの中で時折聴くくらい。

そんなウィッチではあるが、何故かチューナーは有る。買った記憶はない。無いがある。
イトコのうな君に貰った?で良いんだよな。
何年か前にちょっと繋いでみようかと思い、うな君に相談したらくれたのだと思う。その時はちょっと繋いでみたものの、何だか受信状態が悪く、すぐに諦めてしまったのだった。
サンスイのTU-S707Xdecade。仮面ライダーみたいな名前の薄型のチューナーである。長らく物置に仕舞ってあったが、ようやく陽の目を見た格好。
新築時にどうなるかわからないがオーディオルームまでアンテナから線を引いてもらった。
両端がすでに加工してある同軸ケーブルを購入し接続してみた。

取説もない状態で、適当にスイッチ類を弄ってみるが、良く受信できないのかノイズだらけ。しかし適当に弄っているうちに受信するようになって一安心。
NHKFMは83.6MHzで受信。ややサーというノイズが乗るが声が心地よい。
という事で月曜日に繋いでから電源を入れっぱなしにして経過を見ているところ。
クラシックの番組で食指をそそるものがあまりなくて。まあ、週末に期待。

しかし寒い。予定していたKazuさんとのオフ会は延期。まあこういうこともありますわな。という事で、ちょっと風邪気味ではあったが、来月の福岡行の電車のチケットを求めて最寄りの駅へ。そうか金沢行はもう半月も前なのかと。
駅は一段と寒い。何にもないところに建てたものだから風が強い。ホームはもっと寒いのだが今回はみどりの窓口まで。やはり今日も長い行列が出来ている。窓口のカウンターは2つ分あるが、一つしか動いていない。JRとなったがすっかりサービスは低下していて草。
無事切符も買えてブッコフへ頼んであったCDを受け取りに行って日用品を買って帰宅。

高音(と言っておいて実は中音域)ちょっとキツイ問題はEQで少し気になる周波数を絞ったりしてはみたものの、あまりしっくりと来なくて。タイルカーペットの追加などをチマチマと。すぐに結論を出すのは危険、と。ここは焦らずじっくりと。
それでもだいぶ音の感じは固まってきたので、リベンジではないですがすかんぴんさんと友人のMさんをオフ会にお誘いした。デノンの方が良いと仰ったお二人。ここは敢えての聴き比べも考えつつ、待ち受けたい。

その前にそろそろ冬タイヤ交換しないと。



2024年11月19日火曜日

自分は今とても際どい淵に立っているのかも?

今これを書いているのは火曜日の夜なのですが、日曜日の兵庫県知事選挙の投票日以来、2日経ってもSNSのTLがそればっかりでげんなりしている。
前知事の再選、帰り咲きという結果には少々困惑している。兵庫県民が下した結果なのでもちろんそれは尊重するが、なんとも言えない気味悪さというか腑に落ちない感じが付きまとう。ただ、げんなりの理由が薄ぼんやりとではあるが判ってきた気がする。

反○○という言い方は嫌なのでまどろっこしいが、前知事を支持しない層と支持する層という風に表すことにして。
選挙が終わっても前知事を支持しない層と支持する層の対立が先鋭化しすぎて、TLでは口汚い罵り合いで溢れている。
支持しない層はパワハラ疑惑や県の職員が自殺した件を持って知事にふさわしくないと考えているし、支持する層は前知事は改革を推し進め既得権益層を崩そうとしてそれを阻止しようとする何者かに嵌められた、前知事は悪くない、亡くなった職員は複数の職員と不倫関係にあり、それが明るみに出るのが怖くなり自殺したもので前知事とは関係ないと考えているようだ。
一体何が真実なのか判断できないが、インフルエンサーやYoutuberなどが広めた、前知事を支持する層が考えているようなことを裏付けるような事実は今のところ出てきていない。

今回の知事選挙でヤバいなと思ったのは、立花某がこれで大きく認知されてしまったのではないかということ。NHKをぶっ壊すと言って出てきた輩だったが、胡散臭いことこの上なかった。今回の知事選までは。ウィッチは今でも胡散臭い奴と思うし信用していない(こいつが自分の身近にいたとして信用できる者がいるのかと思う)が、この立花某が広めた複数の職員と不倫云々という話を有権者はいとも簡単に信じてしまった。立花某の言うことを認めた。つまり立花某を認めた、受け入れたという事になるのではないか。

嫌いなタレントランキングや芸人ランキングというものがあるが、出川某も長年このランキング上位の常連だった。それでもテレビなどで露出が増えると次第に人気が出て、今では好きな芸人ランキングにも入る人気芸人となった。
見慣れてくると抵抗感も薄れてくる。受け入れる余地が出来てくる。
立花某も現在のところそんな立ち位置の感じなのではないかと思う。
今回の知事選、立花某も立候補していた。でも当選する気はなかったのだという。今まででは考えられないことだと思う。兵庫県内で演説するとともに真実を公表しているという触れ込みでSNSや動画サイトで裏付けや根拠の薄弱な話を広めて顔を売り収益化する。法律の隙をついた行動はあまりにも姑息で胡散臭い手法。ウィッチは全く信用できないのだが、この立花某のいう事を信じた、立花某を信じてしまった人が多数いた現実に衝撃を受けた。これはかなり恐ろしいことなのではないかと思う。

先のアメリカ大統領選挙もそうだったが、根拠の乏しい陰謀論めいた話に基づく誹謗中傷や罵り合いがまかり通っている。ついに日本もそうなってしまったかといった感じ。
対立を煽り、大衆を扇動し民衆を分断しようとする者、自身の利益にならない者や邪魔になる者に対して容赦がない者がこれからもっと出てくるのではないかと危惧せざるを得ない。
この先、事実が明らかとなるのかならないのか(ウィッチはならないと思っている)わからないが、この選挙で起きた事象の検証は必要だと思う。
我々は奈落の底の淵の思ったより近くにいるのかもしれない。

2024年11月17日日曜日

靴を新調

先日の旅行用にと、安いながらスリップオンタイプ(つま先を入れるとそのまま踵もすぽっと入る式)の靴を買って履いていったが、ソールが薄くて路面の状態をそのままダイレクトに足裏に伝えてくれる。何だかんだと結構歩いたものだから今週は膝が痛かった。
来月の福岡行きにこれでは困る。という事で靴を新調した。
ネットで履き心地が良いと評判のメレルのジャングルモック。ウィッチ的には清水の舞台から飛び降りる的な価格。明日から履き鳴らしていく予定。

このところ音楽やオーディオに割く時間が多く、録画したものの観ていないアメフトやドラマが溜まっていた。この週末でアメフトを3試合分、大河ドラマを4話分観た。
アメフトもレギュラーシーズンは12月まで。年明け早々プレーオフなので溜めておくと命取り。大河もまもなく終わるだろうし。
大河ドラマは最初は面白く観ていたが、段々と億劫になってきた。なぜだろうと考えるに、登場人物が増えるのだがその増えた人物は男性は大体が”藤原”姓だし、女性はそもそも名前の漢字が読めない(笑)。しかも衣装も皆大体同じで男性貴族は黒だし女性は十二単。要は登場人物が把握しずらいことにあると判明。
朝の連ドラも「おむすび」、再放送の「カーネーション」は毎朝録画して夕飯時に観ているが、18日からは「カムカムエヴリバディ」の再放送が始まる。これも見逃せないし。
「おむすび」は開始当初は何かパッとしないなあと思っていたが、最近は割り切って視ている。割り切って観ていると結構面白いドラマ。
それにしても「カーネーション」と「カムカムエヴリバディ」という名作ドラマに挟まれた「おむすび」はちょっと可哀そうな気も。

最近、ブックオフのアプリで中古CDを買うことが多い。全国の店舗から中古CDが買える。最寄りのブックオフの店頭で品物の受け取りが可能で送料は0円。大体2枚か3枚くらいを一度に注文。1500円前後。
そんなわけでついつい、週一ペースでちょこちょこと買い物をしているが最近はちょっと買いすぎだなあと反省。

さっき、CDで音楽を聴いていて急にCDプレーヤーがダウン。何が起きたのかと慌てたが、よく見るとデジタルEQもダウン。エソテリックの電源を入れるが入らず。デジタル機器系の電源に問題かと思って辿ってみるとアイソレーショントランスの電源ケーブルが抜けかけていた。しっかり差し直し無事復活。いつから抜けかけていたものか。
ちょっとだけヒヤリとした。

来週はKazuさんのところへお邪魔する予定。当初は夏に伺う予定が当方のコロナクラスタ騒動で延期してもらっていたもの。楽しみである。

井上道義/OEK ショスタコ14番&オーディオオフ会

ご無沙汰しておりました。ウィッチは元気でおります。
先週はタイトルにありますように井上道義/OEKのショスタコーヴィチの交響曲第14番をメインとする演奏会を聴きに金沢まで行ってました。その足で岐阜県美濃のブログ友達のところに遊びに行っていた関係でこのブログの更新が出来ませなんだ。

指揮者の井上道義は今年での指揮活動からの引退を発表しており、以前音楽監督をしていたオーケストラアンサンブル金沢とは今回が最後の演奏会。しかも曲目がショスタコーヴィチの交響曲第14番とあっては聴きに行かないわけにはいかない。
弦楽器とパーカッション、ソプラノとバスという一癖も二癖もある編成。バスはティホミーロフさんで、現在ショスタコーヴィチを歌わせたら世界で最高と思われる方。大フィルやN響との13番でも歌っているし、ムーティ/CHIの13番でも歌っている。
曲は4人の詩人の死をテーマにした11編の詩に曲を付けtいるわけだが無調であるなどショスタコの交響曲の中でも屈指の難解さ。とっつき難いことこの上なし。いくつか手持ちのCDを聴き込んで予習を重ねたがやはりわからないところは多かったというのが正直な感想。
それでも弦楽、特にコントラバスやチェロ、シロフォンやチェレスタといった楽器の音色が支配する音楽は「死」とそれにまつわる滑稽さを強く印象付ける。
なかなかナマで聴ける曲ではないので聴けたのは良かった。
ミッキーは絶好調?踊るような指揮は健在。ヨボヨボとした足取りでステージ脇に引っ込んだかと思えば、カーテンコールでは華麗にクルクルと回りながら引っ込む。やりたい放題。
もう好きにしてくれ。引退まで好き放題やって、7やり切ってお終い。良いじゃないか。
見届けたよ。しっかりと目に焼き付けた。

演奏会は午後からだったので、午前中は金沢蓄音機館へ行ってきた。様々な蓄音機が並ぶ様は壮観の一言。館長の案内による聴き比べは軽妙洒脱な館長のお話しもあって楽しかった。
状態の良いクレデンザは流石に良い音がしていた。まあ掛けたSP盤がジョージ・セル指揮のウィーン・フィルの青く美しきドナウということもあったがうっとりと聴き入ってしまった。
最後に館長が皆さんにもし一台蓄音機を差し上げると言ったらどれが良いですか?と質問を投げかけられた。ウィッチは迷うことなくクレデンザ!と即答。
聴き比べには結構若い方もいてちょっとビックリ。

その日のうちに美濃へ移動。翌朝ホテルまで迎えに来てもらいオフ会2連荘へ。昨年の5月にもお二人のところにはお邪魔しているがかなり機器が変わってグレードアップ。
OさんのところはフォノEQがヤマハの名作プリアンプのC-2に変更。我が家で使っているソニーのヘッドアンプHA-55もお持ちで聴き比べ。音の良いのはヤマハ。文句なし。とはいえソニーの聴きやすさというか聴かせ上手なところも捨てがたい。フェーズテックのカートリッジもウィッチは初聴きでしたが良い音がしてました。カチっと鳴らしつつ、音楽性も高い。このあたりはウィッチが使っているカートリッジよりワンランク上のカートリッジの実力か。スゲェ。
Oさんのところはいかんせん部屋のボリュームが厳しく、かなりのニアフィールドリスニング。ほぼ直接音が耳に届く感じなので非常に鮮烈な音でこれはこれで楽しい。少し気になったのはオケ曲でのまとまり感、ステージ感。ウィッチとしてはもう少しブレンドされた音が欲しいと感じた。
Oさん、次は部屋でっせ。←怒られる
昼食を挟んでIさんのところへ。
こちらも機器構成が前回の時に比べてかなり変更されていて、メインのアンプはパイオニアのエントリークラスのアンプがピンチヒッター。
以前は低域の量感がウィッチには物足りなくて正直少々戸惑ったが、今回は低域の支えがしっかりとした音。
特徴的なのはかなりデッドに調整された部屋。デッドにしようとしてなったわけではなさそう。本人もあんまりデッドだという認識はない様子。部屋の大きさと吸音・調音のバランスがよいのだろう。3人で会話していても嫌な響きが耳に来ない。この感じは聴力検査室に似ていると思った。アレのもうちょっとソフトな感じで耳の圧迫感の無いヤツ。
スピーカーも前回訪問時から高さを下げて後ろに下げたとのこと。低域の量感アップに一役買っているかな。アンプが低域をドライブしきれていないのもありますとはご本人。
これはウィッチも最近までそうだったので激しく共感。
無指向性SPも聴かせていただいたが、音が飛んでこない感じはちょっと不思議な感じ。セッティングに制約もあるが、弄って楽しいスピーカーと思う。
チューナーの音も良かった。正直チューナーは期待してなかったですが音が良い!これにはビックリ。ビシっとチューニングされたFMはノイズが無いのかぁと。今は普段、ラジオというとクルマの中でしか聴かないものだからノイズが多いものと思っていた。
我が家にもチューナーが眠っているが復活させるかな?
Iさんトコもヘッドアンプを変えたのだったが今回はあんまり聴くことが出来なかった。ごめんなさい。こちらは次回伺った時にぜひとも。
ブッコフに寄りつつホテルまで送って頂いてオフ会終了。この日もホテル泊。
Oさん、Iさんありがとうございました。次は我が家ですかね。泊りで来てください。

ということで月曜日に我が家へ戻ったわけですがやっぱり我が家は良いなと再確認。
早速タイルカーペットを増やしたりして。どうも我が家の現状は高域がキツイのだと思う。EQでも少し高域を絞ったり。

今週は職場に厚労省の実地指導(監査)が入るなどしてバタバタしましたがこれといった指摘を受けることなく(あったら大変)無事終了。
ちゃんとやることをやって必要な書類も普段から整えているので大丈夫とは判っていても、いざ監査、となるとやっぱり不安になってね。まあこれで今年の大きな山をまた一つ越えたかな。
来月は福岡で小泉和裕&九響によるブルックナーの5番。生誕200周年のブルックナーイヤーを締めくくるにふさわしい演奏会。体調を整えねば。

2024年11月3日日曜日

MC2255の帰宅

本日無事にメンテナンスに出していたMC2255が帰ってきた。
OEKの復興応援コンサートから帰って玄関を開けると見覚えのある大きな段ボールがドンと置いてある。
早速の開封。次いでズボンを脱いでラフな格好に。ベルトのバックルでキズを付けてもアレなので。気合を入れて2階のオーディオルームまで運ぶ。
重い。年々重く感じる。多分もう無理だ。次回は無いかも。

デノンのアンプを退けて2255をセットする。アンプの位置を整える。結線する。
EQカーヴはそのままでも構わない。お好みで。音出しする。
いい感じ。
EQで低域を上げたっていい。気に入らなければ元に戻せばいい。
高域はお好みで。今回はそのままで。

と、けんた食堂風に書いてみた(気になる方はYoutubeでけんた食堂を検索してね)がしっくり来るね、こりゃぁ。

デノンのアンプで作ったカーヴだが今のところ違和感を感じない。
これまでマッキントッシュとデノンのアンプをしっかり聴き比べしたことが無かったが、こうして聴いてみると、レンジの広さや力感はデノンに軍配が上がる気がする。ただ、出てくる音は少々だらしのない感じがする。一方、マッキントッシュの方はレンジ感はほどほどながら質感の高いよくコントロールされた音と言えるのかと思う。中音域から高音域にかけての佇まいが何とも言えず品がある。
ガサツな感じのするソニーのCDP-X3000の音も雑味が少ないように思う。
もちろん価格差を考えればそうなのだろう。
デノンが悪いと言っているわけではない。作られた年代も違う。デノンだけ聴いていたなら多分ある程度満足のいく音なのだと思う。使っている間、幾度となくこのアンプで良いのではないかと思うほどに素晴らしいパフォーマンスを示してくれた。

不調が疑われた2255。今回、特に異常はないという診断。ピンジャック端子の摩耗?を指摘され交換したのとメーターランプの交換くらい。
引っ越しまもなくでスピーカーセッティング含め調整がうまく行っていなかったことも要因としてあったのだろう。半年以上音を聴いていなかったのも判別を難しくした要因として大きい。これまでも他の機種を含めたくさん故障して修理をお願いしてきたけれど今回はいろいろとあって(あり過ぎて)悪い方向に物事が転がってしまったと思う。
他のアンプに乗り換えるか悩んだ時期もあった。
点検だけで済ますつもりで送り出した2255だが異常なし。でもピンジャックによって緩い場合があると連絡を受けた時、迷うことなく修理交換のお願いをした。
今の環境でこのアンプで、このシステムで音楽を鳴らしたい(聴きたい)という思いの方が勝った。
思いのほか時間とお金が掛かったが貴重な経験をしたと、鳴っている音を聴いてそう思う。





2024年11月2日土曜日

いよいよ冬到来?

寒い。
ついこの間、秋らしくなったかと思えば、すっかり風が冬の風。このところ雨模様で一層寒く感じる。
仕事は順調ながら毎日クタクタであまり音楽を聴く気も起きない。メンタルは案の定下り坂で、夏のコロナのクラスタ以降のバタバタ加減の影響なのだろう。
まあ予想は出来ていたので「あ、これは来たな」という感じ。以前はこのメンタルの不調の理由がわからなくてオタオタしたが、忙しい時期からかなり遅れてやってくることが判ってからは慣れたもの。この寒さも影響しているのだろう。肩が凝ってとても重い感じ。
寒くなるとどうしても身体が緊張してしまってガチガチに。そうすると肩が凝って首や腕が痛くて背中も張って腰が痛く・・・という悪循環。
この痛みというヤツも厄介。結構メンタルを削られる。こんな時は遠慮せずに鎮痛剤を飲むことにしている。痛みがないのがこんなに楽とは!という感じで気分も良い。

先週、アンプのメンテナンス完了と支払いの案内メールが届いたので、早速振り込んだ。そこそこの車検代くらい。結構したが致し方なし。11月3日か4日に到着の予定。楽しみではあるが、またあの重量物を2階まで持ち上げなければならないかと思うと正直気が滅入る。

井上道義/オーケストラアンサンブル金沢(OEK)のショスタコ14番の演奏会まであと1週間。演奏会のチケットはだいぶ前に取ってあるが、新幹線の切符がまだだったので最寄りのJRの駅まで。
最寄りと言っても自宅から30分くらい。最寄り感無し。新幹線が開通して便利になったものの、切符の購入は対面で買おうと思うと非常に不便になった。その駅のみどりの窓口も以前は2つあった気がするが今は一つ。いつ行っても長い行列。
以前はこうした旅の段取りや切符の手配といったことが楽しく感じてられたが今はさほどでも。どちらかというと面倒臭いという思いが先に立つ。齢を取ったということか。
そうそう時刻表も買わなければ。今はスマホでも簡単に見られるのだが、乗り換えやら前後の列車の発着などを確認するのは紙の方が便利だと思っている人なので。心配は小さい文字がまだ読めるのかどうか。

とにかく体調を整えねば。
ジャケットをこの旅行のために買ったのだがもう少し厚着しなければならないのかしら。

明日3日はクルマの点検とOEKの妙高公演へ行く予定。OEKは9月から中部地方を中心に能登半島地震復興応援コンサートと銘打って行っている。ショスタコの演奏会前最後の復興応援コンサートとなる。
妙高公演は池辺晋一郎作曲の「祈り、そして光 —能登半島地震犠牲者の鎮魂として」バンドネオン奏者の小松亮太を迎えてピアソラ、メインはモーツァルトの41番というプログラム。
イケベエ先生の曲も楽しみだし、41番も改めてちゃんと聴いておきたい今日この頃。
という事で、今週と来週の2週続けてのOEK演奏会。楽しみ過ぎるぅぅ。

今日は今シーズン3度目となるりんご狩りへ。時期的には紅葉もハイシーズンだが生憎の土砂降りで紅葉真っ盛りの山々は全く見えず。少々残念ではあるが美味しいりんごが買えたので良しとしよう。

手ごろな中古のDACがオフモールに出ているが、なかなか決心がつかない。そのうちにシュアーのM95EDのJICOのオリジナル互換針でSAS針でボロンカンチレバーがあることを知って気持ちはそちらへ。まあ悩んでいるだけ。悩んでいるだけ。

2024年10月20日日曜日

割り切りも大事

秋が深まってきたと思ったら夏に逆戻りの今週。
金曜日は最高気温が27℃超えの暑い一日となった。職場はすでに暖房に切り替えてしまっているので空調は入れられず。特に業務している2階は暑い暑い。
ずっと汗が引かず、タオルハンカチ2枚をびしょびしょにしてしまった。
堪らず更衣室に戻ってユニフォームを脱いで汗を拭い、替えのアンダーシャツとユニフォームに着替え、1階のスタッフルームに戻り水分をしっかりと摂取するとしばらくして汗が引いた。
多分、軽い熱中症だったのかも。

かと思えば、今日はグッと冷え込む予報。その差約10℃。これは大変。
この週末は九州から姉が帰ってきているが、その姉から何を着ていったらよいのかと事前に電話が来たくらい。
それはこちらも聞きたいくらいなのよ。
姉は薄いコートは羽織ってきた。少し寒いと言っているがまあ何とかなりそう。
さて、暑かった金曜日、仕事終わりに演奏会へ。
地元出身でチェコで活躍しているピアニストとオーボエ(イングリッシュホルン持ち替え)、バイオリンのトリオの演奏会。毎年この時期チェコの演奏家と来日して演奏会を開催している。
去年もあったのだが引っ越しの後だったりほかの演奏会もあって行けなかった。一昨年はシュターミッツ弦楽四重奏団とドヴォルジャークを中心としたプログラムだった。
今回は前半はバッハ、モーツァルト、チャイコフスキーの編曲もの、後半はドヴォルジャークの新世界ラルゴとスメタナのモルダウを中心としたプログラム。
前半は正直なところあまり感心しなかったが、後半は流石と思わせる。オケ曲をトリオでという事なので興味深々だったがこれがとても素敵な演奏だった。
所々カットは入るが曲がしっかりしていることもあってか、全く堂に入った演奏。
特にラルゴはイングリッシュホルンに耳がいってしまいがちだがその後の経過句も素敵。
思わず落涙。
ユモレスクとロマンティックな小品も本場チェコの奏者で聴けたのはとても良かった。
お客さんも結構入っていた。7割くらい席は埋まっていたのではないか。
マナーは良いとは言えない。楽章間だったり組み物の曲でも拍手するし、なんならバイオリンやオーボエのソロの後には演奏中でも盛大な拍手が来て、奏者が手でまだだよといった感じで制止する場面も。演奏が始まってもおしゃべりしている人もいる。
クラシック音楽の演奏会はマナーに非常にうるさいところがあって、マナー違反に目くじらを立てる人も多くいるが、たまにはこんな田舎丸出しの雰囲気も良いなと思う。

先日聴いたコシュラーのベートーヴェンの英雄が良かったので、他のCDも探してみた。モーツァルトのレクィエムとR.シュトラウスのツァラ、サロメの踊り、薔薇の騎士のワルツの2枚。これが至極まっとうな演奏で録音も良くて。
今後も要注目である。

そのコシュラーのCDを受け取りに昨日最寄りのブッコフに行ったらブルーノ・ワルターのSACDボックスが揃いで棚に並んでいた。あまりよく見てはいないが、なかなかの存在感。マーラーの選集が7000円弱。安いのか高いのかわからないが。
これを手放した人はどんな方なのだろう。そんな想像を良くするが、今回は特に気になった。発売当初は結構話題になったし、元値もお高かったと記憶している。

最近、SNSである指揮者(イ〇バ〇)のことを二流と言っているものがあり炎上。そこに現役のプロの声楽家が聴くしかできないくせに演奏者を勝手に格付けするなといった趣旨のことをSNS上に載せたものだから今度はこちらに飛び火した件。
元のツイートを見たが、さも訳知りのようなしたり顔で言っている(もちろん顔は見えないので、文章を読んだ印象として)感じがした。リプでのことだし当人も軽い気持ちで教えるような感じなのかと思うが、軽率ではある。
それに対する反論で多いのは一流二流と格付けするのは失礼といったものが多いが、その中でオケに対して二流呼ばわりするなど、一種のダブルスタンダードなところにオイオイ、となった。オケはランク付けして良いのかよ?
ウィッチは正直に申すと、指揮者やオケにはやはり格というのはあると思う。怒られるかな。でもその格というのはアスリートのように明確ではないと考えている。
アスリートは明確に記録で格が決まるのでわかりやすい。まあそれでも一流二流の線引きは難しいとは思う。
芸術は明確な基準と言うものが無い故、格というのは有るが決めることはできないのではないかと思っている。
「カラヤンは二流だ」これはアンチ・カラヤンの方にとっては正論であり、熱烈なカラヤン・ファンの人にとっては噴飯ものの意見であろう。
芸術においては格というのはあっても、それを享受する側の人間の受け止めによって変わってくるのだと思っている。
まあ、こういうことは思っていても言わないのが良いのは間違いがない。
「沈黙は金」「言わぬが華」という言葉もあるのだから。

今週はずっとエソテリックのCDプレーヤーを使っていた。昨日久しぶりにソニーに切り替えてみた。やっぱりエソテリックの方が気品ある音を奏でてくれる。複数台の機器を使っているとつい優劣に気持ちが行ってしまいがち。両者の良いところを認めて割り切って使うくらいの気概がないといけないな。まだまだ器がちっさいウィッチです。



2024年10月14日月曜日

モノラル録音の心地よさ

先日のEQの調整で以前と比べて随分と軽やかに弾む感じで鳴るようになった。
そうすると、アレコレといろんな音源を持ち出して聴きたくなるのが心情というもの。

久し振りに取り出したのはブルーノ・ワルターの大地の歌。52年のデッカ盤。モノラル録音。
フェリアーとパツァークの独唱、オケはウィーンフィル。CDを買ったのは高校生の頃だったか。70年も前の録音だが未だに色褪せない永遠の名盤と言われるもの。演奏でこれを超えるものはないんじゃないかと思う。
モノラル録音も50年代に入るとほぼ完成され聴きにくさはあまり感じられない。
2つのスピーカーの間にぽっかりと音が浮かび上がる感じ。
プリのステレオ・モノラルの切り替えスイッチを操作してもほとんど違いが感じられないが、左右のチャンネルの特性が合っているというかEQ調整がうまくいっている結果なのではないかと思う。
真ん中にぎゅっっと音の塊があって音の圧が良いのよ。もちろんステレオで音が拡がっても音の圧はあるけど、モノラルのそれはちょっと違う気がするの。それが心地よいのよな。

ウィッチもご多聞に漏れずステレオ録音の音源が圧倒的に多いし、積極的にモノラル録音を買う訳ではないが、それほどモノラル録音に抵抗があるわけではない。
残念ながらステレオ録音に間に合わなかった演奏家や、間に合ってもモノラル録音を多く残している演奏家などはモノラル盤を躊躇なく買う派。
モノラル録音だから聴かないというのは何だか本末転倒のようでもったいないと思う。
前者ではトスカニーニやメンゲルベルク、後者ではベイヌムかなあ。フルトヴェングラーも聴かないわけではないが次から次にリマスタリング違いなどの同演異盤などが出てくるので少々面倒くさい。
録音技術が間に合わなかった演奏家もいるのだからモノラル録音であっても残されているだけマシな方で、モノラル録音だから音が悪いと文句は決して言ってはいけない。
文句を言っていいのは録音年代の水準に届いてないものだけにしている。
なかにはSP盤の時代のモノはSP盤で聴かなきゃ、とか仰る方も居られるが所有するすべての音源に占めるモノラル音源の割合を考えれば蓄音機という選択はないので、CDでもLPでも聴ければまずはOKというスタンス。
まずは聴いてみる。これが大事かな。聴かないでアレコレ言うのは簡単ですが。

ワルターも晩年、引退後に録音専用の楽団をレコード会社に用意してもらい大量のステレオ録音を残してくれた。クレンペラーもしかり。
この二人が良質な録音を残してくれていなかったらウィッチは多分ここまでクラシック音楽にのめり込んではいないかもしれない。
いや、ほんとありがたい話。

さて、今日は新居となって1年の住宅メーカーの点検の日。
各部屋を周って傷みの有無などを視て頂いた。お正月の地震の影響はなさそうですね、と。
部屋のクロスの合わせや角のクロスの割れなどがいくつかあり、これは修繕していただくことにした。
オーディオ部屋については吸音について、やっぱり静かというか声の響きが結構違いますねと。タイルカーペットを使った貧乏チューニングだけれど効果はあるみたい。

さあ、来週は姉がやってくるのでそれを楽しみに仕事に励もうか。


2024年10月13日日曜日

再びのリンゴ狩りへ

今シーズン2度目のリンゴ狩りへ行ってきた。
前回行ったのが2週間前。その時は2袋(24個くらい)のリンゴを買った。うな君のところへ持って行ったりしたけれど中々のハイペース。
今回は義母さんのところにも送ると妻が言うので4袋(48個くらい)買ってきた。
いつも2種類買ってくるのだが、今回は「ひめかみ」と「秋映」。「ひめかみ」は初めてかも。
エキゾチックな味がするという惹句に惹かれ購入。
夕食後、早速「ひめかみ」を頂いた。うーん、これは確かにエキゾチック。甘い香りが際立って美味しい。

いつもなら1時間くらいでリンゴ園に着くのだが、今日は下道も上道も結構な渋滞。まあ三連休の中日。途中立ち寄ったのハイウェイオアシスも凄い混雑だったし、お昼に寄ったカレー屋さんも混んでいた。
まあ天気も良く行楽日和だったので皆考えることは一緒なのだろう。

帰ってからは少しEQいじり。
気になっている低音を少し削ってみる。少しスッキリ。バランスも良さそう。そんなに欲張っているつもりは無かったが調整してみるとやや低音が過多だったと反省。
低音がボンつくと思ってEQのグラフィックとにらめっこをしていると100Hzがボンついていることに気づく。100Hzは我が家ではちょっと要注意な周波数。
低音がスッキリすると出音が壁や床から剥がれて音が浮き上がってくる感じがする。
CDプレーヤーをエソテリックに切り替えて何曲か。エソテリックはすっかりバックアップになってしまった感がある。決して音が悪い訳ではないがソニーのトップローディング機に比べて使い勝手が今一つ。ディスプレイの視認性の悪さも一因で。
久し振りに聴くエソテリックはソリッドでタイトな音色ながら目の詰んだ滑らかな音。特に高音域の綺麗さにうっとり。

気温が上がったこともあって2階のオーディオルームも暑くて半袖短パンでも汗ばむくらい。扇風機を片づけたいがまだ片づけられそうにない。
明日は住宅メーカーの点検が来る日。部屋を片付けねば。

2024年10月12日土曜日

深まる秋

10月もほぼ半分が過ぎた。早いものだ。
スタッフが抜けて2週間が経過。仕事は相変わらずバタバタとして落ち着かないものの、何とか回せる手ごたえを感じてホッとしている。
以前のブログにも書いたが、一時は落ち着いて音楽を聴く気分になれなかったが今は音楽を心ゆくまで楽しんでいる。
アンプの方も先方からそろそろ修理も完了です、と案内が来て期待感が増している。
音質的に不具合は無かったとのことなので、あまり大きな変化はないのではないかと思っている。まあ安心感というのはあるだろうか。

それにしても寒くなった。ついこの間まで暑い暑いと言ってエアコンの冷房を入れていたのに今週は出勤時はガタガタと震えがくるくらい寒い日もあった。今シーズン初めてクルマのシートウォーマーとハンドルウォーマーのスイッチを入れた。
帰宅して玄関を開けると暖かくてホッとする。今は半袖で丁度良いくらい。
職場の近くの山も段々と色づき始めてきた。秋は着実に深まっている。

来週は九州から姉が遊びに来る予定。母の葬儀の時以来か。家の新築費用には母の遺産も一部使っているのだけれど、姉が家を建てるなら、と相続の割合を少なくしてくれた。姉がそう言ってくれなければ家を建てることは無かったかもしれない。

今週は世間は3連休だが今日は妻も仕事で、ともに2連休。明日はリンゴ狩り2回目に行ってくる予定。14日は住宅メーカーの1年点検の訪問日。棚の造作をお願いしたりする予定。
また記事にしたいと思います。

2024年10月6日日曜日

懐かしいナクソスのCD 

ズデニュク・コシュラー。チェコの指揮者。あまり風采の上がらない感じで、田舎の伯父さんみたいな風貌をしているが丁寧な仕事をする職人肌の指揮者である。
Wikipediaによると95年に亡くなっている。67歳は指揮者としてはこれからという感じで残念過ぎる。
N響にも頻回に客演しており、テレビで観た記憶がある。80年代半ばにはコシュラーのほかにもノイマン、ビエロヴラーヴェクといったチェコの指揮者が良く客演していた。

昨日、うな君の地元のブッコフでコシュラーのCDとレコードを見つけたので買ってきた。
レコードはヤナーチェクのシンフォニエッタとタラス・ブーリバの組み合わせで日本コロムビアのPCM録音。CDはナクソスのベートーヴェンの英雄。
懐かしいのはナクソスの英雄。
コレ、学生の頃にバイト先の近くにあったディスカウントストアで買った記憶がある。90年くらいのこと。当時はCDはまだまだ高価。新譜は3500~3200円くらい。廉価盤もあったと思うが2400円か2200円くらいだったと思う。
そんな中、ディスカウントストアでもちょっと怪しい雰囲気のCDが売られ始めた。大体1000円くらい。演奏はカラヤンだったりするが発売はかなり怪しいところ。ジャケットも簡素なものだった。これらのCDは今でもブッコフの500円とか100円のコーナーで見かけることが出来る。
そんな中、登場したのがナクソス。まだ知られていない(悪く言えばマイナーな)演奏家や団体を起用してのリリース。白地に絵画のジャケットが定番で妖しさ満載。
試しに買った英雄のCDだが、つまらないと思って早々に処分したのではないかと思う。すっかり記憶の彼方へ。
それが昨日、不意に目も前に。でも覚えていなかった。
CDを再生しているうちに、そういえば・・・と。

ナクソスのCDで思い出すのが政治評論家の俵孝太郎が月1万円とボーナス月にもうちょっと上乗せしてCDライブラリーを完成させる、という指南書を出していた。
その中でそのライブラリーの中心に据えていたのがナクソスのCD(とVOXのCD)だった。
その頃はナクソスのCDは1枚900円から1000円くらい。クラシック音楽の百科全書的な位置づけがクラシックファンにも認知されつつあった時期と思う。

90年代中頃にはCDはフルプライス3000~2800円、ミッドプライス2300~2000円、バジェットプライス1500~1000円くらいという棲み分けが出来上がってナクソスは「バジェットプライスの雄」となった。
ウィッチが一番ナクソスのCDを買った時期は地元に出来た大型書店でナクソスの取り扱いをしていた頃で2010年前後かと。
その頃はナクソスも絶好調で初期に録音していた曲を再録音したり、様々なシリーズを展開していたし、かなりマイナーな作曲家にも焦点を当てて網羅的にCDをリリースしていた時期にあたる。
その本屋に行くたびにナクソスのCDを1枚、2枚と買っていたがその本屋も今は閉店し、そこからはナクソスのCDはほとんど買っていない。
価格も現在では1900円くらいとなってしまった。
以前は箸にも棒にも引っ掛からない演奏や録音だったり、興味のない演奏家や作曲家、ジャンルであったりして手にしそびれてしまって今になって後悔したり・・・。
今はその後悔を埋めるように中古盤漁りをしてるのよな。








2024年10月5日土曜日

早く治ってね。

やっと今週も終わりっ。同僚が9月30日付で退職しての10月第一週が終わった。仕事を引き継ぎ、業務量も増えて仕事が回るのか大いに不安だったが何とか回せそうな感触。特に月末から月を跨いだ最初の週は国に提出するデータやらリハビリの計画書やら加算のデータ転送など仕事が多くてどうなることかと思ったが大丈夫そう。何とかやっていけそうな手ごたえを感じた一週間だった。

さてそんな中、妻が末梢性顔面神経麻痺に。今も右半分の顔の筋肉が麻痺している。平気そうに振る舞っているが、顔の事だしやっぱり気に病んでいる。
末梢性顔面麻痺は大きく2つに分類される。一つは単純ヘルペスによるベル麻痺と帯状疱疹によるハント症候群。一般にハント症候群の方が重症と言われるが、妻の場合はベル麻痺と診断されたようだ。治りやすいのはベル麻痺なのだが完全に治癒するのかどうかは何とも。経過にも個人差があるし。
妻いわく、顔の半分が麻痺しているので見た目が非対称なことは言うまでもないが日常生活で困るのは唇を閉じる力が弱いので口に含んだ汁物などがこぼれてしまう、目が完全に閉じないので目が乾燥して痛い、シャンプーが目に染みるのだという。
今はステロイドを服薬して治療中である。
身体が動かないとかではないが地味に日常生活が不便らしい。

そんな中、今日妻が仕事に出かけたのでウィッチはイトコのうな君のところへ。
うな君に会うのは今年の5月以来だろうか。
うな君がレコードプレーヤーを買い換えてからは初めてのお宅訪問。
最近はレコードの方はご無沙汰なので使っていないカートリッジをお土産にした。まあ差し上げるわけではないが楽しんでもらえれば嬉しい。
久し振りに顔を突き合わせての話しはやはり楽しいもの。ありがとう。
あちらのブッコフにも寄り、ついつい買いすぎてしまった。
妻には申し訳ないが、久し振りの一人ドライブを満喫し、良い気分転換ができた。

去年の今頃は新居への引っ越し準備でワチャワチャだったなと。
新居の引き渡しだったり引っ越し業者との契約やら新たに買った家電の搬入の段取りやら大変だった思い出。
もう一年経つのかと感慨も一入。

何もない部屋から

大量の荷物

現在の様子

本日の成果物




2024年9月29日日曜日

秋恒例のリンゴ狩り

今週に入って一段と過ごしやすくなった。秋は着実に来ていることを実感。
世間では与野党の党首選で賑わったが、どちらもあまり期待はできないのかとも思ったり。

今週は何だかグッタリで音楽を聴いても集中できなかった一週間だった。
コロナのクラスタの疲れが取れないところに業務の見直しで気が休まらない。
スタッフの退職に伴う業務の変更の確認やらで気の休まる感じがしない。いよいよ月曜日からは新体制。どうなることやら。

そんな中、今日は妻と長野までリンゴ狩りに行ってきた。12個ほど入って1000円とスーパーで買うよりも断然安く、毎年出掛けている。2種類買って2000円。
良い気分転換にはなったが、ちょっと疲れたので身体を休めながら音楽を聴く。
アンプはウィッチの勘違いでもうしばらく時間が掛かるとのこと。
出音の測定・試験の延長を先週末までとお願いしていたのだった。それが終わってからのピンジャック交換とメーターランプ交換となる模様。
急ぐこともあるまい。ここはじっくり待つとしよう。

2024年9月23日月曜日

暑さ寒さも彼岸まで

とはよく言ったもので、お彼岸の中日の今日は昨日までの雨がウソのように晴れた。朝に雨が降ったせいか日中も涼しく、夕方は寒いくらい。

そんな今日は勤務日。9月23日は結婚記念日。しかし今の職場に移ってからというものなかなか休みが取れない。前の月末に翌月の勤務希望を出すのだがなかなか調整が難しい。
結婚記念日はその前後も含めてどこかでちょっと良いランチをとることにしている。
今年は昨日、近所のフレンチレストランで食事をしてきた。
去年のブログを見かえしてみると、仮住まいのアパートから新居への引っ越しの準備中でした。家はほぼ出来上がって必要な家電や家具、それにオーディオラックの選定に頭を悩ませていたな。一年前のオレ。

オーディオの方はそろそろアンプがメンテナンスの終わる頃。一週間延長して様子をみてもらいつつ、メーターランプの交換とピンジャックの交換も。という事で頂いた見積金額もそれなりのお値段となった。

出音の方はというと耳が慣れるのも早くて、すでになんとなく物足りない感じも。あの時は大喜びしてたのに。ノイズ感もやっぱりあるようで気になり出すときりがなく。
後はアンプが戻ってから。


2024年9月21日土曜日

凄い雨 やまない雨はない

それにしても凄い雨だ。能登半島の方は被害も大きい様子。1月の地震の被害から再建した、あるいは再建半ばにして被害にあわれた方も居られよう。お見舞い申し上げる。河川の堤防が決壊した、多くのところで土砂崩れが起きたとも聞く。あるいは先の地震で崩れやすくなっていたのかもと思うと心が痛い。
新潟でも中越地震の時は夏に水害があり、冬は大雪であった。災害は弱っているところや人に被害を大きくする。

先日SNSをフォローさせて頂いている方がうつ病になって、2週間の休職の後復帰して今思うところをnoteにあげていた。
ウィッチも16年前くらいに母親の介護でうつと診断され休職したことがある。
その方のnoteを拝読して、お節介と思いつつも僭越ながら自分の思うところをお伝えした。
その方はちゃんと受診して服薬もされているが不眠や焦燥感に悩んでいるとのこと。
仕事をされていてSNSで地元のグルメやイベントについて発信されているが、正直なところちょっと無理をしているのではないかなあと心配したからだ。

ここから長いです。
経験上、物事を考えたり、何かを決断したりすることが非常にツライ。何かをしようとするが思うように身体が動かないという事が苦しかった。
その時に考えたり決めたり行動できても、そのあとにとんでもなく大きな疲労感と自己嫌悪がやってくることもあった。
今、仕事もして遊んで、と人並に生活している中で何事もなく考え、決断し行動できていることを思うと人間の脳の(神経伝達物質)の働きは凄いと思う。
結局3年半くらい通院しただろうか。一度焦って半年くらいで復職してみたものの3か月くらいで働けなくなってまた休職してしまった。
あの時はどうにも気持ちが焦ってしまってしょうがなかった。身の置き所のないくらいの焦り。あれもうつ症状なのだろう。主治医からも焦らない事ですとは良く言われたものだがどうにも止まらないもの。
いろいろ考えてしまって焦る。焦って不安になる、焦る。そしてグッタリと疲れてしまう。この無限ループはキツかった。
それでも御飯が食べられたのは良かったと思う。我が食い意地には感謝。
治療は月一の診察と基本的に服薬のみであった。服薬は抗うつ薬と眠剤。とにかく寝て、脳の神経伝達物質を出るようにする。と至ってシンプルなもの。
復職失敗を経て思ったのは仕事に戻らなくちゃならないと思っているうちはまだまだダメだという事。そろそろ仕事に戻っても良さそうだなあと、そうなれば短時間などの制約はあるにしても仕事は出来るなと思うことが出来た。
休職中は日課としては娘の夕方の迎えくらいで、あとはぼーっとして一日を過ごすしかなかった。母の介護の方針を巡って険悪となった妹がそれでも日中は母の面倒を見てくれたので母の世話は妹に押し付けてダラダラと過ごした。パチンコにも良く行った。パチンコは何も考えずに過ごすのには都合がよかった。お財布は軽くなったが。
辛かったのは月一回職場に顔を出し上司と面談しなければならなかった事。無力感に押しつぶされそうになりながら上司の話しにただただ頷くことしかできなかった。
それでも一日一日と無為に過ぎるうちにも良く眠れるようになって、身体と心の調子も薄皮を一枚一枚剥くように良くなって通院して2年になる頃に復職の許可が主治医から降りた。
時短勤務に配置転換もあったし月一回の受診は続いたが復職できたことに自信が持てたし心から嬉しかった。
3年をちょっと過ぎた頃に主治医から通院の終了を告げられ治療は終了となった。

今もうつにならなければどんな人生になっていたのかと思わないでもないが、妹も母も亡くなったし、うつだった3年間を振り返ることもなくなった。
うつを経験してわかったのは自分という器のサイズがかなり小さいということ。性格というか自分というものを少し客観的に視ることが出来るようになったことか。
娘の一番成長する時期に一緒に笑って過ごしてあげることが出来なかったのが唯一悔やまれるけれども。

SNSのその方には、今は眠れなかったり焦ったり疲れたりしてとても苦しいけれども、どれくらいの時間が掛かるかはわからないが必ず良くなっていく病気であることを微力ながら伝えたかった。
「やまない雨はない」とはNHKのお天気キャスターを務めた倉嶋厚さんのエッセーのタイトルで、ご自身のうつ病の発症から回復までを綴ったもの。
”いつか心の晴れる時はきますよ”というお天気キャスターらしい励ましのメッセージ。
ウィッチの好きな言葉です。

2024年9月16日月曜日

最高のおにぎり

2.5連休だったこの週末週頭。やっぱり月曜が休みってのは良いよね。
とはいうものの今日は一歩も外へ出ず、家に籠って何をするでもなく撮り溜めたNFLの試合や映画を観たりして過ごした。

日曜日には久しぶりに妻と大地の芸術祭へ。
津南の上郷集落へ。国道17号長野との県境になる。廃校となった上郷中学校を利用した施設で宿泊もできる様だ。
ここの目玉は何といっても地域の女衆(おんなしょ)の皆さんによる演劇仕立てのレストランで頂くランチ。妻有の雪国の生活を活写した鈴木牧之(すずきぼくし)の北越雪譜に題を取ったまあ演劇というよりは寸劇を交えた食事を是非一度体験してみたかった。
8月に娘が帰省した時に予約しようとしたがソールドアウト。今回はすんなりと予約が取れた。
お料理は地元の食材を使ったものばかり。
お目当ては何と言っても魚沼産コシヒカリを使ったおにぎり。なんの変哲もない塩おにぎりなのだがこれが泣けるほどに美味い。そのほかのお料理も優しくどこか懐かしいようなお味でした。
もう一つ。絵本作家の田島征三が手掛ける絵本と木の実の美術館へ。
こちらには何回も足を運んでいるがいつ来てもほっこりする。こちらも廃校となった旧真田小学校の木造校舎が美術館となっている。黒板には廃校となったときに児童が残した落書きがそのまま残されていたりして郷愁を誘う。
行った日はトークイベントがありご本人をお見掛けすることが出来た。
この日は段々と雨脚が強くなり、屋外の作品を観るのにはちと厳しいという事で早めに帰路に。
大地の芸術祭は11月10日まで。それまでに2回くらいは行きたいのだがどうか。

そんなわけで先日買った鈴木牧之の「北越雪譜」を読み始めている。まだ中島敦の「山月記・李陵」が途中なのだが北越雪譜は今読んでおきたいという思いが募る。

オーディオの方はというと、今日もEQを微調整。先日低域を下げたと書いたが少し中音域が騒がしく感じられるので630~1000Hzを少し下げてみた。高域は2500~3100Hzを下げて、といった感じ。それぞれ0.5dBくらい。
ノイズ対策の後の変化としては全体に量感が増したこと。これまではプリのボリュームを11時くらいであったのが10時半くらい。どういったことでこうなるのか?






2024年9月14日土曜日

青天の霹靂?でもない

今週、同僚から9月末で退職するという話が出た。
地域のリハビリ業界はそれほど広くないし長いことこの仕事をやっていると知り合いも増える。そんなわけで今回の話しもチラッと知り合いから情報が流れて来てなんとなくそんな流れになるんかな?という程度には知っていたが9月末に退職、というあまりにも急な話で、そこに面食らってしまった。
まあ自分も数回職場を変わっているし、辞めるスタッフに特別な感情はあんまりない。
ようやくコロナのクラスタも収束して通常の業務再開というところでのこの話。
現状の維持は厳しく業務を縮小せざるを得ないが、いろいろと問題もあったことだし業務のシステムをリセットするには良い機会なのかもしれないと思い、踏ん張ってみようと思っている。

さて、オーディオの方にも少し変化をという事で。
以前からノイズのような感じの高域のヒリつきが気になっていた。デジタル機器やアンプの電源ケーブルにフェライトコアを装着したりしてみたがあまり効果はない様子。一旦、オーディオ機器に装着していたものを全部外して、家中のフェライトコアを装着できる電気製品・機器に付けてみた。エアコン、冷蔵庫、トイレの便座、テレビにBDレコーダー、PC関連機器と付けられるところに付けてみた。
出来ることなら24時間換気システムやLED電灯にも付けたいところではあるがこちらはちょっと無理そうなので諦めた。
で、変化はというとコレが結構効いた感じ。
良いと思っていた音のバランスがちょっと変わるくらいには変化が感じられたし、気持ちフロアノイズが下がったかなという感じ。
少し高域が大人しくなった?。そこで高音域を少し持ち上げてみたがコレはちょっとやり過ぎな感じだったので、低域を少し下げて相対的に高域が上がる感じにしてみて今ココ。
この連休でもう少し聴き込んでみようと思っている。
アンプはその後、工房からピンジャックの嵌合が原因ではとの連絡があった。ケーブルによってはしっかりと刺さらない(ユルい)ものがあるとのこと。
という事でピンジャックの交換をお願いすることにした。後はもう少し様子をみて頂けることになった。
素人のウィッチがとやかく言うことはない。様々なケースに対応された経験がお有りだろうし、という事でもうお任せしようという気持ち。

気が付いたら9月ももう半ば。先日11日は母の命日だった。今はお寺さんにお経をあげてもらうこともできないので申し訳程度にお供えをして手を合わせるくらい。

もう一つ。9月といえばNFLの開幕。またこの季節がやってきました。いくつか推しのチームを応援するスタイルも2年目。今年はデトロイトとジャクソンビル、それにピッツバーグの3チームを応援の予定。どれもスーパーボウル出場は厳しそうだが地区優勝して欲しい。
今シーズンはカンザスシティの史上初3連覇成るか?というのが話題で順当に行けばその可能性はかなり高いとみている。
11月は金沢でのOEKに絡めて少し旅の予定も。こちらもぼちぼちと。

音が良くなると音楽を聴くのも楽しくなるね。
というわけで愛聴盤のマタチッチ/NHK.SOのブルックナーの交響曲第8番を。FM放送用の録音。実はこの演奏をFMで聴いたことはないのだがテレビでは中学生の時に初めて観て以降、何度か再放送されてそれは観ている。
うまく言えないがN響の演奏会の中継まんまの音がしている。
録音が悪いとよく言われているがどうしてなかなか。良い音がしていると思う。多分刷り込みなのだろうが。
第4楽章をYoutubeで。
中学生だったウィッチが雷に打たれた演奏。

たぶんこの連休でもう一本記事上げるかも?



2024年9月8日日曜日

穏やかな週末 テンシュテットとインバルのCD 2255修理その後

9月に入ってだいぶ暑さも和らいできた感がある。
暑い日もあるが吹く風に涼しさが混じったような感じ。
世間は米が売っていないと随分と熱く騒いでいるようだが、米どころの新潟県ではさして騒ぎににはなっていない様子。新米も出回ってそろそろ落ち着きそう。
今回の米騒動は以前のものと違い、不要な買占めが原因の様。米が無い、米が高いとマスコミもそれを連日のように騒ぐものだから始末が悪い。マスコミのマッチポンプにはうんざり。米が無いならパンやうどん、そばを食え!どうせ素麺残ってるだろ!←怒られるヤツ
米しか食うものが無くてそれが無いというならいざ知らず、今はいろいろあるんだからとは正直思う。

この週末は3連休。相変わらず仕事は落ち着かない。それでも職場では新たに感染する者はおらず、抗原検査でも陰性となったご利用者が増えるなどようやく今回のクラスタは収束しつつあり。来週からはN-95マスクとガウンを着てではあるが一部ご利用者へのリハビリの提供が開始されることとなった。まことに目出度い。
今週末はKazuさんのトコにお邪魔する予定であったが、依然として職場には陽性者が多数いることもあって、伺って万が一Kazuさんやご家族にうつしてしまってはと思い、キャンセルさせていただいたのだった。申し訳ないことをした。

そんな中、先週の月曜日の仕事帰りにブッコフのオンラインで注文した3枚のCDをザキのブッコフまで取りに行ってきた。ついでに棚を見てみると探していたインバルのショスタコの14番と6,12番、それにテンシュテットの80年録音のマーラーの7番のCDがあったのでついでに購入。
問題はテンシュテットのマーラー。終楽章が終わって盛大な拍手が入っている。
ん?80年録音はスタジオ録音だが?と思ってケースの裏を見ると93年(Live録音)とある。
どゆこと?
マーラーが脚を伸ばしてくつろぐような姿のジャケット絵は80年録音盤に使われていたハズ。タイトルのロゴなどの意匠も80年盤の仕様だが中身は93年のライブ盤らしい。
まあ、良く見ないでジャケットだけで判断して買ったウィッチも悪いけれど、ちょっと酷い話だ。一体いつから変わっていたんだよ。CDを買うときは良く確認する。反省。
で、結局買い直すことに。中古盤を探すが、また93年盤を掴んでしまわないとも限らない。まだ持っていない曲もあるので中古の安い全集BOXを買った。

さて、インバルのショスタコーヴィチ。14番は11月の井上道義/OEKの演奏会の予習にと探していたもの。
インバルのショスタコーヴィチは初出時からほとんど話題にならなかった気の毒なもの。90年~93年にかけての録音。その後、日本コロンビアのクレスト1000という廉価シリーズでも分売された。オケはウィーン響。なんでもオケの方から日コロにぜひウチのオケをと強力なプッシュがあったらしい。デッカ(ロンドン)の團伊玖磨の交響曲全集(88~89年)もウィーン響だった。結構オケからの売り込みがあるのかもしれない。
今聴いてもとても地味な演奏で、正直パッとしない。ウィッチもクレスト1000シリーズで買いそろえたものの、引っ越しのどさくさに紛れて売り払ってしまった。

発売当時、盛んにポスト・マーラー(マーラー・ブームのあとに来るの)はショスタコと言われていたもののあまり大きなブームにはならなかった。ハイティンクによる西側初の全集録音はあったものの『証言』の影響もあって曲の裏読みや旧ソ連系のクセ強演奏が幅を利かせていた頃。マーラーの演奏でセンセーションを巻き起こしたインバル。期待も大きかったが地味な演奏のレッテルを貼られてしまいすっかり埋もれてしまった。
しかし、これが今聴くとなかなかに良い。というか戦慄。
最近のショスタコの演奏をすべて聴いているわけではないが裏読みとかはあまりなく、楽譜に書かれた響きを素直に再現しようとするものが多い気がしているが、インバルはすでにそれをやっていたという驚き。インバル、なんて恐ろしい子。
12番の冒頭、低弦による主題のなんと抑制的なこと。14番の抒情性。丁寧な歌い込み。
ど正論で押してくるような真面目で体温低めな演奏は聴き手であるこちらの逃げ道を塞ぐようで恐怖。
目から鱗が落ちる、蒙を啓く思いである。もっと早くにこの演奏の良さに気が付いていればという悔恨。
もし今ショスタコの交響曲全集を初めて聴く(買う)のだけど、という人が居たらウィッチは迷わずインバルの全集を推す。
もう一つ。このインバルのCDには楽章ごとのトラックとは別に楽章内に詳細なインデックスが付いている。楽曲解説もインデックスを元にしたとても詳細なものだ。
その昔、CDにはこのインデックス機能があったが、あんまり使われないまま廃れてしまいCDプレーヤーのインデックス機能も無くなってしまった。
ちなみにエソテリックのSA-10にはないが、VRDS-25にはあった。ソニーのCDP-X3000にもある。という事は95年、96年あたりまでということかインデックス。

昨日、アンプを修理に出している工房からメールが来た。
測定試験の結果はシロ、とのこと。
「左右ともに1kHzに比べて100H、50Hz、10kHz、20kHzで大きな変動なし。
1kHz、8Ω負荷での出力、左0.0995W(0.892V)、右0.1019W(0.903V)」
これは誤差の範囲ということだろう。
なにぶん、音が出ないとかそういう明確な不具合で無いし低域の量感不足や高域の伸びの無さといったところや左右の音量差もセッティングの調整段階での事だしで悩ましい。
不具合なしで悩ましいもないものだが。
とても忙しいのは承知の上だが、もう少し様子をみてはいただけないかと返事をした。ダメならダメで良いので。
でもデノンとの差はじゃあ何なのか?ってことが悩ましいのです。


このジャケ絵は80年盤という認識










2024年9月1日日曜日

ぐったりな週末 メータの「復活」 リアル16巻

世間は台風10号の接近・上陸でワチャワチャ。最強クラスの台風とのことで被害も大きい様子。上陸後は勢力が弱まり風はそれほどでもないようだが、周辺含めて雨の被害が大きい。
当地はフェーン現象で暑かったのと、ちょっと雨が降ったくらいだが被害にあわれた方々にはお見舞い申し上げる。
元旦の地震の時にも思ったが、音楽が聴ける環境が当たり前だけれども安穏とした生活、それがどれだけ恵まれてありがたいことかと思う。
台風で思い出すのは、随分と昔のこと九州は大分の別府に出張に行った際、台風が九州に上陸したとニュースで見て慌てて特急に乗って帰ってきたこと。
別府からなんとか飛び乗った特急が最後の特急で車内は乗車率が250%くらい。4人掛けのボックスシートの間にも乗客が立っているような状態で身動きも取れない。。エアコンも動いているようだがものすごい人いきれで蒸し暑く不快さはMAX。スピードも落として走っているようでなかなか小倉に着かない。気分が悪くなる人も出て、乗客が車掌からお水やタオルをバケツリレーよろしく渡していた。
小倉について列車を降りたときの解放感は今でも覚えている。

今週も引き続きレッドゾーンでの業務が続いたウィッチ。正直ぐったりである。
クラスタの発生からおよそ4週間。新規の感染者が数日なく、ようやく収束の兆しが見えてきた。それでも感染したご利用者の中にはベッドから起きられなかったり御飯が食べられていない方も数名いる状況。リハビリ職としてはこれからが腕の見せ所である。
その後の抗原検査もずっと陰性だったウィッチはコロナには感染しなかった?みたい。いや、PCR検査をやっていたらわからなかった?
まあ、腰がものすごく痛いけれど元気は元気。
多分、弊施設でのクラスタが収束傾向なのでここまで感染しなかったウィッチはコロナにはならなそう。とりあえず良かった。

オーディオの方はぼちぼち、といったところ。
今週は高音域の耳に刺さる周波数帯域をピックアップしEQで1dBほど削った。耳に刺さると言ってもほんの一瞬の強奏部分だったりするが調整後はやっぱり聴きやすい。
夏前に比べると随分とグラマラスかつシェイプされた感じに変化したと思う。

そんな中、ちょっと前に中古で買ったズービン・メータ/イスラエルPO.によるマーラーの交響曲第2番「復活」を聴いた。
メータの「復活」というとウィーンとの録音が真っ先に挙げられるのだけど、手持ちのCDが良くないのか録音が良いとは思えずウィッチはあんまりピンとこない。
今の音に落ち着く前に買って聴いたときはあまり良い録音とは思えなかったが久しぶりに聴いてみるとホールのデッドな響きの質感も良く出ている感じ。
メータの円熟した指揮から紡がれる恰幅の良い音楽がこれまた心地よい至福の時。
ロスフィルを率いていた頃の颯爽溌剌とした演奏のイメージが強く、その後のニューヨークやヨーロッパでの活動があまり評価されないメータだが、今ヨーロッパの王道をいくような指揮者でもトップオブトップではないかと思う。
最近では演奏会が度々キャンセルになるなど指揮活動にも制約が出ているようで、指揮姿も往時のカッコよさは残念ながら見られない。それでも老いてもなお指揮台に立つメータのオーラは凄いと思う。
という事でロスフィル以後のメータについてはちゃんと聴いておかなければと思っている。

パリオリンピックが終わったと思ったら、パリパラリンピック(パリパラ)をやっている。タイミング良く車いすバスケをテーマにした井上雄彦の漫画「リアル」最新刊の16巻が先日発売。早速読んだ。
もう毎回号泣につぐ号泣。どんだけ泣かせんだってくらい泣かせられている。
主人公は元陸上競技の短距離スプリンターであった車いすバスケ選手の戸川、盗んだバイクで交通事故を起こし高校を退学となった野宮、野宮と同じ高校のバスケ部仲間で交通事故に遭って脊髄損傷を負った高橋の3人。
ウィッチは野宮にかなり肩入れして読んでいる。最近になってプロバスケプレーヤーを目指すという目標が出来て立ち直りつつあるのがうれしい。
車いすバスケのルールもこの漫画で少し知ることが出来た。
そんなわけで、車いすバスケ日本代表を応援しようと思っていたのだが男子は出場権を逃してしまったらしくパリパラには出ていない(泣)女子代表は出場しているのでそちらを応援しようと思う。
それにしてもあれだけオリンピックを中継していたテレビがパラリンピックはさっぱり放映しない。
この時期の某民放、障がい者に何かチャレンジさせて応援する体(てい)のチャリティ番組をやっているが、パラリンピックを放映したほうがよっぽど良いのにと思うがどうだろうか。







2024年8月25日日曜日

違ったか? Don’t Look Back in Anger

土曜日の朝も抗原検査を実施した。結果は陰性。しかし同僚から症状が出てもしばらく陽性とならなかったスタッフもいると聞き、まだ油断はできない。
症状は今のところ軽い咽喉の痛みと頭痛くらい。御飯も美味しく食べられている。
行かないと言っていた内科の定期受診だが、リスケジューリングも面倒なので行くことにして行ってきた。先月より体重が1kg減。明らかにガウン&N95マスクでの業務によるものだろう。

結果3連休となってしまった。
この土日は金曜日に比べれば暑さはマシか。それでも暑い。
診察後、本屋に寄って数冊を購入。先日訪れた松之山の大棟山美術博物館が安吾に縁があるという事で久しぶりに安吾が読みたくなった。
まだ読んでいる本があるので読み始めるのはもう少し先に。
と、その前に中島敦の「山月記」を。こちらもようやく本屋で見つけた。
このところCDやレコードよりも本を買うことが多い。老眼&乱視で読みにくくなってきたが読めるうちに読みたいものは読まなければと考えるようになった。
遠近両用の眼鏡は読むときに頭を上下に振る必要がありやっぱり不便。読書用の眼鏡が欲しいところ。
眼鏡なぞ必要なかった頃は寝そべって読めていたが眼鏡を掛けるようになってからは眼鏡が邪魔で寝そべって読むことが出来なくなった。フレームがあまり邪魔しない眼鏡はないものだろうか。コンタクトもあるらしいが取り外しが面倒だろうし、あんな小さいものこれから齢を取ってくると手先がおぼつかなくなるだろうし、すぐ無くすに違いないからここは眼鏡だろう。

本日、日曜日は妻と映画へ。検査も一応陰性だし症状も落ち着いているので良し。
「ルックバック」原作はチェンソーマンの藤本タツキ。50分ほどの中編アニメ。観たいと思っていたが封切り時は地元のシネコンには来なかった。昨日ふとHPを見ると上映スケジュールに載っていた。しれっと上映している。なんでも16日から2週間の限定上映らしい。
藤本タツキの漫画に対する思いを二人の少女に託した映画。観れて良かった。

オーディオはEQのカーヴを高音域を少し下げてみたのと、SPケーブルを4S8から4S8Gに戻してみたり。EQの調整が落ち着いたところでのケーブル交換。結果は吉か。EQでの調整が途中だった頃は何だか喧しくて換えたのだけれど落ち着いた今は喧しさは鳴りを潜め、量感がアップした感じ。まだ微調整は必要だがこれならイケる手ごたえは有り。







2024年8月23日金曜日

いよいよ?

月曜日に発送したMC2255。無事水曜日に大阪に着いたと連絡があった。点検・確認に3週間ほど時間を頂きたいとあった。いよいよ修理。ここまで待ったのだからもういくらでも待つ所存。どんな結果なのか今から報告が待ち遠しい。

さて、今週も仕事はハード。感染に怯える毎日。そんな中水曜日の夜には酷い倦怠感が。丁度ワクチンを接種した後の怠さに似て尋常ではない。発熱は無し。翌朝抗原検査をするがこちらは陰性。何だったのかと思いながら出勤した。木曜日の夕方からは咽喉の痛みが。こちらも尋常ではない様子。これはいよいよ来たかと覚悟し、抗原検査も確実ではない故、同僚にうつしては申し訳ないと思い翌朝の検査の結果にかかわらず休む算段をした。
検査の結果はこれまた陰性。喉の痛みも昨夜に比べるとかなり和らいで来て、はて?違うのか。アレでは無いのか?

そんなわけで万が一に備えてカップ麺やらスポーツドリンクなどを買い込みに出た以外は音楽を聴きつつぼんやりと過ごした。
今日は暑かったので冷や汁を作ってみた。
薄くスライスしたキュウリを冷たい出汁に入れて、少量の熱湯に多めの味噌を溶いて出汁に合わせる。ちょっと温くなってしまうので氷を浮かべる。そこに細く刻んだ青じそとすりごまをたっぷり入れて完成。
毛穴が開いてしまうような茹だる暑さの時はコレが最高に美味い。冷や飯にかけてズルズルっといくのが堪らない。
明日、もう一回検査をしてみる予定。内科の定期受診は延期しよう。



2024年8月19日月曜日

今週は2本立て! そのニ オフ会のお誘いをしたら

今週は2本立てといくか。3連休最終日。

1本目はかなりシビアな話をしたので、音楽の話を。
EQでの左右独立での調整とその後の微調整によってだいぶ良い感じと思える音になってきたのでレコードでも聴こうかと思い立ったものの、今週は毎日ヘトヘトで結局CDばかり聴いている。
しかもちょっとヘヴィでマッチョなオーケストラ曲やコンテンポラリー・ジャズなど煩い曲ばかり。

身体が疲れ、心が荒んでいる時はあんまり優美な曲を聴く気にならない。これがもっとひどい状態となって心が空っぽになると音楽を聴く気が全く起きなくなるのが常なので、まだそこもでひどくはないのだと思う。
経験上、多分1ケ月とか2か月後にドドドドッと心の疲労がやってくるのだろうと思う。今はまだ気が張っているから良いけれど。覚悟はしている。

宿直明けの連休初日はヘロヘロで、帰って来て少し音楽を聴いたものの集中もできず仕方なくお昼寝した。昼寝から目覚めて聴いたのが「ボレロ」と題されたオムニバス盤。スペインを題材にした曲を集めたもの。
なかでもスペイン出身ヘスス・ロペス-コボスの指揮する三角帽子抜粋とスペイン奇想曲、シャブリエの狂詩曲スペインはオケがロス・フィルという事もあって堂々とした張り出しの名演。リムスキー=コルサコフのスペイン奇想曲はウィッチ的にはベスト。
シンシナティ響とはテラークに結構な量の録音を残しているがデッカへの録音は少ない。

昨日の中日には娘を連れ立って大地の芸術祭2024へ。娘の希望で津南の奥の奥、もうちょっと行くと長野県境という秋山郷まで行ってきた。平家落人伝説の残る秋山郷。信仰に根差した生活の様子やマタギの様子などの展示は圧巻。
もう一度ゆっくりと観て周りたいところ。

連休最終日はだいぶ気持ちも静まって来たのかディーリアスあたりが聴けるようになってきた。今は2255の集荷を待ちながら音楽を聴いている。

先日SNSの、多分新潟市近隣にお住まいと思われるフォロワーさんに我が家にいらっしゃいませんか?と呼びかけたところ、上越は遠いなぁと断られてしまった。まあ、ウィッチも新潟市に行くのは遠いと感じて気が重いのでまあしゃあないと思い諦めていたところ別のフォロワーさんが一緒に行きませんか?と助け船。2人なら、という事で来て頂けることに。
お二人ともSNSの様子をみるとオーディオ寄りのつぶやきが多いし音楽の好みもウィッチとは違うようで新鮮な刺激を頂けるのではないかと期待している。
でも「我が家の音って皆さん聴いてみてどう?大丈夫そ?」といったスタンス。つまるところ自信はない。
いらっしゃるのはお正月のお休み。まだ先ではあるが楽しみにしている。そのころには2255も直ってきているのではないかと思う。





2024年8月17日土曜日

今週は大荒れ 怖いよコロナ

今週はお盆関係なく仕事三昧。
8月に入ってから職場ではクラスタが発生していて、入所者、職員に感染者が。
詳しいことは書けないし書かないが現在、入所者の半数以上、職員も10名以上が感染。職員の方は発症後5日で基本復帰してきているが、まだまだ収束の気配はなく今後職員の感染が拡がれば業務が回らなくなる恐れも。

ウィッチは普段はリハビリをご利用者に提供しているが、こうなるとリハビリどころではなく、現在はレッドゾーン(感染者のいるところ)で口腔のケアや食事の介助を中心に介護業務のサポートに当っている。
今週は朝8時から(通常は8時半始業)出勤し朝食の介助を行ってきた。もちろん防護服にマスク着用で。これがとても暑い。かく汗の量が尋常ではない。マスクの内側に汗が溜まる。溜まった汗が不意に口の中に入り溺れかけた。今週だけで体重が1.5㎏ほど減った。
感染者の大半はやはり高熱と咳がある。高熱になると体力が落ち、意識がもうろうとしたりぼんやりとしてしまう。そんな状態では御飯が食べられなくなったり、御飯を食べても量が減ってしまったり場合によっては嘔吐してしまったり。嘔吐するだけならまだ良いが吐しゃ物が咽喉に詰まったり(窒息)肺の方に行ってしまったり(誤嚥性肺炎)する可能性もあるので油断ならない。
普段、しゃんとして歩いている方も熱があると転倒しやすくなるなどいつも以上に目が離せない。
毎日、職員が感染し少ない人数で何とか業務を続けている状態。それでも感染から復帰する職員もいて助かっているが今後職員に感染が拡がるのが怖い。
ウィッチもいつ感染してもおかしくない。食事の介助、口腔のケアともなれば咳による唾液の飛沫を浴びるのだし。

今週、娘が帰省している。金曜に帰ってくる予定だったが台風の影響で北陸新幹線が混むことが予想されたので一日前倒しで木曜の最終の新幹線で帰ってきた。
嬉しい反面、やっぱりうるさい(笑)。そんなこともあっての連休。しっかりと身体を休めつつ楽しんで、また週明けから頑張ろうと思っている。

コロナをただの風邪、症状は軽いと仰る方も居られるが、明らかにただの風邪よりは症状が重い。インフル並み。インフルと違うのはインフルにはタミフルなどの治療薬があるがコロナにはまだないということ。後遺症の問題も。
罹ってみないと症状の重い軽いも判らないし後遺症が出るかもわからない。これは結構怖い事。決して甘く見てはいけない。
今流行しているKP-3は感染力がこれまでと比較にならないくらい強い。罹らないように用心だけはして欲しいと切に願う。

ちょっと怖いことを書いたがウィッチは今のところ症状はでていない。熱も咳もなし。
今のところご安心を。内心はちょっとビビッてるけど。

2024年8月11日日曜日

ニーベルングの指環

ちょっと前からワーグナーの「ニーベルングの指環」(通称リング)をショルティ/WPh.他のディスクで順に聴いている、と記事にした。少し間隔は開いてしまったが本日、ようやく第3日の「神々の黄昏」を聴き終え無事に完走。まあ歌詞は良くわからないので雰囲気だけですが。

毎年夏に、ドイツ南部バイロイトでバイロイト音楽祭が開催されワーグナーの楽劇が上演される。世界中のワグネリアンが訪れる、らしい。行ったことないが。
そんなわけで、夏になるとワーグナーが聴きたくなるっぽい。
以前の記事でショルティ盤を永遠の名盤と書いたかと思う。録音は1958年に始まって62,64,65年と続いた、とあるから完成からまもなく60年という事になるか。レコードの時代はもちろんCDの時代になっても何度かリマスタリングが施され再発が繰り返されている。最近ではエソテリックからSACD盤がでた。中古盤でもとんでもない価格となっているだろう。ウィッチ所有の盤は97年に発売されたものの中古品。去年の春頃に入手した。
昨今のレコードブーム。そのうちLPでも再発されるんではないかと思っているが、そうしたニュースは聞こえてこない。
しかし、聞いた話ではすでにマスターテープの劣化が激しく一部は使用できない状態らしく、最近のものはマスターテープに近いものが使用されているという。なので音質は落ちると言われているがどうなのだろう。97年再発盤もそうらしいが聴いていてそこまで気にはならない。比べればわかるのかもしれないが。

レコードといえばブルックナーの生誕200年に併せてグラモフォンから旧譜のジュリーニ/WPh.の後期交響曲集とカラヤン/BPh.の交響曲全集のリマスター・再プレスBOXセットが出ているのだがプレスに問題があるものか、プレス後の包装なのか問題があるようでSNSで話題にもなっている。
価格も価格だけ(カラヤン盤は17枚組5万円)にウィッチは手を出せない。まあ出す気はさらさらないのであるがかなりの金額を出してプレスに問題ありではちょっと泣くよね。
同じような話は宇多田ヒカルのベスト盤でも内周に歪みがあるという苦情があったようで、こちらは買った人も多かったから結構話題になっている。
SNSでは音溝の顕微鏡写真まで出る始末。しかしレコードの内周歪みは微妙な気もする。機器のグレードやセッティングにもよるだろうし。
ウィッチは内心、すっかりレコードのプレス技術が廃れてしまっているのではないかと思っている。レコード全盛の頃だってプレスミスはあったし、そのような盤に当たったこともある。レコードはほどほどの値段の中古盤を買い集めて聴くに限ると思っている。出しても新譜時の販売価格まで、2000円から3000円くらい。それくらいが何かあっても諦められる金額ではないかと思っている。

今週は暦通りの3連休なので中日の今日も大地の芸術祭へ。
これで3週連続。正直なところ疲れているのですが、妻が行きたいというので仕方ないところ。来週は娘が帰ってくるのでまた行く予定を立てている。

音が決まって来たのでまたぞろレコードを聴き始めようか。本当は一人でぶらりと中古レコード屋めぐりの旅にでも出たい気分なのだが。



2024年8月10日土曜日

2255の修理

昨日は新潟産業大学附属高校(産附)の甲子園初戦。令和初の新潟県勢が勝利成るかという試合。相手は甲子園優勝経験もある埼玉の花咲徳栄。強豪と言っていい。
県大会の様子から勢いに乗って勝利!と思いたいがこれまでの県勢の初戦の弱さもあって一抹の不安を抱きながらのテレビ観戦。仕事の合間にチラ見しながら様子を見守った。
結果は見事な勝利。少ないチャンスをものにした。まあ相手の拙攻に助けられた感なきにしもあらず。でも勝利は勝利。おめでとう!
今年の新潟の夏はまだまだ終わらないで欲しいもの。

さて、いよいよアンプは修理へ。お盆明けに大阪の工房へ発送となった。またあの重いアンプを運ばなければならないかと思うと気も重いが致し方無し。
やはり2255を今の部屋でちゃんと鳴らしたいという思いが勝る。とはいうものの気になるのは費用の方。一体幾らかかるのかこちらも気が重い。

先日、調整したEQ。少々バランスは微調整したが概ねこれまでのカーヴを踏襲したもので良い感じで鳴っている。
黒い猫さんのコメントにモノラル音源の再生で左右に・・・とあって、そうなのだった。左右のチャンネルを測定するメリットはモノラル音源の再生に大きな効力があることを思い出した。
モノラル音源はスピーカー一本で聴くのが常道、とベテランの方からは言われそうだがステレオが主流。二本で聴くことが普通なので仕方ない。
週末に落ち着いて聴いてみようと思い浮かんだのがクリフォード・ブラウンとマックス・ローチのディスク。
モノラル録音は2本のスピーカーで聴くと2本のスピーカーの丁度真ん中にぽっかりと音像が浮かぶ。左右をEQで合わせるとそれが見事にぽっかりと浮かぶ。それはとても気持ちの良い音がする。
モノラル音源を敬遠する方がおられるのはとても残念に思う。広がりが無いのもそうだが、ヒリヒリとした付帯音のようなものが耳障りに感じられるのかもしれない。50年代のモノラル録音なら聴くうえでそんなに問題もないと思うのだが。左右のスピーカーを調整するとこの耳障りな感じが減じて聴きやすい音になる。モノラル音源が心地よく鳴るとステレオ音源も良い音になるように思う。

「Study in Brown」はベタもベタだが大好きなアルバム。鬱で不眠だった時に地元のブッコフで買ったのを覚えている。この時、クリフォード・ブラウンとマックス・ローチのディスクが5枚か6枚まとめて置いてあった。なぜか迷わずあるものを全部買ったハズ。なぜそんなことをしたのかわからないが、きっとあの時は身体と心がそれを切実に求めていたのだろうと思う。
冒頭のチェロキーから最後のA列車までそれこそ一気に駆け抜ける。「吹く」ってこういう事、「叩く」ってこういう事というのが良くわかる。
持っているジャズのディスクの中で聴いていて一番楽しくなるディスクかもしれない。

「吹く」といえば今日の甲子園。産附のブラスバンド部は部員が8人しかいないというので、OB・OGや近隣の高校、市民吹奏楽団のメンバーが終結し応援に行ったという。もしかしたら知り合いもいたかもしれない。
アルプススタンドで吹いて叩いて、というのも気持ちさそうではあるな。ただ楽器にとっても奏者にとってもあの暑さはかなり過酷とは思うが。


2024年8月5日月曜日

EQ沼へ一歩

今日も公休日でした。
昨日だいぶ歩いたせいか脚が痛い。膝は大丈夫。
暑くならないうちに買い物に行こうと思ったがお店開くの10時だし9時にはすでに暑い。
なので、昨日のブログで言っていたイコライザーによる測定をやってみた。

マイクのセッティングやら結構大変だったが、結果は上々。
左右それぞれの特性を測り、その結果を今現在のEQカーヴに落とし込んでみた。
1枚目の画像は現状のカーヴ。2枚目は今回の測定結果を現状のカーヴに落とし込んだもの。3枚目は中音域の帯域を拡大したもの。
およそ1000Hz以上の高域はあまり左右差がない反面、低域~中音域は結構左右差がある。
これまで何度か測定を行っていてある程度の傾向は掴んでいるが、今回は100Hzまでの低域に左右差はほとんどなかった。問題はやっぱり160~630Hzまでの中音域。左右差があることに加えて周波数によって左が大きかったり右が大きかったりする。3枚目の画像では周波数によって○●が入れ替わっているのがわかるかと思う。

アンプの左右バランスのツマミを左右にグリグリと動かすと音像がそれに合わせて左右に動くことでもわかるように音量の大きいほうに音像が動く。各周波数でもこれが起こっている場合がある。例えば一つの楽器が旋律を演奏しているとしてある周波数では左が大きくて別の周波数の音では右が大きい場合は音像が移動してしまい、その楽器の音がフラフラと左右に動いてしまう。
これまでは左右同じ大きさで調整していたので、時折フラフラと音像が動いて聴いていて違和感があったが、フラフラが解消されて定位が良くなったおかげで聴感上スッキリとした感じになりドッシリと落ち着いた音になったと思う。
先にEQカーヴを作っておいたのは正解。落とし込みに時間が掛かった(計算苦手マン)けれど思ったとおりにすんなりと(計算以外は)いったと思う。

結局、何だかんだと午前中一杯EQの測定・調整に費やしてしまい、真昼間に出かける羽目に。
先日、間違って履かれていってしまったスニーカー。最近になってやけに石が入るなぁと思い確かめてみるとソールに穴があいている。買い換えかと観念しスニーカーを買いに行ってきた。あと外出にも耐えられるハーフパンツ、短パンですな。
という事で大型スポーツ用品店とユニ〇ロへ。スポーツにもお洒落にも縁遠い50過ぎのオッサンには拷問に近い買い物である。痩せたおかげで足のサイズが小さくなったがそれでも27.5㌢。足の甲が高く、幅もあって選択肢は狭い。それでもまあまあ良いデザインのものが買えた。ユニ〇ロでハーフパンツも2枚ゲットしそそくさと退店し、ラーメン屋へ。
良く行く美味いラーメン屋へ、と思うもののその店はエアコン無し。それはちとツライ。汗だく必死なので別の店へ。ニンニクたっぷりのつけ麺を頂いて帰宅。
しかし日差しがキツイ。EQ後の美音を確認しつつ寝てしまってせっかくの休日もジ・エンド。まあそれなりに充実もお休みでした。

現状のEQカーヴ

測定値を現状のEQカーヴに反映させる

2枚目を部分的に拡大
左右で特性が反転している

2024年8月4日日曜日

やっと梅雨明け 松代城登ってきたぁ~

当地も8月1日にようやくの梅雨明け。梅雨が明けると空気の感じがガラリと変わる、そんなところは好きだな。

パリで開催されているオリンピックも後半に突入なのか?
オリンピック、正直感心が湧かずあんまり観てない。いわゆるマイナーな競技が好きだ。馬術や射撃、近代五種とかフェンシングなどなど。サッカーやバレーボール、水泳や柔道といったメジャーな競技ばかり中継されて、マイナーな種目はほとんど見向きもされない。
視聴率というものがあるので仕方ないと諦めているが。結果に対するひたむきな努力は等しいハズ。

ウィッチの一押しは馬術競技。オリンピック以外ではほぼ目にすることがないが、これが滅法面白い。今回総合馬術団体で日本は銅メダルを獲得した。まことに喜ばしいことだ。
3日間で馬場馬術、クロスカントリー、馬場障害の3種目で競うもの。お馬さんにとっても騎手にとってもなかなか過酷ではなかろうか。人馬一体の凛とした佇まいや屋外を疾走し障害を飛び越える様は観ていて感動した。
巷では柔道の誤審やら代表選手の敗戦、日本人女性選手が試合後に号泣した姿などを巡ってネガティブな意見が散見される。これはとても嘆かわしいこと。
観ていて思うのは競技や選手に対して、観る側やマスコミが色々と背負わせてしまっていること。国の威信だとかドラマ(特に感動ポルノ的なもの)だとか。オリンピックは選手個人の思いが尊重されるべきところと思う。結果がどうあれ、それは選手のものであって、それに対してこちらがどうこう言う立場にはないのではないかと思う。

卓球の張本選手が試合に敗れた後のインタビューでくやしさを滲ませつつも、すごく楽しかったと。今日みたいな試合が出来て4年後もっと成長出来る手ごたえを感じた、みたいなことを言っていた。このインタビューを観ていて朝からグッと来てちょっと泣いてしまった。
このインタビューを観たあと、少しオリンピックの競技に興味が沸いてきたウィッチであった。後半も楽しみ。

ドラマは選手の中にある。それを結果がどうあれ、観る側は素直に受け止めたいもの。
マスコミも結果を伝える際に「あと一歩及ばず」とか「残念ながら」とか言うのやめろ。
凄いじゃん、国内の選考を勝ち抜いて世界相手に戦ってんだ。それだけで凄いこと。負けても凄いんだ。選手の気持ちをしっかり受け止めて健闘を讃えて欲しい。
繰り返すがドラマは選手の心の内にある。それを私たちに伝えてくれ。頼むから。

そんなわけで今日も妻と大地の芸術祭へ。
今回は松代地区を巡ってきた。暑かったが、それも良し。
農舞台のレストランで早目のランチを頂いたが40年振りくらいに食べた玄米が美味しかった。ちょっと固いところもあるのだがもちもちとした食感と糠の香りが堪らなくて2杯半おかわりした。相変わらずの食い意地である。
食後はお目当ての松代城へ。指定の駐車場に車を停め、結構な坂を登ること20分くらいか。
すっかりバテバテの汗だくだくで到着。ここには3つの作品が展示されている。
特に黄金の茶室が観たかった。天守からの眺めは最高だった。良い風も吹いて気持ちよかった。下りも結構キツイ。この歳になると膝にくる。膝は登りよりも下りに来るな。
駐車場に着いた時にはもう服は汗でグチョグチョ。まあ良い運動にはなったなと。実際7㎞くらい歩いたし。
帰りに大島区の自称「日本一うまいトコロテン」屋さんに寄ってトコロテンとラムネを頂いて帰ってきた。ラムネのシュワシュワとトコロテンの酢醤油とからしのキリッとした味わいが身体に沁みたわね。

明日は休みなのでいよいよEQでの測定をする?しない?
どうしようかなぁ?

里山食堂のランチ

松代城2階 聚楽第

聚楽第の内部

松代城3階 脱皮する時

床が全部彫ってあるんですよね

日本一うまいトコロテン


2024年7月28日日曜日

大地の芸術祭2024

土曜日は出勤の予定だったが、お休みを頂いて妻と出掛けてきた。
先週は3連休の予定が思わぬ耳鼻科受診を入れたため、土曜日に出勤。一応月に1回の土曜日出勤のノルマは果たした格好だったので今週は年休とした。

7月の13日に開幕した大地の芸術祭。ようやく行くことが出来た。毎回、週末に数回出掛けているが今年は何回行けるだろうか。
中心となる会場の一つ、越後妻有里山現代美術館 MonET モネ(英:Museum on Echigo-Tsumari)に行ったが思ったより人出が少ないようなので、空いているのではないかと思い清津峡トンネルまで足を伸ばしてみた。以前は多少混雑はするものの予約なしで観ることが出来たが、今は混雑緩和の目的で土日祝日は事前の予約と料金の支払いが必要となっており、芸術祭のパスポートがあれば料金は別途500円で観ることが出来る。結構混んでいたがそれでもハイシーズンではないのか少ないのかもしれない。
度々テレビで紹介されるなどして相変わらずの映えスポット。暑い中駐車場から歩き、トンネルの中は涼しいものの700㍍ほど歩くが、来た甲斐はあったというもの。
帰りには地元の美味しい日本酒を入手して帰ってきた。

それにしても暑かった。クルマはエアコンを効かせているがやはり日差しが厳しい。帰ってすぐに熱い湯舟に浸かった。ここのところシャワーばかりだったので久しぶりの湯舟。気持ちよかったし疲れも取れた気がする。
暑さもなんだけれど、日差しというか紫外線が堪える。
今日はコンビニへ煙草を買いに出たほかは家に籠っているが、ふと吸血鬼みたいだなと。日を浴びると死んでしまうし、血を吸う訳だが、コレは熱中症対策としては完璧ではなかろうか。日中に出歩かないのはもちろん、血については水分はもちろんタンパク質が摂れるし、塩分はじめミネラルが豊富だし吸収効率も良いし。

さて、あまり高校野球に関心は薄いウィッチではあるが、多少ご縁のある柏崎の新潟産業大学付属高校(通称:産付 さんふ)が見事に県大会優勝。甲子園への切符を手にした。柏崎勢としては初の甲子園。おめでとう!
ノーシードから勝ち上がり、いわゆる甲子園常連校を相次いで撃破。決勝戦はノーシードと
はいえ甲子園常連校相手に常にリードを保っての試合。勢いのある勝ち方が素晴らしい。
例年、県勢は一回戦敗退が多いがこの勢いを保って是非優勝を目指して欲しい。
昨日は崎では花火大会。産付の甲子園出場を祝うかのようでまことに晴れがましいものだった。ウィッチはBSで鑑賞。新しくした65インチのテレビはやっぱり迫力があって良いな。音はどうにもならないけれど。

オーディオは、大きな動きは無し。中音域を少し弄ったところだがそうするとちょっと耳痛い感じもあって元に戻して原因追及。まだ原因ははっきりせずといったところ。

今週24日は土用の丑の日。うなぎを食すと良いと言われる日であったが、間に合わず。それでもお店で食べようという事になり、金曜日の夜にすっかりやる気ならぬ”うな気(うなぎを食べる気)満々でお腹を空かせて出かけた。が、臨時休業。うなぎはお預け。トホホ(泣く)